──時間は人にとって最もやさしくて残酷なもの ──深く傷ついた心を癒してくれるかわりに、あなたへの想いを移ろわせて行く

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君が望む永遠 ~Latest Edition~ 感想
ジャンル:多重恋愛AVG(公式指定)

ファ!?


ちょっと女の子と多重恋愛してくるわwwwwwwwwwwww


■シナリオ

●一章

孝之と慎二の取り留めのない会話から始まり、至って普通の学園生活が描かれている
三年生から水月も二人の輪に加わり、会話は益々弾んでいく
しばらく三人での生活が続いたが、水月が親友の遙を迎え入れてから四人での行動が多くなる
遙の登場からすぐに気付く人が多いだろうが、水月は明らかに孝之と遙を親密にさせようしている
欅町での夏祭りの時に孝之と遙を二人にして自分が慎二と歩いたのも全ては計算尽くだった


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そしてまさかの早すぎる告白wwwwwwwww

エロゲやっててここまで告白が早いヒロインは初めて見たかもしれんwwwww
ゲーム開始してからまだ全然経ってないのに唐突で草生えた

ヒロインとの出会いからあれこれと体験してその果てに気持ちが通じ合うのが一般的だから予想外でしたねw
ただこれはあくまでプレイヤー視点での時系列であって、遙は一年生の時から孝之のことを知っていて遠くから見ていたので実際は2年越しの恋ということになる
奥手な遙は孝之への恋慕を伝える機会に恵まれなかったので水月がセッティングした
白陵の例の丘は恋愛成就と言われているけどマブラヴでも同じでしたね
私はプレイする順序が遡行しているので、様々な共通点を見つけるのに楽しみを見出だせました
それにしても「丘の樹の下で告白とかときメモかよwwwww」って思わず呟いてしまいましたw
ときメモ自体はプレイしたことないのですが、あの樹はあまりにも有名なので君望もそれをリスペクトしているのかなぁ、と嫌でも考えさせられるw


孝之は遙の告白にOKを出したがそれは彼女に好意を抱いたわけではなく、"悲しませたくなかったから"であった
まだ出会って間もないのに好きという気持ちが芽生えるはずがない
ここで孝之も遙のことが好きでお互いがイチャラブしていく展開になったら三流ラブコメとして非難していたんですが、それは回避されたので嬉しかったです
付き合い始めることになった二人だが、彼氏彼女の関係とは程遠くただの知人のようにしか見えない
孝之の遙に対する態度があまりにも他人行儀過ぎるのは明らかである
彼の脳裏にあったのは遙と付き合うことで『水月、慎二との関係が壊れてしまうかもしれない』という恐怖だった
つまり"遙よりも三人の居心地の良さを優先"したことになる
仲間になるのが遅かったのもあるが、遙の控え目な性格が孝之には馴染みにくかったのだろう
この時点で遙はまだ溶け込めてない感が否めませんね
そこで助け舟を出してくれたのはやっぱり水月
遙がこれまでどういう目で孝之を見てきたかや人間性を説明する
彼女がどれだけ自分に真摯に向き合い、またどれだけ自分が軽視していたかを思い知ることになる
今度は自ら遙に思いを伝え了承を得ることに成功する
二度目の告白というのは想定していなかったので新鮮に感じられましたね
これが序盤に告白することのメリットなのかもしれません
過程を得てからだと成功率は格段に跳ね上がります
互いの為人は勿論、今迄築き上げてきた信頼が願望を裏切らない
日が浅いと両者の間には結実したものがありませんからね
言わば遙の突然の告白は歩み寄ろうとしていたところに降ってきた災難だったのかもしれません
しかし水月や慎二の力があったからマイナスをプラスに変換出来た
君望の魅力の一つは四人の信頼関係の厚さにあります

このイベント以降、孝之と遙は昵懇の仲となりいざこざは起こる気配は全くない
反面、今度は水月が不安定になっていく
急に見知らぬ男と一緒にいることが多くなるが本人は楽しそうに見えない
上の空で心ここにあらずといった具合である
孝之や慎二との会話にも覇気が無くなっていく
さて、ここの水月の心情については考察の余地があるので少し考えを巡らせてみる
見ていればすぐわかるが、水月はどう見ても孝之に気があるんですよね
でも条件として、"絶対に孝之に好意があることを気取られてはならない"
第一に孝之は遙と付き合ってるし、斡旋したのが自分だからである
今更「好きです」なんて言って出ていこうものなら笑い者も良い所だ
それならば図々しくはなるが、遙よりも先に孝之に告白していればよかったのだ(WA2の雪菜みたいに)
無論、遙が孝之を好きではない、またはそのことを知らなかったら孝之と水月は簡単にゴールインしていたでしょうね
遙が孝之を想い気持ちの強さの方が自分よりも上だと思ったからこそ協力した
日数も影響しているでしょうね
流石に二年となると長いですから……
では何故水月は孝之と遙が付き合ったのに、好きでもない男と行動を共にしていたのか?
真意を知る者は水月本人だけでしょうが、私には彼女が『自分が他の男と付き合ったら孝之がどういう反応をするか確かめたかった』ように思える
孝之のリアクションを見て、自分への想いの尺度にしようとしたのではないだろうか
結果的に孝之は水月の心配をしてくれたから彼女にとっては嬉しかっただろう
彼氏面をしていたと思われる男とは付き合ってなかったのであっさり縁を切れたし、この辺りも水月の計算高さなのかもね
これを機に水月の憂鬱は晴れ、四人の結束力はより強固なものとなる

そして運命の8月27日

遙が予てより切望していた『マヤウルのおくりもの』という絵本
橘町の古本屋で偶然にも見つけた孝之は有頂天になっていたがそこへ水月が現れる
「誕生日だから何か買って」とせがんできた水月に渋々ながらも指輪を買ってあげた
心底嬉しそうな彼女を尻目に別れるが、この後柊町で遙と絵本絵画展に行く約束していた
予定より15分遅れてしまったが、このたった15分が最悪の展開を引き起こしてしまう






やめてくれよ……(絶望)





もうさぁ、ホント勘弁してよねこういうのwwwwwwwwwwww
女の子が痛ましい姿になるのはまりもちゃんで懲りてんだよぉおおおおおおおおおーーーー!!!!

一章から二章への移り変わりに主題歌の『Rumbling Hearts』と共にOPが挿入されるのですが、何回見てもこの入り方は神懸ってますね


君望最大の分岐点にして原点とも言える場所なので自分なりに掘り下げましょう
全てはここから始まると言っても過言ではない
ありきたりだけど悪者探しでもしてみますか


・遙・・・全く悪くない

孝之と待ち合わせをしていただけなので彼女は単なる被害者
道理的にみても落ち度は全然ない


・水月・・・悪く"は"ない

水月の行動をどう捉えるかで今後、彼女を見る目が変わりそうですね
孝之が遙とデートするために急いでいたことは知っていた
それを承知の上で孝之に誕生日プレゼントを強請った
一見これだけで考えると悪く見えるが、果たして遙があんな事故に巻き込まれると誰が知っていただろうか?
水月からすれば「この後遙と楽しむんだろうなー」程度の気持ちしかなかったに違いない
ここの彼女への印象はプレイヤーによって変わりそうだから興味ある


・孝之・・・悪く"は"ない

よくよく考えてみれば彼女がいるのに他の女にプレゼントする事自体が異常じゃないか?w
現実だったら彼女が許してくれないよなw
まぁ創作物であることと、水月は大切な親友だから目を瞑ろう
孝之にとっても遙が事故に遭うことは意想外でこの点に於いては水月と同じ
真に彼を苛むのは「自分があの時、遅刻をしなければ――」という後悔の念
しかしそのためには水月の誘いを断らねばならなかった
親友の誕生日に何もしてやれないのは悪いと思った、だがそれ故に遙が事故に巻き込まれた


このね、ジレンマが最高なんですよ

遙、水月、孝之の三角関係が明確に構築されたのはここなんです
タシロハヤトの執筆に唸らされます


・加害者・・・悪い

議論の余地はないですね
一番の悪は間違いなく車の運転手です
これは揺るぎようのない事実
けれども本作品では加害者は一切出てきません
男性なのか女性なのか、はたまた年齢はどれくらいなのかもわかりません
確定している情報といえば、免許が取れるのは法律で18歳以上と決まっていますから、18歳以上の人間であるということだけ
加害者を登場させることで物語を盛り上げていくのかと思ったが、そうならなかった理由は三章でモトコが解説してくれているので一旦保留しておく

取り敢えず8月27日に起きた事故について三人を取り巻く環境は大まかにこんな感じ
これらを整理した上で二章へと移る


●二章

物語は三年後へと移行
遙は命こそ無事だったものの事故から今日に至るまでずっと昏睡状態、その間に紆余曲折あって孝之と水月は恋人になる
また孝之は白陵大への進学を諦め、水月は水泳への夢を閉ざした
孝之はすかいてんぷるでアルバイト生活、水月は会社員として勤めている
マブラヴでのすかてんは本当に少ししか出番がなかったんですが、君望ではメインになっていたのですね
慎二は当初の予定通り白陵大へ進学して現在大学生となっている
時間の経過が物語に起伏を齎しました
正直、学生生活がメインの一章より先が読めない二章の方が断然面白い
環境に揉まれながらも生き足掻く登場人物達の人間ドラマを見事に構築出来ている


章単位で分かれているのでもっと続いていくのかと思っていたが二章で打ち止め
二章で全ヒロインが出揃い、各個別ルートが解放される
選択肢は一章からあるけど一章の選択肢は二章のルートには影響しないので気にしなくてもいい
選んだ選択によってちょっとだけ展開が変わるだけで最終的には遙の事故に収斂する
とにかくEDの数が多いので悩んだが、毎度の如く順位付けしてみよう


水月>>>>>あゆ茜(妊娠)まゆ愛美(純愛)>>>水月(奴隷)茜バッド(遙隠し妻)茜バッド(茜昏睡)水月(犬)水月バッド(水月妊娠)あゆバッドまゆバッド>>>文緒バッド>>>>>>>>>>>>>>愛美


★水月

全シナリオ中、別格の完成度でしたね
水月の通常エンドは遙エンドと共通している部分が多く、半分以上が遙ルートと言っても差し支えない
それだけ二人は密接に関わっているということでもある
明確に分岐するのは遙が二度目の意識を取り戻してからになる
「孝之と水月は付き合っているか?」の問いに肯定で返すか無言を貫くかで変わる
自分達が恋仲であることを遙に"いつか"は伝えなければいけないとは思っていたがそのタイミングを掴むことが出来ず、お互い遙に後ろめたい想いを抱いていた
自分達が言いにくかったところへ遙が助け舟を出した形になりましたね
水月はいつまで経っても孝之が答えを出さないから不安で仕方なかったのです
そうなってしまったのはもう半ば目覚めることを諦めていた遙が三年経って目覚めたからである
加えて、遙が孝之への気持ちを当時のまま持ち続けていることが最たる原因でした
この状況で遙に水月と付き合っていると口頭で伝えるのにはかなりの勇気がいる
自分だったらどうするか? と考えた時、強烈な言いづらさや躊躇を覚える
よって遙から切り出してくれたのは天の助けでもあったでしょう
勿論遙もこのことを聞くのに相当の覚悟が必要だったのは言うまでもありません

水月ルートがNo.1なのは認めていますが、真に素晴らしいのは

"水月ルートの遙"

なんです

遙は他のルートでもリハビリをしていることはわかるんですが、文字だけで処理されてしまっています
しかし水月ルートでは唯一、克明に描かれている
一枚絵も用意されているし真剣に取り組む姿に胸を痛めたプレイヤーは多いだろう
普段、皆の前では弱音を吐かない遙が人知れずこっそりと愚痴を零すシーンは感極まりました


どうして遙にここまで肩入れしてしまうのか?

それは三角関係特有の結ばれない方のヒロインだからですね
幸せになれないことがわかっているからこそ彼女の視点で物事を考えてしまう
孝之と結ばれたのならまだ救いはある
でもそれ以外の結末を迎えたとしたら――


遙はただ事故にあって三年間をふいにしただけですよ

こんな苦痛耐えられますか?
理不尽としか言いようがありませんよね
大損もいいところです
だから私の遙ルート以外での彼女の評価は相対的に見て高いです

論理的に考えていくと茜が憤激する理由もこれでわかってきますね
徒に時間と肉体退化の経過を間近で見てきた茜は孝之が遙以外の女性と契ることを許せない
遙にとって不二の救済は孝之と結ばれることだけである
そうでなければ奪われ続けただけになるからだ
茜は水月にもかなり辛く当たっているが彼女は耐えている
個別でもっとはっきりするけど密かに茜も孝之に好意を寄せていた
となると本来、茜に水月を批判する権利はないんですよね
孝之が絶望していた時期に水月が側にいなかったらその枠に納まっていたのは茜だったかもしれないのですから
着眼点が良さが光る部分でした


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遙くん激おこやぞ

お約束とも言える、遙と水月の本音のぶつけ合いもきちんと用意されているのも嬉しい
遙が激情を吐露したのは後にも先にもここだけでしたね
場が剣呑に支配されたが、水月に我慢していた本心を言えたのは良かったかもしれない
後半はちょっと言い過ぎだと思ったがw
三角関係というのはそれぞれの関係性を秘匿したり、あやふやにしているからこそ生まれるものである
全員がストレートに感情をぶち撒けあえる間柄ならば形成されはしない
疚しい事があって真意を伝え損ね、その積み重ねが二股を形成していく

孝之と水月の現況は遙に知られてしまったわけだから、これからをどうするかを決めるしかない
然れど「三年前と変わらず仲良くやっていきましょうね♪」とはいかない
言い方は悪いが遙にとっても水月にとっても相手が恋敵である事には変わらないのである
どういう成り行きであれ決着したのならば双方顔を合わせ辛くなるのは必定
人によっては二度と会いたくないでしょうね
海岸で遙が孝之に別れ話を持ち出した時、『マヤウルのおくりもの』のシナリオと被り過ぎていたのが何とも叙情的な雰囲気を醸し出している

"遙と孝之の出会いの本だからこそ
別れが相応しい"


これが遙ルートでは演出出来ない水月ルートの良さなんですよね
不可抗力だったけれど最後に軽いキスをしたのも別離の意味合いが強かったように思える
遙には名残惜しさがあっただろうね


そして水月ルート最後の見せ場である『ほんとうのたからもの』
滅茶苦茶憎い表現をしているので3回ほど見返しました
どれだけ時間が経ったかはわからないが、孝之が就職して会社員として働いているし茜がオリンピックに出場しているので五年くらいと推定しています
インタビューでは水月の事を尊敬している風に語っている
一時期の罵倒は茜の中で昇華され、良い記憶となって刻まれたようですね
水月は赦されたということです

一方、遙は絵本作家になる夢を叶えていた




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著者名:"むらかみ はるか"


どう考えても村上春樹wwwwwwwwwwwwwwwwwww
よもやエピローグでネタを仕込んでくるとは思いませんでしたwwwww
一文字違いなので完全に同じではないが、むらかみって名字の時点で狙ってる感がひしひしと伝わってくるwww
平仮名表記にしてあるのがまだ良心的ですねw


絵本の内容は遙の現在の心境を如実に現している
四人の登場人物のうち三人は特定出来ないが(孝之、水月、慎二であることは確定している)、ハルは名前からしても行動からしても遙であることが容易にわかる

▲この き はみんなのたからもの

比喩表現を使っていますが、これは"友情"と解釈するとわかりやすいですね
その後木に生った実の取り合いで友情が壊れてしまったという暗喩が続く
一人残されたハルは成長して大きくなった木の実を見て、"ほんとうのたからもの"に気付く

では"ほんとうのたからもの"とは何だったのか?

私は2パターン思いつきました

1.通った心と器

通った心というのは友情と同義です
残念ながら気持ちがどれだけ募ろうが伝える人間がいなければ意味を成しません
ハルは「あいたいよ」と何度も呟いています
それはヒトとしての器がなければ成立しないものである
だからといって見ず知らずの人間がいればいいわけでもない
事情を知らない者がハルに触れたところで親密性を感じられないからだ
心と体は常に連結していなければならない
そうすることで認識された個が確立するからである
孝之達とは疎遠になってしまったが、会うことさえ出来ればいつでもやり直せるということ
人間関係は離別することもあれば修復も可能だからである
だがそのためには人間同士が膝を突き合わせなければスタートラインに立つことすら出来ない
面と向き合って語ることが枢要だと示唆している


2.時間

こちらは1よりも説得力が低いのと他力本願なのであまり有力とはいえない
木の実の成長を見て最も大事なものに気づけたハルは刻の経過を感じたはず
であるならば、君望の副題となっている時間の魔力が解決してくれることに身を委ねるのも一つの結論なのではないだろうか?
但し、作中のハルは積極的に動かずに待つしか選択肢がない
けれども筆者である遙はこの本を出版することで孝之達にメッセージを投げかけている
「あいたいよ」は他意のない純度100%であることは疑いようもない
刻が経たことで遙の心は全てを受け入れる準備が出来たということだろう
しかしながら"ほんとうのたからもの"は何を指すのか? の命題と照らし合わせてみると、時間という回答は不適切に思える
どうしても硬さや冷たい印象を受けてしまうからだ
故に情緒を思わせるものでなければならない
人情味のある1の方を私は推したい


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ラストの絵柄が四人の再会を表しているので遙の祈りが通じたと信じたい


★茜

多重恋愛と銘打たれているため、遙以外と交際する事自体が不義理になるのだが、別けても茜ルートは二人が他ヒロインよりも肩身の狭い想いを味わうルートだと思っています
先ず遙の妹であること
遙に対して申し訳が立たないのは当たり前だが、それ以上に辛いのが涼宮家の両親にどうやって弁解するかである
さらにあれだけ水月のことを詰っておきながら結局は自分も水月と同じ道を歩んでいたこと
"諸刃の剣"という言葉が綺麗に刺さるのが茜ルート全般に共通しています

最初の過ちは茜が高熱を出したのに遙の見舞いに無理をして来た時でしたね
病院で風邪と診断された茜はそのまま一室を借りて眠ることになる
孝之は善意で茜の看病をするが、彼女の態度は風邪のせいもあるが平時と比べると大人しい
茜の風邪が完治すると今度は孝之が茜の風邪を貰ってしまい発熱する
茜は責任を感じて孝之に付き添うことになる
地味ではあるこういった積み重ねが男女の仲を深めていく
風邪イベントが二人の距離をかなり縮めたといってもいいでしょう

平穏が崩壊するのは茜が選んだバラの花を水月が遙に渡したことですね
茜は孝之が手渡すものだと確信していただけに愕然としていた
これを機に遙を皆で騙していることに耐えられなくなった茜は溜まった鬱憤を洗い浚い吐いてしまう
しかもその矛先が遙だったのは意外でしたね
常識的に考えればただの被害者である遙に非は一欠片もないのだが、三年経っているのに状況把握能力に乏しい彼女に苛立ちを覚えてしまった
姉の容態を一番身近で見てきた茜だからこそ言う権利はあるが、同時に堪えられなかったところに年相応の未熟さを感じますね
一向に好転しない状況に嫌気が差すのは遙と関わりのある人間に誰しもが思うことだ
だからこそ孝之も水月も懊悩している
皆が我慢している中、茜だけが言いたいことを喋るのは筋道が通らない
だが茜の発言によって転機が訪れたのも事実
このままでは誰もが雁字搦めになって動けなかったからである

そのすぐ後に遙は再び昏睡
茜にとってはこれが辛い心の傷となる
酷い事を言って謝る前に遙は眠りについてしまった
生真面目な茜は「自分があんなことを言ってしまったから」と紐付けてしまう
遙の昏睡に茜の罵倒が関係あったのかどうかはわからないが、精神的な不安は遙にあったことは間違いない
孝之は自分を責め続ける茜を慰めるのだが、茜にとってはこれさえもダメージとなってしまう


孝之が茜を慰藉する茜はその優しさを扱いかねる(肯定)一層孝之との距離が縮まり遙に罪悪感を持つ→繰り返し
                      ↓                   ↑
                     (拒否)→茜が受諾するまで孝之は慰める



茜ルートはこのループに延々と囚われる事になる
見事なロジックですよね
こうなるとどう足掻いても孝之の厚意を受け取らざるを得なくなり、茜は身動きが取れなくなる
ただ茜の理性は尋常じゃなく、粘り強く抵抗している


「やさしくしないでください」

茜は事ある毎に優しくするなと孝之に言うのですが、内心では嬉しく思っている
好きという感情は理性ではコントロール出来ないからである
そんなやりとりを繰り返しているうちに遙が二度目の覚醒をし、認識能力が正常な状態で回復する
このまま隠し通すことに耐えられなくなった茜は思い切って遙に孝之への好意を伝えるが、酷くショックを受けているようだった

まさか妹に彼氏を盗られるとは思うまいよwwwwwwwwww

遙は茜が病室から出ていった後に泣き崩れてしまうのですが、あまりにも不憫でプレイしている私ですら心的ダメージがリアルに伝わってくるほどであった
ここでも遙の報われなさが際立っていましたね
孝之も茜の痛々しさを見ているうちに徐々にだが心変わりが起きていて茜を好きになっていた
正確に言うと茜を放っておくことは出来なかった中で萌芽した恋というべきか
たぶん放置してたら潰れてしまったと思うんですよね

水月との関係は茜ルートでは自然消滅に近い形態を取っている
比較的穏やかで「来るべき時が来たか……」といった具合である
何故そうなったかは水月と茜が似たポジションで孝之を支えていたからだろう
孝之が落魄していた時期を間近で見ていた水月だからこそ茜の真剣な想いを感じたに違いない
茜みたいなタイプはガードは硬いけど、箍が外れたら一直線というわかりやすい性格だからね

両想いになったのなら残された試練は一つ
遙に二人の関係を認めさせること
他のヒロインの場合はどこかへ雲隠れするなりすればどうにもでもなるんだが茜だけはそうはいかない
遙とは血縁関係である上にまだ独り立ちしていないから、茜と付き合う=遙と会うことになるのです
茜は孝之と一緒に報告しにいくつもりだったが孝之は先行して遙に会いに行く
遙はどうにかして孝之との絆を繋ぎ止めようと必死に懇願するが孝之は拒絶の意を示す
孝之が一足先に遙に会ったことで茜の心は随分和らぎましたね
二人で同時に行ったら茜が罪の意識に耐えられなかったと思う
エピローグでは遙と茜が抱き合う一枚絵がありますが、寛大なお姉ちゃんで良かったね
これでまた遙の株が上がってしまいました

どれだけ彼女を傷付ければ気が済むんだよ!! このゲーム!! もっと遙を労れ!!
遙が可哀想であればあるほど輝くとは、なんて皮肉なシナリオなんだ……



★遙

正妻パワー!、なんて言ったら変だけど三年越しの想いが通じたエンディングでした
目覚めなかったら水月と結婚していたのは間違いない
水月と恋人になってからは遙から発せられる重責が和らいでいた
彼女との関係はもう揺らぐことはない段階にまで来ていたが、それはあくまで遙の昏睡状態が続いている時限定
意識を取り戻したのなら二人の間柄には簡単に亀裂が入る
それだけ遙の存在は巨大であることが窺える

水月との交際を言えずにずるずる引き摺っていくと遙ルートに辿り着く
選択肢の制限は緩いので一番入りやすいと思う
孝之の想いが遙へ向き始めると水月が慎二に抱かれるというイベントが発生する
水月が欲するは安寧
水月と遙が孝之と過ごした時間は同じではなく、水月の方が圧倒的に多い
彼女の立場で考えるなら「今更……」と思うのは当たり前なのだが、遙の事故がなければ孝之と恋仲にはなれなかった
それをわかっているから水月は孝之に対して強くは当たらない
だが水月が辛抱しているのを良い事に孝之は遙との関係を見つめ直す
長引けば長引くほど遙への思慕は濃くなっていき、水月との距離を短期間で詰めた
水月にとっては孝之がどっちつかずの宙ぶらりんになっているのが何より辛いんですよね
故にあの手この手を使って孝之の気持ちを自分に引き寄せようとする
慎二と同衾したのは寂寞を打ち消すためであったのは確かだが、裏には他の男に抱かれた自分を孝之がどうみるかの打算もあったように思える
不安定な水月を放っておけば他の男に抱かれる可能性があると憂虞した慎二は、義務感に近い形で水月と性交渉をした
ここの孝之と慎二の対立も多重関係の妙味を感じられる部分ですね
四人は親友である括りだからこそ出来る展開だと思います
危うくなった水月を助けるためだったとはいえ、彼氏の孝之に内緒でセックスした慎二は悪い
でも彼女を自暴自棄にさせるまで手を拱いていた孝之も当然悪い
慎二は三角関係の当事者ではないので四人の中で自由に動けるし、視野を広く持てるんですよね
付け加えて彼は現実重視なので孝之X遙よりも、孝之X水月を応援している
とどのつまり水月の味方

遙の父親である宗一郎が言った言葉はとても痛切に感じた
いつ目覚めるかわからない遙の側に居続けるよりは、今の生活を大切にしてほしい
一年間、遙のために病院に通い続けた孝之にとって重い台詞でした
今の人生を優先する=水月と人生を歩む、ということなんですよね
現実を見ろってことです
私が水月ルートを一番に決定付けた大きな要因はリアリティがあったからです
遙と結ばれるのはどこかドラマチックと言いますか、空想的に感じるのです(「そもそも君望が創作物じゃねーか!!」ってツッコミはここでは御容赦願いますw)
遙本人からも、私よりも水月との今を紡いでいってほしいと言われている
まぁ遙の人格だと遠慮するに決まってますけどね
周囲に溢れている現実的な声を振り切って漸く遙と結ばれるのです
因みに茜は遙の守護者なので他ルートに比べると孝之に対する言動が穏やかです
孝之と遙が再び恋人になるのを誰より願っていたのが茜でしたからね
母親の薫は茜ほどではないが、孝之と遙の将来を願っていました

水月は最後まで孝之の事を諦めなかったが胸中では終焉を感じていたはずである
遙と会う度に孝之の心は三年目前に逆戻りしていたからだ
別れ際に口喧嘩もなく、あっさり孝之との関係は終わってしまった
然れども水月の内面はそう簡単には出来ていませんでしたね
遙の退院祝いに皆の前に顔を出さず、携帯でのやり取りで終わらせたこと
孝之に買って貰った指輪をまだ処分出来てないこと


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遙ルートで最も和むのはエピローグ後の新たに撮影した四人の写真ですね
幾月、幾年経ったのかはわかりませんが、別れた水月が帰ってきたということは吹っ切れたと捉えていいでしょう

"真に注目すべきは遙の左手薬指にある指輪"です
水月にとって掛け替えのない貴重品でした
この指輪に宿っているのは水月の立ち位置で考えると親愛と罪業が綯い交ぜになったものだと私は考えています
決して喜びの意味だけではこの指輪を嵌めてはいなかったでしょう
自分が孝之にこの指輪を買わせたこと、それ即ち遙への背徳になったはず
複雑な想いが込められた指輪を遙に譲渡したのは、孝之への未練を断ち切ったと同時に遙へ託したと解釈するのがしっくりくる

遙ルートにはモトコさんが放つ、君望最大にして最強の名台詞があるのですが、それは恒例の項目で書きます


★あゆ

あゆのルートはまゆのルートとそこそこ共通
メインがすかてんになるので職場仲間であるまゆとは一緒にいる機会が多い
孝之は鈍感だから初めは気が付いてないけど、彼女は罵倒の裏に素直な気持ちが隠れている
また日常的な言葉の応酬に中に恋心を潜ませていて、本当はそれを察するか汲み取ってほしいと思っているのだが大概いつも喧嘩腰な態度で終わってしまう
二人の会話は馴れ合いとしての意味が強く、それ以上に発展することはないと思われたがあゆが口火を切りましたね
まだ仕事に慣れないまゆがあゆに料理をぶっ掛けてしまった折に起こりました
悪気はなかったと思うのですが、反射的にまゆを突き飛ばしてしまいます
それだけならまだ良かったけれど、孝之がまゆを庇ったのが決定的になってしまいました
第三者視点から見ても孝之がまゆに甘い事はわかっていました
あゆ目線では自分にはまず向けられない愛情のようなものを感じていたのでしょうね
仕事を完璧に熟せるあゆはまゆと違って教えることは何もない
それは彼女が優秀である証なんですが、逆に足枷となって孝之との進展を妨げていた
まゆには悪いがあゆにとってこのイベントは良い契機となりましたね
とりあえずまゆに謝罪するという流れになったはいいが、あゆルートでは思いの外遅れてしまう

いつもとは違うあゆが気掛かりで孝之が訳を聞き出そうとすると、彼女の本心が垣間見える
ほとんど嫉妬心に近いものだったが、あゆの気持ちは仕事通じて孝之へ向けられていた
遊園地へ誘った際に本音が聞けました
孝之に対して『好き』という言葉は使わなかったのが彼女なりのプライドの高さを表していて好感
でも意図はきちんと伝わる言い回しをしていた
人を好きになるのは理屈じゃない、そんなことを言っておきながらあゆの告白を保留する孝之
この時点では遙と水月に対する気持ちの整理が出来ていないから仕方がないんだが、あゆとしては悲しかったでしょうねぇ……
泣いていましたから
孝之はあゆといると遙、水月の板挟み状態よりは精神的に楽になっている

遙、水月、茜の三人は君望ではしがらみに囚われまくっているヒロイン達であり、この三人の何れかとくっつこうとすると他の二人が必ず付随してくるんですね
もう言わずもがなではありますが、三人は遙の事故に関わりがあるからです
だが他ヒロインにとっては対岸の火事であるため、孝之には"逃げ道"が出来る
端的に言うと寄りかかりやすい上に背負い込んで対面する必要がないのである
利点と言ったら悪いかもしれんが多少気が休まるだろう

あゆは大空寺財閥の令嬢であることが判明してからは家とのいざこざ――になるかと思われたがそうはならなかった
あゆルートの惜しいところがここでしたね
折角、お家騒動が起こると思っていたんですが、そこまで話が膨らまず「なんとかする」の一言だけで済ませてしまったのが悔やまれてならない

孝之があゆとの将来を誓うのならば、財閥との対立(主に父の真龍)は避けられないはずなのに忽せにされてしまった感がある
比較対象として適当なのがマブラヴの冥夜ルートといえるでしょう
同じ大財閥の娘なので類似性を見出だせる
あゆのルートをもう少し丁寧に作ったのが冥夜のシナリオだと思います
向こうは企業の話がしっかり絡んでますからね
そういう意味では前作である君望のあゆルートは教訓となったのかもしれません

あゆ個別で魅了される箇所と言ったらやはり水月との直接対決でしょう!
ここのあゆが水月に吐いた名言ラッシュがあまりにも恰好良すぎて3回は見ましたw

台辞が引き立ったのには彼女が遙、水月、茜とは関係ない観点での物言いだったのもあるでしょう
三人は知らず知らずのうちにそれぞれの立場を慮った喋り方になるが、あゆは込み入った事情とは無関係なのでナチュラルな発言が出来るのです
孝之の現環境を怜悧に分析し、その上で筋道の立った理論を提示した
直接対決と書きましたがほとんど一方的にあゆが言い負かして終わったといった方が正しい
それだけ彼女の言論には説得力があった
実は水月に言った言葉の全てが自分に対してだったというのも称賛しなければならない

愛に見返りを求めてはいけない

打算的になった時点で情愛は贋物になるのだ
孝之と水月の今の結び付きはあゆにとっては唾棄すべきものに等しかった
でもそれは嘗て己が父親に求めたものと同じだったのである

水月に自分の醜さを感じたいうべきか
だからこそ憤怒したのだろう

息を呑むほど素晴らしいあゆ様の言動に震えてください
あゆルート屈指の名シーンです


水月との繋がりはあゆが対峙して一刀両断したから良かったが、遙は病院にいるのでそうもいかない
孝之は未だ遙への想いを捨てきれていない
いつまでもなよなよしている孝之にあゆは信じられない強硬手段に出ましたねw
孝之が出かけた隙に遙と関連付けられるもの全部を部屋から捨て去りました
『マヤウルのおくりもの』然り、四人で撮った写真然り
これぞ鬱屈からの解放といえるでしょう
行動的なあゆだからこそ出来た技
孝之は最初激怒したけどすぐに我を取り戻した
無くなったものは取り返せないと頭で理解すると途端にどうでもよくなったりする
大変なのは物を手放すまでの勇気なんですよね
売却したり捨てるのが苦手な私はあゆの行動力に度肝を抜かれました
遙との因果を断絶させるにはこれが一番良かったのだと思います
『マヤウルのおくりもの』が手元にあるのは実質遙が側にいるようなものだからね


★茜(妊娠)

孝之への好意が徐々に表面化していく過程は同じだが、明確に違うのは早い段階で遙と性行為に及んでしまうところですね
一度目に起きた時に遙を抱いてしまったことが大きな過ちとなる
その後、孝之は段々茜へと惹かれていくが二人の関係はより屈折したものとなっている
想定外の展開として"遙の妊娠"が挙げられる
病室で情事の折、中出しを決めてしまったため着床してしまった
モトコから衝撃の事実を聞かされ、孝之は目の前が真っ暗になるが事態は刻一刻と進行していく
追い打ちを掛けるのが遙の昏睡状態
本人の意志を問おうにもうんともすんとも言えない状況なので孝之と茜の判断に委任された

遙が妊娠したこと自体への評価は高いです
抜きゲー以外のエロゲは主人公がヒロインに膣内発射をしまくっているのにも拘わらず、懐胎しないケースがごまんとあります
「お前種無しかよ!」と思わず口にしてしまうこともちらほら
ゲームだからあまり深く突っ込むところではないのかもしれませんが、君望は懐妊するシナリオもちゃんと用意されているので現実味があるんですよね


中絶という手段を取ったのも私を驚かせてくれました
物凄くリアルでしたね
衝動的な性交してしまったために本来生まれるはずだった命が失われたのです
その上で茜との子を設けた孝之
命の尊さ、間接的にではあるが新しい宝を殺したという業を胸に刻んで生きてゆく
妊娠ルートでは遙が最後まで目覚めない
彼女にとっては地獄のような展開といえる


当初、成長して遙から生まれた子供を孝之と茜で育てていくのかと思いっきり読み違いをしていましたw
そんな温い思考を綺麗さっぱり吹き飛ばしてくれたので驚嘆した


このルートは水月が珍しく遙に毒を吐いているので記憶に残っている


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水月ちゃん、それだけは言ってはいけない
遙には損失しかないんだ
遙の朋友である水月にここまで言わせてしまうのは孝之の浮ついた立ち回りのせいだろうが、それでも言って良い事と悪い事の選別はしてほしかったな

彼氏にこんなことを言ってしまった手前、水月は居たたまれなくなって孝之と破局する


★まゆ

同僚として働くことになってからまゆと接する頻度は上がったが、あゆに比べるとまだまだ少ない
何だかんだで面倒見の良い孝之はまゆの失態の尻拭いを何度もしてあげる
まゆ視線では孝之が頼りになる兄のように感じたようで憧憬を抱き始める
兄を交通事故で無くしているまゆは孝之と実兄を被せて見ていた

まゆルートは彼女が孝之に一生懸命アピールする姿がいじらしい
慕情に気付いてもらうために仕事を張り切り始めるまゆだが、生来の鈍臭さが災いしてテキパキ仕事を捌けない
孝之は「玉野さんにはまだ早い」と制するも、まゆは押し切ってやめようとはしない
幾度となく挑戦するけど事が上手く運ばず悄然とするまゆに孝之は尚も同じ態度を取り続ける
二人を観察していたあゆは孝之を叱咤するが本質に気付かない
終いには飽きられられてため息まで吐かれる始末
まゆは頑張りを認めて欲しかったんですよね
ここで肝要なのは仕事の巧拙ではなく姿勢です
想いの伝達方法って人それぞれだって考えさせられますね
寝不足で倒れるまで耐えて打ち込むのは何故か?
直向きな想いを察するのに結構時間が掛かっていた
孝之は妙に鋭いと感じさせるところもあるんですが、まゆに関してはやたら鈍かったと思うw
あゆが上手にサポートしてくれていたから良かったものの、孝之だけだともっと遅かったかもしれない

水月と遙の間に揺られているうちにまゆといることに安心感を覚えてしまった孝之
水月は会う度に窘めてくるが、孝之の態度は常に豆腐に鎹
いい加減愛想が尽きた水月は自分から言いたいことだけ言って孝之と別れる
水月の態度が冷淡なのがまゆルートの特徴ですね
そりゃ遙、水月のどちらにも気がないのなら「お前の気持ちはどこにあるんだ?」と聞きたくもなります

遙を全面的に支援し、ナイト的な役回りを演じている
水月が孝之と別れたことを遙に伝えると遙との関係も消滅していく
遙に対する恋愛感情が無いのがバレバレだったからだ

まゆの兄が交通事故にあったのはちょうど三年前
両親も車に同席していたため一緒に無くなっている
時期的に遙と被っているので、何らかの関連性があると推量してみたけど柊町の駅前ではなさそうですね
衝突したのはトラックと書かれているから多分別の場所でしょう


★愛美(純愛)

愛美は個別に入るのが最難関のキャラでした
クリア後もどういう選択肢を選べば突入出来るのかわかっていないw
試行錯誤をしまくってやっと入れた


愛美と孝之は白陵時代に面識があるはずなんだが、二章での孝之は愛美とは初対面であると錯覚している
遙の見舞いついでに病院で会ったり、すかてんでの勤務中に愛美が訪れたりすることで二人は話す回数が増えていく
偶さかの出会いから電話での会話、プライベートで飲むに至り、空気に飲まれてまぐわってしまう
孝之は愛美から発せられる慈悲深さに陶酔していました
愛美への依存度は本作でも抜きん出ており、一切合切を任せてしまってもいいなと思わせてしまうほどだった
彼女は基本的に否定をしないので孝之にとっては非常に都合の良い女となっていた

遙と水月への接し方も愛美が全部レクチャーしてくれた
相手が同性だから感性を掴み取りやすいのか、愛美の言う通りに動くだけで二人との仲は吃驚するほど良好になった
個人的に触れて欲しかったのは、愛美が孝之に伝授した方法は遙、水月にとって物凄く失礼だということでした
孝之自身が考えて二人を喜ばしたのならば彼の功績となるのだが、そこに愛美が介入してあれこれアドバイスしてしまったらそれはもう彼女の手柄にしかならない
残念なのは愛美がそれを無礼千万であると一ミリも考えていないことだった
自分のやること為すこと全てが三人のためになると思っていた
これって途轍もなく傲慢だと思いませんか?
それぞれに思い悩んでいることを外野の人間が操作しているのです
私は最後には愛美がここに行き着くと期待していたのですが、触れられなかったので少し勿体ないと感じています
たとえ最適解を用意して上手く事が運んだのだとしても、ちょっとお節介が過ぎると思った
結果的に愛美の所業は水月と遙にバレなかったのだが……(これも愛美の恐ろしい部分というべきか)

茜だけは紫のチューリップを遙に渡した時に怪しんでいたので流石だと思いましたね
女性の直感の鋭さを切実に感じた瞬間でした


遙と水月の想いを置き去りにしてどんどん愛美にのめり込んでいく孝之
本音は愛美も孝之に好かれたいと思っているが最後の一線は中々越えられない
愛美は絵に書いたような博愛主義者で皆が幸せになれることを望んでいる
孝之と自分がくっつくことで遙と水月、そこに関係する人達が悲しむことを避けたいのだ
「そんな上手い話があるわけないだろ!」と声を大にして言いたい
こういう考えを持つことそのものが驕っていると思う
誰かが幸せになったらその一方で不幸せになる人間がいる、これはもう世の真理と言ってもいいでしょう
愛美の思惟は言語道断と言わざるを得ないですね

均衡を打ち破ってくれたのが水月でした
孝之がおざなりな振る舞いで言い逃れしているのは結局どのルートでも変わらない
しかし愛美ルートでは水月に孝之が思いの丈を吐き出すのが見所
今迄そうしなかったのは水月には感謝と申し訳なく思う気持ちがあったからですね
でも愛美というあまりにも寛容な女性を知ってしまった
孝之は彼女と遙&水月を天秤に掛けた際、愛美と居ることに心地よさを感じてしまう
事故のしがらみの埒外にいるのは大きいでしょうね

水月との別れ方でダントツに良かったのが愛美(純愛)ルートでした
物分かりがとても良くて悟ったような優しさを別れ際に向けてくれる

他に好きな人が出来たことも察知していた
さらに遙へもそれとなく孝之が自分達以外の女を好きになったと伝えてくれる
会うことすら躊躇っていた孝之には助かったでしょうね
立つ鳥跡を濁さずとは言うが、如才無く物事を片付ける様は女としての格の違いを見せつけていたように思えます
水月の好感度が爆上がりする遣り取りでした


遙にはある程度時が流れてから手紙で謝罪文を送っているが、正直向こうにしてみれば余計なお世話だと思うw
なまじ他の女を選んだのであれば傷を抉るだけにしかならないし、茜にでも見られたら怒り狂いそうw


★蛍

何で貴方のルートがあるのよ!?www ただのモブじゃなかったの?www

と驚愕してしまいましたねw

まさかの個別ありでそれなりに長いし、割と頑張って作った感はあるがメインキャラに比べると順位は落ちますね
軽々しく「せっくすしましょう」と言ってきた時はただの尻軽か? と思っていましたが彼女なりの信念が宿っているとは予想だにしませんでした
先天性の心疾患を患っている蛍は寿命が長くない
健康な人とは歩める時間に隔たりがあるのである
自分が生きているうちに様々な出来事を体験しておきたいというのが本意だった
人生の長短を思案した時、切要なのは充実していたかどうかだと思う
長命であっても無為で退屈な生き方なら、短命でも遍満な生き様には劣るでしょう

それは他人が決める事ではなく、本人次第になるが少なくとも蛍は全うしたように思えました

人前では決して笑顔を絶やさない蛍の内情を知ってしまった孝之は彼女の強さを知る
小柄な肉体とは裏腹に心に秘めた信条に絆されていた
弱音を見せず病と戦っている場面に価値がありますね
脆い部分を晒して他人に心配されるのを回避していたのは恐れ入る

たった二文字の『好き』という言葉が憚られたのも蛍ルートのポイントですね
長く生きられないからこそ首っ丈にはなってほしくない

これはある意味保険のようなものですね
孝之が自分に向ける好意が浅ければ深く沈まずに済む
蛍はもう死期が迫っていることを感じていたんでしょうね
この辺りの遺漏のなさも彼女ならではといえるでしょう
とにかく周囲への配慮を絶やさないのが彼女らしい

僻地の療養施設に入ってから孝之との文通が始まるが、後で文緒が代筆していることが判明する
だいぶ前に蛍は属絋を迎えていた
個別ルートの文緒は「なんだかなぁ……(阿藤快)」と思わせる人相なんだが、蛍ルートでは良識的なんだよなw
本人も蛍は忌憚なく話せる相手だと言っていたからただの仕事仲間ってわけじゃない
孝之と一緒に墓参りにも来てくれるし、普段からこれくらいしっかりしてればいいのにねw
それだけ蛍の死が文緒に変化を与えたということでもある
孝之も蛍に感化されて医師になることを固く誓う

蛍ルートでは遙の動向にも注視したい
退院後の描写が少しだけ挿入されている
不思議なことに彼女は孝之が別の女性を好きになってもほぼ動揺しない
表面上だけなのかもしれないが、それにしてはいやに清々しい顔をしている



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器が広いと言った方がいいのか、きっぱりと諦めがついたのかはわからないが違和感があった
他のルートでは孝之との関係を終わらせまいと死に物狂いだっただけに、「お友達でいましょう」宣言は遙らしくない
憑き物が落ちたみたいな表情なので重さを感じませんでした
まぁ彼女にとっても孝之は引き摺らない方が良いのだが……w

白陵大に合格してからも友人関係は続いている
蛍は死亡しているので孝之が誰と結ばれるのか気になります
最愛の人がこの世にいないので生涯独身ってことも有り得るでしょうね


★水月(奴隷)

元々水月はHシーンが多いですが、こちらはさらにエロ特化となっております
慎二に抱かれた事に悔恨を感じている水月
全部を差し出そうとするのを孝之が受け入れると倒錯的なルートに入れます
水月は孝之中毒症みたいになってしまい、あらゆる要求を呑む
言いなりになり続ける彼女に孝之の欲求も益々激化していく
首輪までまで付けられるので心が支配されてしまっていますね

水月を思うままに扱いつつ、遙との関係もダラダラと続けて羽目になってしまっている
二人との関係は歪曲しまくっているものの、両手に花を味わえるルートでもあります
特に遙とのHシーンがインモラルで素晴らしく、おちんちんが反応してしまいました
多数ある水月との房事よりも遙とのたった一シーンの方が好み



★茜バッド(遙隠し妻)

遙には悪いが純愛している時の彼女より、他のヒロインにくっついて密かにHしているほうが背徳感があっていいんですよねwww
自分の性癖を発掘させられてしまった気分ですw


病室のベッドから転落した遙を無視して退出すると茜エンドなのだが、振り向く選択肢を選んでしまうとバッドになる
割り切れなかった孝之は茜には内緒で遙とも付き合い続けていく
隠蔽しなければいけないので姉妹丼とはなりませんでしたが、禁断の繋がりが私を興奮させてくれました


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就中、テンションが上がったのは遙が急にフェラしてきたシーンでしたね
孝之の心奥に自分の存在を置いておいて欲しいという必死さが彼女を大胆にさせた

茜と付き合うだけでも周囲の目を掻い潜るのが一苦労なのに、遙とも維持するのは何倍も大変でしょうね
涼宮家の両親にバレた時、どうなることかと想像すると背筋が凍ります


★茜バッド(茜昏睡)

遙と決別出来ずに手を差し伸べた後までは遙隠し妻ルートと大差ないが、病院からの帰り道に柊町駅で茜が三年前の遙と同じような交通事故にあって昏睡してしまう
いくらなんでもこれは出来過ぎだと思いましたね
一人の人間が事故に遭う確率そのものが低いのに、身の回りの人間が二度も巻き込まれてたまるかってのw
安直さが否めませんでした
遙とイチャつきながら茜を見守っていくのでしょうね


★水月(犬)

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【超絶悲報】俺氏、君望初プレイで水月犬エンドを迎えてしまうwwwwwwwwwwwwwwwwwww

初めてのエンディングがアブノーマルなものになってしまうとは……

犬エンドはその名の通り、水月は従順な犬です
もうここまで到達してしまうと自分の意志は介在せずモノと変わらない
考えることを放棄して孝之のなすがままになっている


★水月バッド(水月妊娠)

孝之の心中は何割かを遙が占めており(水月の台詞から推察すると五割)、水月はそれが不安で仕方なかった
遙に吸引されて見捨てられるのを何よりも恐れているのは、水月ルート全体に言えることです
孝之の気持ちを嫌でもこちらに向けさせるにはどうすればいいか? と潜考した果てに身籠る
明白な楔を作ることで孝之の心を束縛する
何が何でも意中の人と結婚したい女性が、こっそりコンドームに穴を開けて受胎するケースは現実でもある怖い話です
命が誕生したから堕胎させることを躊躇わす作戦ですね
そしてそのまま半強制的に結婚の黄金コンボ
水月が妊娠した事実だけで物語は終わっているが孝之の動きは随分制限されるでしょうね


★あゆバッド

駅前から電話を掛けてきたあゆ
そのまま出なければ所在不明になってバッドエンドを迎える
恐らくは大空寺財閥の人間に拾われて俗世間へ触れることを禁止させられたと見るべき


★まゆバッド

先に帰ったまゆを追いかけるか否かで分岐
時間まできっちり働いて当日まゆに会わなかった孝之
孝之への想いが確実に実りつつあったまゆだったが、翌日には晴れ晴れたとした笑顔でやってきた
いつも通りの様子なので恋煩いから解放されたのでしょうね
自分の想いと誠実に向き合ってくれなかったと取られてしまいました


★文緒バッド

彼女が求めるのは発散のためのセックスのみ
良くも悪くも「ただ気持ちよくなりたい」の一点のみでしか行為を求めない
そんな相手と後来を共に歩むことなど出来ようはずもない
性欲の赴くままに孝之が了承してしまうと破滅の未来が待っている
文緒は孝之と枕を交わしたことを同僚達に報告していた
吹聴するのをやめろ、と制止するが文緒と話しているところを茜に見咎められ全てが崩壊した
文緒はバッドしかないのが残念
セックス友達の連れと縁を切って、純朴な愛を知ったら変わりそうなのに……
蛍のルートで信義には厚いことがわかっているだけに虚しい


★愛美

愛の形は多種多様なんだなって痛感したルートだった
頭では理解しているんですが、愛美通常エンドは「生理的に無理」と言わしめるほど兇悪なものでした
君望をプレイしてトラウマになるといったら間違いなくこのルートだと思いますw
『闇』を感じるので是非一度は体験してほしいw


愛美が提案する現状維持の方法を否定し、遙、水月と向き合わないと駄目だと孝之は決断
孝之は正解を選んでいるのですが、愛美にとってはそうではない
何故なら孝之が答えを出す=愛美は不要になる、からである
愛美は頼って貰うことに至上の喜びを感じていたし、自分は孝之の役に立っている実感が欲しかった
ここまで執拗にしがみついてくるのは白陵高校時代から孝之に一目惚れしていたからなんですよね
遙以外にも熱視線を放っていた女がいたとは予期しなかっただろうw

孝之がどれだけ峻拒しても引かない愛美
絶縁の言葉だけを残して去ろうとしたところを突き飛ばされる
階段から落下して孝之は一時的に意識を失う
目が覚めると全身が拘束されている上に足が骨折している事がわかった
ここから真の地獄の始まりwwwww

愛美の言うことに大人しく従っていれば孝之に危害は加えない
けれども抵抗したり反抗の意を示すと相応の報いが与えられる
しばらくそんな生活が続いているうちに孝之は水月や遙のことで悩んでいたのがどうでもよくなってくる
愛美に凭れ掛かっていれば他のことは何も考えてなくて良いのだ
住居やアルバイト先、遙、水月――鳴海孝之を構成しているありとあらゆるものを切り離す手際の良さには鳥肌が立ちました
やりすぎというか犯罪なんですよねこれ……

しかし孝之はある種の解放感を抱いていたのです
これまで煩悶していた事柄を愛美が除去してくれたとも取れるんですよね
畏怖しなければならないのは一人の人間の環境を劇的に変えてまで尽くしたい愛美の一途さである

『狂愛』という言葉を贈ろう

身辺をすっかり白紙にされてしまった孝之はもう愛美無しでは生きていけない体になっていた
ただ彼は両親の存在を失念していたように思う
こればかりは愛美の意図だけではどうにもならない
君望では孝之の親の台詞は一言もなく、いることだけ確認されている程度なので影響力は低いが、事ここに至ったのなら縋ってもよかった

愛美は孝之の依存具合をチェックしながら、最終的には束縛を解き自由を与える
もう管理されている状態と言うのが正しい
孝之は水月と慎二に会ってこれまでの事情を説明するが、この頃には過去のものとなっていた
ここで彼らに助けを要請していれば更生の余地はあったが最後の手綱すらも手放した
完全に愛美に主導権を渡した孝之は思考までが曇っていく
「計画通り」と愛美がほくそ笑んでいる姿が脳裏に浮かびます
あろうことか自分にここまで尽くしてくれる愛美に愛情を向けるべきなのではないか? とさえ考え始める
愛美は奉仕するだけで十分満足していたのですが、それでは一方的な愛止まりである
だが経緯はどうあれ相思相愛の仲になれたことは彼女にとっては願ったり叶ったりだったはずだ
本当に歪みまくっていて人によっては反吐が出そうになると思いますが、私は奇声を上げながらキャッキャと楽しませて頂きましたよw
このシナリオは常軌を逸しているとしか言いようがありませんでした



●君が望む一章

一章との相違点は要所に新しい選択肢が追加されている
孝之にとっては岐路とも言うべき場所にある
私がそう考えるのは主語の"君"が誰を指しているのか常々考えていたからだ
適切な選定をしていくと孝之は四人のヒロインとハッピーエンドを飾る
全員が幸福な結末を迎えているのが重要な点
孝之は二章で藻掻き苦しむ
だったら彼への救いがあっても良いのではないだろうか?
そのために用意されたのが君が望む一章でしょうね

『君=孝之』と置換してもすんなり受け入れられた
一章に選択肢を加えただけなので二章に入ることも可能となっています
その際は元来の選択をしていけば問題ありません
君望は二章あってこそのクオリティだと思っていますので、君が望む一章の評価は二章に比べると断然低いです


水月愛美


★水月

孝之が最初の遙の告白を断ると学生時代のうちに水月と恋人になる
拒否すると相手が悲しむ想いに駆られて返事をしたのが本編になるが、そこに真心は籠もっておらず当座凌ぎにしかなっていなかった
相手をよく知りもしないのに好きと答えて付き合う事の方が失礼なのではないか?
正論だと思います
後々揉め事になるのなら辞退しておいた方がよっぽど男前である
気まずくはなるがそれはこの場だけで喉元過ぎれば熱さを忘れるもの
孝之は双方のためを思って断ったのだ
雰囲気に流されずに冷静な判断が出来ていましたね

告白作戦を持ち掛けた水月が責任感を持つのは自明の理ですね
実際、彼女も遙の告白が成功するとは思っていなかったらしい
おや? すると曲り形にも正史で成就したことは水月にとって想定外となりますね
邪推になるが大凡の結果がわかっているのに段取りまで整えたのは、恋敵となるかもしれない遙の希望を孝之の否定を利用して先に潰しておく企図があったとも考えられる
水月のその後の行動を観察していれば私の邪な推論は水泡に帰すのだが


遙が孝之と水月をくっつけるために裏で動き始める逆展開になったのは良い流れでした
でも水月は遙が孝之のことが好きだと知っていたから親友以上にはならないと決めていた
然れど遙の後押しが効いて鉄壁のガードが崩れる
遙と孝之のためには水月と慎二が動き、水月と孝之のためには遙と慎二が動く
四人の結束力の堅固さを改めて思い知らされた


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誕生日にはしっかり例の指輪を買ってもらうが、君が望む一章ではこれに"罪はない"
残留するのは"愛情のみ"
贖罪の意味は込められていないのだ
水月との輝かしい未来に遙の事故はなく、誰もが順風満帆な人生を歩んでいる



★遙

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必須だと思っていた位置に選択肢を置いてくれたので嬉しかったです
運命の歯車が回り出したのはここなのです
遅刻さえしなければ遙が轢かれることはありませんからね


定刻通りに待ち合わせることが出来た二人は絵本絵画展へ行く
『マヤウルのおくりもの』の表紙となっている現物に言葉を呑む
退館後に孝之が買ってきた絵本を開いてストーリーを確認
たったこれだけのことが遙が事故に遭ったために三年も延期されてしまったんです
二章をプレイした後だからこそカタルシスを感じるシーンでしたね



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帰途にて孝之と遙は駅前で交通事故があった現場を訪れる
事故そのものは回避不可で必ず起こる事象
そこに遙がいるかいないかである
当人が巻き込まれるはずだった場所を野次馬視点で見られるのは感慨深い


エピローグ後では三年が経過している
平穏とは何事にも代え難いと頷かされますね
遙の事故がない御蔭で水月も水泳を続けていられるし、茜との間柄も良好である
慎二も変に気を使わずフォローに回ることもない
実に理想的な結末を迎えている
孝之が望んだのはこんな日々だったのでしょう


★茜


水月の水泳大会の応援をしにきていた時に初遭遇
遙と恋仲になると嫌でも対面することになるが、君が望む一章の茜ルートは遙の告白を断った後に分岐するので出会う場所も違う
面白いのは茜という名前だけは友達が呼んでいたから判明するものの、フルネームを聞く前に恋愛相談を持ち掛けられたことで、ずっと持ち越しになってしまった点
事前に涼宮の名字を知っていれば茜と孝之が結ばれることは無かったかもしれない
遙の申し出は拒否したのに妹の好意は受け入れるとなると少々ばつが悪い
でも遙と付き合っていないのだから、茜を好きになることは不道徳ではない
茜の相談の内容は遙のことなのだが、孝之はそうとは露知らず一緒に解決策を模索する
二人は頻繁に会うようになり、その度に茜は孝之に近況を報告する
この時分には茜は孝之に入れ込んでおり、孝之も満更ではないような態度を取っていた
二章の茜は素っ気なかったり慎ましいが、一章は蟠りが一切ないからアグレッシブである
振り回されるのは不本意だと感じていた孝之も茜と多くの時間を過ごしているうちに距離が縮まっていたようだ

最大の関門は孝之と茜の関係をどうやって遙に伝えるかである
茜は自ら出場した大会で優勝した際のインタビューを上手く活用していました
表彰台の上で堂々と観客席にいた遙に向かって孝之と付き合っていることを報告する
大胆かつ、公明正大で後ろめたさを掻き消す発想でした
周知の事実にしてしまえばあれこれ悩む必要もありませんからね
前向きな彼女らしさが光っていたと思います


★愛美

買い物をしているところを偶々発見した孝之がアプローチしていくことで懇ろになっていく
高校時代は数度しか話さないし、恋心をひた隠しにしているので孝之側から仕掛けないとフラグが立たない
両者自炊を行っていることが話の種になっていて微笑ましい
以後、孝之が寝不足で保健室で仮眠をとりにくる等、学内でも会うようになる
眠っている孝之に内緒でキスしていた辺り、愛美の情愛を感じますね
愛美の気持ちに応えるために孝之も向き合おうとするが急に余所余所しくなってしまう
校内で目があっても逃げるように去ったりで中々思うように話せない
一見奇っ怪とも思える彼女の心理は、孝之とこれ以上進展した後に待ち構えている困難を憂慮してものだったと推測出来ます
若者にしては所帯染みている上、趣味もこれといったものを持たない彼女は同世代と話が会わない
故にスーパーの値引き商品などの年寄り臭い話を出来る相手が孝之ぐらいしかいなかった
一人暮らししている人間にとっては金銭面の遣り繰りは死活問題なので割と他にもいそうなものだが……

愛美を全力で追い掛けた時に孝之は足を捻挫し、全身にも打撲を負ってしまう
その際に愛美が介護してくれるんだけど、また二章の愛美ルートみたいな展開になるんじゃないかと心底ヒヤヒヤしたwww
操り人形にさせられるのは御免被りたい


恋人になったからといって安泰というわけではなく、次は愛美の家庭事情に推移していく
祖母と二人暮らしで何とかやってきたが亡くなってしまったので、愛美は北海道の親戚に家に引き取られることになった
学校も退学し、万事滞り無い状態だったので一学生の孝之には為す術もない
しかし愛美と愛を誓い合っていた孝之は必ず迎えに行くといって別れる
白陵大を諦めて北海道の大学へ進学した孝之
遙、水月、慎二は旅立ちを見送ってくれた
最後に孝之と愛美の写真の絵が表示されるが、かなり年数が経っているのがわかりますね

君が望む永遠の全編中、このルートだけが遙の告白の余波が無い
告白される前に愛美と足場を固めてしまうので入り込む隙が見当たらないのだ

一応遙は想いを告げに来たが愛美一筋になってしまった後だから意味がない
決めかねている状態だったらまだ可能性はあったかもしれない
遙は自分の中で燻っている想いにけじめを付けるために駄目元で告白した
この手の潔さが彼女の芯の強さを表している


●三章

遙、水月、茜の三人のみ
三章は各々孝之と結ばれてからの後日談となる


水月


★遙

三年ぶりにの我が家に帰宅するシーンからスタート
遙がいないことで自室の時間が止まっているという表現が趣を感じさせる
人と物が揃っていてこそ時は正常に刻み始めるのだ

遙は交通事故がトラウマになっていて、交通量が多い道路や大きなトラックなどの物音にまだ耐性が出来ていない
どうしても出歩かなければならない折は付き添いが必要となる
リハビリにより歩けるまでにはなったが激しい運動は無理だし、足の方はまだまだ完治しているとは言えない
そこで現在の遙の状況と電車の優先座席について興味深い紐付けがあったので取り上げる
優先座席はお年寄りや妊婦、体が不自由な人だけしか座ってはいけないというルールはない
たとえば乗客が少なくて優先座席が空いている場合は座っても構わない
これは私も実体験したことがある
ところが人々は無意識のうちに身なりだけを基準にしてしまっているのだ
お年寄りなら顔や杖をついている等、妊婦ならお腹が大きい等である
これらは見ただけで身体が何かしらの特別な状態であることが一発でわかる

問うべきは外見は異常無く見えるけど、優先座席に座るべき人間が世の中にはいるということだ
その人達に対する配慮がされていないとは言えないが、まだまだ世間の目は厳しい気がする
君望の例に当て嵌めると足が不自由な遙は本来、優先座席に座るべき人間に該当する
遙が優先座席に座っていたと仮定してみよう
「どうしてあいつは健康なのに優先座席座っているんだ」という声は少なからずあると思うんですよね
見た目が若い、外傷は見当たらない
これだけで健康体であるとレッテル張りしてしまう人はいるのです
つまり電車内で我々に求められているのは、先ず相手の事情や理由を探ることです
先入観だけで決めつけてしまい本当に座るべき人達が辛い想いをするのはとても悲しいことである

孝之はそういう人達のために上手く回るシステムが無いかと悔やんでいたが難しいでしょうね
外面に現れない病状というのは証明がし辛いでしょうし
優先席に座っただけで自動的にバイタリティチェックしてくれるような高度な文明になればいいんだが……w
そんな時代だったら電車そのものが廃れてるよなw


孝之は自分の両親と遙の両親に胸を張れるよう就職活動を始める
遙との将来を約束する上ですかいてんぷるでアルバイトとしてずっとやっていくわけにはいかないから正社員希望をしていた
身を固めるまでの下準備ですね
自分の地位を安定させる事こそが遙のためになると思っていたし、それが自分の喜びの原動力にもなっていた
けれども遙にとっては孝之の情熱が重く伸し掛かる
遙は孝之が自分のために失った時間を己がために使って欲しかったのだ
このままだと際限なく遙のために頑張ってしまって孝之自身の幸せに繋がらない
現況を打破出来ないと踏んだ遙は突如「さよならしよう」と言って別れを切り出す
ここで三章専用のOPが挿入されるけど、起動した時に最初に流れるのは三章のものだったのですね
一方的に別れを告げられた孝之は自分の甘さを知る
自らが定職に就いて皆に認められれば遙も喜ばせてあげられるし将来ももっと明るいものとなっていく
不運に見舞われた遙のために出来るだけのことをしてあげたい
孝之のこの想いは絶対尊重されるべきである
ただ遙にとってはそれが心を痛める原因となる
遙の心情を推し量ってみよう
率直に言うと孝之の愛が重いんですよね
どうしてかというと自分は貰ってばかりで返せていないからである
立場が違うので出来ることにも差があるのはわかるんですが、もう少し遙に対して隙を見せてあげてもよかったのではないかと思う

孝之はあれだけ浮気性だったのに一人に決めると引き締まったからね(勿論それは良い事)
愛を均等にしたかったのが遙の結論だと私は勝手に思っています
孝之の愛が強すぎて遙が押し潰されそうになっているのが手に取るようにわかりました
でも遙にも孝之の厚意を素直に受け取れない捻くれた一面があったのも事実なんですよね
お互いのためを思った末の齟齬を綺麗に描けていたように思います
薫が遙に聞かせた人生論は本当に良い母親だなぁ、と感心させられてしまいました
遙が孝之にした最大の返礼が事故現場に足を運ぶ行為でしたね
完全克服と言ったところでしょうか
あの場所だけは避けなければならなかったのに、自分から向かうのは並々ならぬ胆力がいったことでしょう
孝之の心配事が大幅に軽減されましたね


また遙ルートでは茜が人知れず努力していたことも褒めたいです
大好きな二人だから幸せな道を歩んでほしいと思うのが彼女の良い所
遙と言い争ってしまった時にモトコに会って諭されるが、ここで加害者が出てこなかった訳が説明されていましたね
孝之は加害者に対しての怒りをこれっぽっちも噴出させなかった
論理的に考えても一番不満を爆発させる対象は加害者なんですよね
それがなく、ただ遙だけを見守っていたのは純粋な愛情だけしかなかったからである
罪悪感と義務感、怒りは加害者とセットになっていなければならない

「どうせ形式張った謝罪しか言わないだろうし、それで遙が良くなるわけでもない。そんな暇があるなら側で信じ続けた方がいい」
憔悴していた孝之にあったのは遙を待つことだけだったのだと思います
加害者に当たったところで事態が好転しないことを落ち着いて理解出来ていたのでしょう

家族として姉として見舞いに来るのは当然

茜には義務感が混じっていたんですよね
義務感は他の事柄に仮託すると生まれるものです
「こういう理由があるからしなければいけない」
短文ですがもう義務が存在しています
混じり気のない信念だけが義務感を消失させる
「加害者を出すことでもっとシナリオに幅を持たせられると思うんだがなぁ……」とずっと考えていた疑問が氷解されて嬉しいです

三章では私にとって驚くべき人物が登場しました


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千鶴さん!!??

これでマブラヴと君望の時系列は同じであることが確定しましたね
千鶴がいる=現在の白陵の三年には武達がいる
茜と千鶴が親友であることもマブラヴの設定通り


★水月

遙ルートとは打って変わり孝之の就職が序盤で決まっている
水月との交際は頗る良好で遙の時のようにギクシャクする流れにはならない
ヒロインの中で孝之との付き合いが最も長いのが水月であり、両方とも性質を熟知しているからであろう

遙には三年という空白があったからどうしようもなかった
信頼関係に於いて悩まされることはないのだが、水月の両親とも悶着がある
水月の両親が登場することは頭に無かったので意表を突かれましたね
日常系をメインとした作品では出来るだけ親御さんを出してくれた方が味が出ると思っているので嬉しい
遙の両親はどちらもおおらかな印象だったが、水月の父母は厳格さを連想させるキャラですね
子は親を映す鏡なんて言うけど、この親にして水月ありって感じで気に入っています


院内での会話や自宅へ招いて和やかな談笑をした事がある涼宮家と違って速瀬家とは水月以外に話をしたことがない
水月とは遙が眠ってから起きるまでの三年間に様々な事があった
真智子と勲はその間二人の事には何も口を出さなかったのである
だが結婚、引っ越しして同棲となるとそうはいかない
水月はまだ実家暮らしだったから良かったんですよね
孝之の部屋に一泊することはあったが、それでもまだ親の目の届く範囲のところにはいた
本格的に二人で世帯を持つとなると話は変わってくる
実行するにあたって流石に孝之が水月の親の前に顔を出さないと不味いのは誰でもわかります
涼宮家みたいに速瀬家にも時々お邪魔していれば、もうちょっと理解を示してくれたのかもしれないが、今迄それを怠ってきた反動が一気にやってきた
慎二曰く、「こういうことは早ければ早い方がいい」とのこと
完全に同意ですね
先延ばしにするとどんどん敷居が高くなる

そんな最中物語は水月に妊娠の疑いがあると真智子からの電話で急展開を迎える


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コラ!!www 避妊はちゃんとしなさい!!www
後先考えずに中出しするのは駄目だぞ!!(全エロゲ主人公に警鐘を鳴らす勢い)

良かったと言っていいのかわからないが、水月は体調不良に陥っただけで妊娠はしていなかった
しかし今般の件で両親との対話がこの上なくハードルの高いものとなってしまった
勲との対面は怖気が走るものでしたが、彼は理由も聞かずに怒る人ではなかった
理性的だが気に入らない素振りはしっかり表に出す、本当に現実にいそうな父親って感じですね

水月と孝之は自分達が刻んできた時間を包み隠さず全部話す
三章の水月ルートで明らかになる新情報は、"水月が競泳タイムを落としたのは意図的であった"ことでしたね
二章の水月ルートでは孝之の落胆ぶりが応えてタイムが落ちたと茜、慎二が証言している
新事実は孝之の支えにならなければいけない、と思って行動し始めたら全盛期に戻りかけた
畢竟、当初から言っていた水月がわざとタイムを落としたというのは真だったことになりますね
それだけ孝之のために自分は生きられるって思えることが素晴らしい
故意にタイムを落として水泳界から身を引いたなんて親には言えるわけがありません
両親を失望させたくなくて遙の事故に託けていたのです
真実を二人の前で打ち明けた時の水月の心痛はいかばかりだったことでしょう
勲と真智子はこの話を真剣に聞き入り、納得出来ないところはあるが認めてくれた
想像以上に遙、水月、孝之の入り組んだ関係に頭を痛めていたのだと思います
頭脳でどれだけ把握出来ても感情を完全に制御することは出来ず、勲の仕草にままならなさが表れていて人間味を感じさせてくれた

水月は勲から勧められた水泳選手のコーチになる道を選んでいる
培ったノウハウを活かす以外にも自分が叶えられなかった夢を教え子達に託す、という意味合いもあるでしょうね
まさに天職と言ったところでしょうか


★茜

君が望む一章の茜ルートと三章での茜ルートの大きな落差は遙の事故を体験しているかどうかである
一章は初めて彼女にしたのが茜であったため気兼ねする必要は無かったが、三章は遙→水月→茜という道程を経ている

遙と水月は=で結べるほど対等だと思っている(私的に)が、二人に比べると茜は事故の因果に組み込まれていないので劣る
茜の立ち位置からでは多くのものが背徳的に映るのだと思う
周囲に孝之との関係を悟られずに行動しなければならないという点は遙、水月とは違った趣向を感じさせてくれる
"息苦しさ"が特に上手く演出出来ている
宗一郎にも薫にもまだ茜と孝之が恋仲になっていることは話していない
身近にいる遙が二人の秘密を握っているという着想は良い狙いでしたね
確かに茜視点では遙がそう見えてもおかしくはない
家族での会話が弾んだ拍子にポロッと口に出してしまう可能性だってあるかもしれない
遙と茜の間にも不信感から来る漣が立っている
孝之と遙が内密に連絡を取っていることが茜に露見してしまったのも痛手でしたね
一度疑心に囚われてしまうと全てが怪しく見えてしまう
人間が持つ一種の錯乱状態も事細かく描けている
私としてはここでもう一度孝之が遙と縒りを戻し、茜をどん底に叩き落とすゲスルートが欲しかったw

茜と孝之の間にも不穏な空気が漂っていて、好き合っているのは事実なんだけどその好意自体が色々な想いで複雑化されすぎていて、その中には言うまでもなく茜への愛情も混ざっているんだけど見えにくくなっている
不純物を取り除いて親愛を抽出する必要があった
まぁ単純に茜を抱くって選択を取ればいいんだが、孝之は「けじめをつけるまで待ってほしい」とか曖昧な返事しかしなかった
このけじめというのは孝之にとっては茜が応援してくれた孝之の就職が決定し、その上で自分の部屋に上げることになっている
でも茜としてはそんな小難しい矜持はどうでもよくて孝之の温もりが欲しかっただけなんですよね
理屈じゃなく直情的に捉えましょう
孝之は自分で難問を作っているんだよな……
それを達成した時、二人は至上の喜びを味わえるだろうが完遂するまでが労苦の連続

拗れてしまった繋がり是正したのは水月でしたね
颯爽と現れてスマートに解決する手腕に惚れ惚れしました
茜ルートの水月はあまりにもイケメン過ぎて抱いて欲しいとすら思わせるほどだった
丘に呼び出した孝之に鉄拳を食らわせた時は気分爽快でした
不仲の原因は孝之に非があるとしか思えませんでしたし
粗筋をある程度知った千鶴にも、


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って言われましたしね

痛烈ゥ!!!!

ただ水月は現状を解析した上で茜にも悪いところはあったと論じている
孝之に本音で話させるような安心感を与えられなかったこと、アメリカ留学を控えているのに孝之との間柄が暗雲としてしまい、遙を含め様々な人に悪影響を及ぼしてしまったこと、それらが引き金となって水泳のタイムが伸び悩んでしまっていること
水月は茜のスランプを『不幸な身勝手さ』と形容している
「自分はこれだけ傷付いたのだから、この程度の事は許されるだろう」
言ってみればあゆルートでいうところの対価を求めることと同じですね
不幸を免罪符にすることで要求を押し付けるのは傍若無人にも等しい


その後孝之は涼宮家を訪問し、両親に茜との事を話して公認となった
茜も溜飲が下がって孝之の名は出さないが彼氏がいることを公言している
後ろ暗さから生まれたすれ違いを巧妙に発展させていました


■キャラクター

大空寺あゆ>>>>>涼宮遙香月モトコ速瀬水月>>>星乃文緒辻村晶代涼宮茜玉野まゆ>>>天川蛍>>>>>>>>>穂村愛美


●大空寺あゆ

偉い人に教わらなかったのか?

古今東西、金髪ツインテールは最強だって


登場時から私のハートを鷲掴みにして離さなかったキャラですね
舌鋒鋭く相手を制する口論テクニックは彼女ならではと言えるでしょう

悪口雑言を並べ立てるだけではなく、彼女の言動には道理があるのが評価を大きく上げたポイントになっています
大空寺財閥では帝王学を学ばせているので学校へ行かせても成績が良いのではないかと睨んでいます
彼女の言に孝之が心を動かされた場面はあるし、言葉を口に出す時はほぼ本音
裏表の無い性格なのが痛快です
さらに関西訛りも混じってはいるのですが部分的なのが堪らない
三重県民は完璧とまではいかないけど関西弁が時折混ざっているんですよね
私は二次元の女キャラで関西弁しか使わないキャラは嫌いなのです
あゆは標準語も使うが関西弁も混在している
バランス加減が絶妙だから大好き
それらに加えてヤクザ用語が大量に含まれているので三種の神器が楽しめます


口癖は「オマエなんて、猫のうんこ踏めっ!」
捨て台詞+本気でムカついた時に放つ定型句


すかいてんぷるの核弾頭であり、迷惑な客には完膚無きまでに言論で捻じ伏せる
「サービス業で店員側がここまで言って辞めさせられないのだろうか?w」といつも思っていたw
誰彼構わず当たり散らすのではなく良識的な客には礼儀正しい応対をしてくれる
新人のまゆの教育係でもある
孝之には辛辣な喋り方しかしないがまゆには至って温厚

身長がかなり低い割にはおっぱいが大きいので私にとっても嬉しい限り
まゆに比べるとだいぶ突っ張っていますね
"ロリ巨乳"と呼ぶのが相応しい
2000年代序盤にこの俗語があっただろうか

浅井清己の演技が申し分ない程にパーフェクトで存分に堪能させていただきました
あゆの声聴いていると落ち着くし幸せ……w
サクラノ詩の優美も上手かったなぁ



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あゆとの談話中に頻出する孝之がほっぺたを引っ張るシーンがあるのですが、「あにふんほよっ!」と「はらへー!」は発音が好き過ぎて何回聴いても飽きませんでしたw


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孝之があゆの口調を真似するシーンが狂おしいほどすきwwwww
こいつらいつも煽り合いしててどれだけ見てても飽きないwww



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知ってた


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この偉そうな態度がたまらんwwwwwwwwwwwww
「何様だよ!!」って言いたくなるような台詞を惜しげもなく披露するのが最高



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勝手気儘で草生えるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


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ファミリーレストラン、こわい


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女の子が言う台詞じゃないwwwwwwwwww


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あまりにもフリーダム


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罵倒ラッシュが癖になる(ドM)


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破れかぶれwwwww


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この反応は実銃を撃ったことがありますね……


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『女の子』、なんだよなぁああああああーーー!!!!


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間白男wwwwwwwwwwwwwwwブラックジャックネタええぞ!!!!


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直球な言い方が愛しくてたまりませんwwwww


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やり返す!!!!


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茜ちゃんを乳臭いって言い表して貶すあたり王者の風格って感じですね
自分もまだガキだってことは優しい目でスルーしてあげましょう


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笑いを禁じ得ないほどあゆの会話は面白いwwwwwwwwwwwwww


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ネタに時代を感じるわ……www
昔のエロゲは今にはないネタが導入されてていいなぁ
あゆたんハァハァ(;´Д`)



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ブーメラン刺さりまくりな言辞は最早彼女の代名詞


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低レベルな会話が愛おしくてたまらんぜ


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是非ご一緒させて頂きます


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あゆ様~!!
やっぱ天辺から下界を睥睨するお嬢様なんやなって
作中での大半が罵言なのでこのシーンは超貴重です
孝之が唖然としているのが得も言われぬ笑いを誘うwwwww



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舌戦ばかりしているのでフェラが上手いらしい
搾り取られたいぜ……



●涼宮遙

栗林みな実の声がエロ過ぎて君望で唯一、私の珍宝がピクッとしたキャラでした
彼女は歌手と言った方が正しいんでしょうが、私としてはもっと声優業として活躍していてほしかったと遙の声を聞いて猛烈に思いました
無茶苦茶良い声をしているから勿体無い……
マブラヴの霞の声はあまり好きじゃなかったけど、遙は好き過ぎてリピートすることが多かったです

一章では「典型的な真面目キャラで俺好みじゃないなぁ」と思っていたんだけど、二章からは"髪が伸びる+性格が甘えっぽく多少我儘になる"と新属性が追加され、私の心を大いに擽ってくれました
「孝之くぅん……」って縋ってきたときは胸がときめきましたね

『遙伝説』という珍妙な行動が家族での笑い話になっている
ちょっと間抜けなところも愛嬌がありますね


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遙の魅力はやっぱりこの一枚絵の表情ですね
「私を見捨てないでね……」と直接言っているような勘違いをさせるパワーがこの絵にはあるw
引き込まれるほどに魅力的
こんな顔されたらそりゃ孝之だって捨て置けなくなるわw
同じ立場だったら心が揺らぐと思う


名前が『遥』ではなく『遙』であることも覚えておきたい
感想書いている時に打ち間違えていないか常時チェックしていたw


二章はシナリオの都合で昏睡させられたり覚醒させられたり、記憶を失ったり取り戻したり悲惨な目にしか遭わされていなかったw
だからこそ遙が報われた時は喜ぶべきなんですが、シナリオでも書いたように報われない場合の方が真価を発揮するキャラだと思っています

孝之は彼女の広量な精神力に度々助けられている
遙ルートは一つしかエンディングが無いのも特徴ですね


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好みが一般的な女の子とズレているのがチャームポイントですね
女といったら大体線香花火が定番なんですけど何故か蛇www


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美声らしい
これは暗に栗林みな実を褒めていると見るべきだろうwwwwwwww
上手いメタ使ってきたなぁw


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クッソwwwww捩り方がいちいち面白いwwwww
一億万回は死にすぎだと思う


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血液型と性格は無関係だと科学的に証明されています!! 残念ッッ!!
実は私も20代の半ばくらいまで知らず、勝手に固定概念を人に当て嵌めてしまっていたのですが、これは大変失礼なことだったと猛省しております
○型だから○○と決め付けるのはとても失礼なことですね
世界にこれだけ人間が溢れているのにたった4つの血液型に収まるはずがない
もっと早くに気付くべきでした



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お婆ちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww芋きんつばが好物なキャラなんて初めて見たぞwwwwwwwwwwwww
若者で食べる人はほとんどいない気がする
私も一度も食べたことありません
渋いがこういうところも実は私の彼女への好感度を上げている



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今はね、BDっていう進化系があるんだよ……(泣)
時世の流れに思わず悲しくなった



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三重名物が出てきてちょっと歓喜しました
庶民は中々手が出にくい高級肉だから私もまだ数えるくらいしか食べたことありません



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過去形で大草原wwwwwwwwwwwwww
今でもまだ写ルンですってあるんだなぁ……



●香月モトコ

この御方が夕呼先生が言っていたお姉様か!!!!

夕呼と違ってあまりはっちゃけてないですね
物怖じしないのは姉妹共通ですが長女らしい落ち着きがあってクールです
職業柄そうなってしまうのもわかります
医者が動揺してしまったら患者のメンタルに影響を及ぼしますからね
その癖本人が煙草を吹かしているのはいいんだろうかと思ってしまうw
副流煙で病人が苦しむぞ!

劇中では孝之達への助言を提供する役割を担っている
年齢がわからないので孝之達とどれだけ差があるのかわからないのが痛いが、大きく見積もると10歳くらいはあるのだろうか……
退っ引きならない状態になった際にモトコの意見が役に立つことがあった
遙が昏睡してから三年も孝之達を見守ってきたのだから大抵のことは理解している
影の支援者とでも言うべきか
彼女の喋り方から若い頃(今でも十分若そうだけど)に修羅場を経験していることがわかるが明かされなかった
無念なのは眼鏡を外してくれなかったこと
一瞬でも良いから見たかったなぁ……

というか蛍ルート作るぐらいならモトコ先生の個別作って欲しかったw


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十分お美しいです!!!!


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三章で夕呼先生とまりもちゃんの名前出てきた!!嬉しいなぁ!!
モトコに「頭のネジがブッ飛んでる」って言わせるくらい夕呼先生は天才ってことが確証されました
マブラヴのどこかのシーンと連結している可能性がありますね
他作品との繋がりがâge作品の良い所だ


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驚いたのは香月三姉妹だったこと
夕呼先生は一番下だったのか……
真ん中の人は他作品に出演してそうですね
有名なカメラマンって香月家はどれだけ優秀な人材が集結してるんだよwww
夕呼先生は卓抜した運転技術の持ち主だけどモトコさんはイマイチみたい



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まぁこれだけぶつけてますからねwwwwwwwww
ランボルギーニディアブロが形無しですよ……
日本国内を走るには道が狭すぎますね


●速瀬水月

君望をプレイしてオルタの水月は美化されているというか、私が彼女のほんの一面しか知らなかったことを切々と感じました
BETAと戦わなければ生存していく道がない環境だったからこそ、弱腰になることを禁じられていたといえる

しかしオリジナルの水月はより人間らしさを見せてくれていました
気丈な一面に惚れていたのでセンチメンタルな部分が意外性を持たせてくれていました
乙女心を最も体現していたキャラでしたね
「現実の女ならこんなリアクションしそうだな」と感じる箇所が沢山あります

自分の高校時代を思い出してみてもスポーツ系の女子ってこんなノリで男子生徒とも別け隔てなく話していた
この年齢になると往々にして男子グループと女子グループではっきり分割されてしまうんだけど、快活なスポーツ女子はそういうのをあんまり気にしない印象
男側もサバサバしているから話し掛けやすいんだよね

髪の毛は高校時代のポニテが圧倒的に好きだったんですが、二章になってからは断髪してボブになっている
私としては何とも悔しいのだが、



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oh... 長い髪を褒められるのは嫌だったのか……

と消沈しました


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"ある人"というのは後で孝之だったことがわかるんですが、当人は忘れているみたいですね
そこは長い髪が好きって言っとけよ孝之!!!!
そしたら二章の水月は髪が長かったかもしれないのに!


水月は孝之への想いを遙のために隠さなければならなかった
髪を切る=孝之への好意を露呈する事になるからだ
高校時代にバッサリ切っていたら孝之は「似合うじゃねぇか」と賛賞しただろうし、それで遙に孝之が好きだと勘付かれると考えたんだろうね
君が望む一章やるとわかるが疾っくの昔に気付かれているw
つまり意地っ張りな部分ってのは自分の好意に対する細やかな反抗だった

二章ではOLスーツが様になって立派な社会人をやっている
面倒見が良く、あらゆる面で頼りになる
それでいて女性特有の妬み、構ってほしい欲、面倒臭さを程良いバランスで提供してくれる女
君望の中ではリアルで嫁にしたいキャラNo.1

声優がたかはし智秋だったことに目玉が飛び出そうになりました
こんな昔から出演していたとは知りませんでしたね
演技力は本作を通して随一であり、全ての声音が超高水準です
何もかもが上手過ぎる
シリアスシーンでは拍手してましたw


孝之と慎二の馬鹿な会話のストッパー役でもあり、時には暴力も辞さない
「ぶっ飛ばすわよっ!!」は水月の固有台詞



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ホイス・グレイシー


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イゴール・ボブチャンチン


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王者ヴァンダレイ・シウバ

何故か孝之が水月や茜に吹っ飛ばされると往時のK-1ファイターやPRIDEファイターの名前が次々と飛び出すwwwwwwwwwww
懐かしいなおい!!!! 一番格闘技が面白かった頃だよ!!!!
烏兎匆匆ですな……



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冒頭からのパンモロは美少女ゲームの定石
美しい白だな……



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『デブジュー』は後々まで引っ張ってて笑ったwwwwwww
慎二もスルーすればいいのに孝之が発する度に態々反応するから面白いwww



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見ろよこの長い髪の美しさをよぉ!! 美人過ぎだろ水月ちゃん……くそぅ!!


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登場人物が選択肢を作るの良いゾ~


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ウルルン懐かしすぎるwwwwwwwwww


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この設定はしっかりマブラヴに活かされていましたね


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孝之デリカシー無さ過ぎて草wwwwwwwwwwwwwwwww
水月が鷹揚で良かったなw



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水泳選手は肩幅が広くなるのが常なのに筋肉なんてこれっぽっちも感じさせない美少女なんだが?


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小学生の頃これ連呼する友達いたなぁw
「いやお前あと人生どれだけあると思ってるんだよ」って今なら突っ込み入りますね
一生のお願いをそんなに軽々しく使っていいのか?とw



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安心しろ水月、男は女に対しては誰でも優しいもんだ
俺を含め、現代の男はそこから恋愛に発展させるだけの積極性が皆無なんだ……



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金的食らわせて再起不能にしてやれ


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やったぁ!! 意見が合ったな!!
俺もカレーは辛い方が好きなんだ!



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最高の女やんけ!!


●星乃文緒

型に嵌まり過ぎていると言っていいヤリマン

性交の代わりに物品をを強請るなど利得で生きているような人
孝之に渡した絵本もセックスで得たものだと思われる
それなのに看護婦モードの時は仕事が出来るからたちが悪いw
自分が絡む情交は快楽だけを望むので愛情は存在しないが、他人を思い遣る気持ちは本物で孝之と遙の恋愛に涙まで流してくれた
蛍ルートでも同様に彼女のことを本当に気遣ってくれているので悪人ではない
だが本人の個別がバッドしかないため、どうも評価が低くなりがちである
スタイルは抜群で水月といい勝負
北都南は貞操観念の薄いキャラを演じても風情があるなぁ


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その通り!! だから俺は下ネタが多いんだよ!!


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女目線での御指摘有難うございます
割と仰る通りだと思っています(※童貞)



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頼み込めばヤらせてくれそう
表現が猥雑過ぎるwwwwww
プリンセスだったらいいのか……(困惑)



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大草原不可避wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
やっぱ早漏は駄目なんすねぇ!!



●辻村晶代

三章の遙ルートのみ登場
水月の高校時代の水泳部仲間であり、ひょんな出会い方をしてから同居が始まる
ニヒルという言葉がぴったりなキャラですね
冷たいイメージだが、水月の身の上話に付き合っていく中で温情を見せる
外見はそこそこ好きなんだが、如何せんシーンが少なすぎて個性の掘り下げが出来ず仕舞いだったことですね
まぁサブキャラクターなので妥当なんですが……


●涼宮茜

茜は君望で特殊ポジションのキャラと言えるでしょう
遙の事故に関与してはいないが、妹であるが故に強制的に巻き込まれる形となる
孝之との関係は遙の見舞いの中で育まれていく
一章、君が望む一章では「こんなクソガキ好きになる要素ないやろ……」ってくらい誹謗していたんですが、二章では遙の事で思い悩んだからか幾分大人びて見える
根本的な性格は変わっていないけど、敬語と人目を意識した喋り方だけでも印象は変わるものだね
二章で少しだけ好感度が上がりました
やんちゃだった茜は鳴りを潜め、道理的な思考の使い手となる
ただし人間の感情的な部分に関しては思慮不足で茜を苦悩させる原因となっていましたね
殊に水月と言い争いになると相手の言葉を全否定してしまう
これは彼女が孝之、遙、水月のフィールドにまだ足を踏み入れてない証拠でもありましたね
参入出来たのは孝之を好きになり、自分も所詮水月と同じ穴の貉だと気付いた瞬間だった
三角関係ってのはじゃんけんみたいなものなんです
良し悪しが入り混じっていることを忖度しないと土俵に立つ資格はない


水泳に関して水月を尊敬していることは言うに及ばず、険悪になった後でも一途に泳ぎ続けている
自分が憧れていた先輩が辞めたことに対する反発心と後継者になる決意が旁魄していたように感じた
水月のお決まりの台辞を真似することもあり、如何に彼女が好きであるかわかるだろう

ミズハスの演技に震えろ
日常とHシーンに差があまり感じられないのに笑ってしまったが、そこも彼女の良さでしょうね


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出会って早々格付けチェック!!
どういう条項があるのか気になるな……



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未来予知やめろ


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この台詞の水橋がめっちゃ楽しそうに発音しているので何回もリピートして聴いたwww


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わかってるじゃあないか


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十分あるんだよなぁ……
もうこの手のテキストと絵の乖離は慣れたぞ



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【朗報】涼宮茜、アテネオリンピックに出場していた

茜ちゃん応援したかったなぁ……(届かぬ思い)



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ガラパゴス携帯の極意、見せたろか?

今はね、折りたたみもしなくていいし、画面をタッチするだけでいいんだよ
便利な時代になったよね
まぁ私はガラケー主義者ですがw


●玉野まゆ

特徴的なのは時代劇に出てくるような口調を真似するところです
「御意!」の汎用性の高さに驚かされるw

早くに両親と兄を亡くし、祖父母の家で生活をしているため必然的に視聴する番組もお年寄りのものになるというわけである
可憐な容姿とは想像も付かない台詞が発声されるので御覧あれ
この時代錯誤を見ているとどうしても冥夜さんを思い出しますね
彼女は御剣冥夜のプロトタイプみたいな感触がある
猫が大好きで髪留めにも猫柄のものを使用している
まゆの感情に合わせて猫の表情が変化するので熟視してみてほしい
ドジで拙いキャラだが保護欲を持て余している大きいお兄ちゃん方には需要があるキャラ
あゆと共通シーンが多く、まゆも個別がかなり短いのが残念
顔面を強打した時の「ま゛っ!!」は良い声なのでご静聴お願いします


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あら^~


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二人が仲良く寝てるシーンが癒やされる


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水戸黄門いいですねぇ!!


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うっ、小学四年生の頃の記憶が蘇る……ッ! や、やめてくれ……


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急に語調が荒々しくなるのすこ


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まゆがここまで強気に出るのは珍しい


●天川蛍

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真の売女はここにいたようだな

命短し恋せよ乙女と言っても流石に股開くの早すぎwwwwwwwww
相手が不逞の輩だって可能性も有り得るんだぞ!
もっと処女を大切にしなさい
余命の少なさから現世を出来るだけ満喫しておきたいという気持ちは私にはわからないが、能動性の高さが蛍の売りでもありますね
まさに怖いもの知らずと言ったところでしょうか
チャレンジャーであることは悪くはないと思う

体格に恵まれないので物凄く小柄です
足音が何故かピコピコ鳴るw


●穂村愛美

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君望プレイヤー諸君、襲い来る"マナマナ"の恐怖に耐えられましたかな?

私は悶絶する勢いでハラハラしながらプレイしておりました
これだけ悪寒を感じさせてくれるヒロインは久しぶりと言えますね
笑顔の裏に根付いている驚異的なまでの独占力を感じられたと思う
久し振りにマジキチって言葉を使ってしまいましたよ
しかも通常エンドがアレですからねw
戦慄という言葉しか出てきません……
純愛から脱線するとあんなに歪んでしまうとは誰が予想したでしょうかw

純愛エンドを先にプレイしたんですが、この時点では愛美のキャラ評価はここまで低くはありませんでした
でも通常エンドをクリアした後はあまりにもおどろおどろしくて最底辺になってしまいました
あのシナリオは狂気としか言いようがない

あれを作り上げたシナリオライターの方々には敬服していますが、絶対に好きになることはない
『絶対』という言葉をこれほどまでに自信を持って使えたのは人生で初めてかもしれない
何回プレイしようが気が変わることはないだろう

私に心的外傷を植え付けた"邪悪"なキャラであった
下手をすればまりもちゃんが死ぬのよりも嫌悪感が酷いかもしれない

愛美通常ルートだけは孝之に同情出来ました
それだけ愛美の所業が惨憺たるものであり、孝之が見るも無惨な仕打ちを受けたということです
『緑の悪魔』と言われる所以がわかりますね
穂村愛美がトラウマになって緑髪+眼鏡のキャラを一生愛せないって人はいるのではないかと思いますw
衝撃的と言えるキャラでした
良い事言いまくっている薫さんと同じ声優だってのがまた皮肉過ぎて辛い……w
オルタで一シーンしかない理由がわかったよwwwww
これほどまでに嫌われているとは知らなかったからなwww



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おっぱい審査員か何か?


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ライダー助けて!!!!(必死)


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同意の一言!!


■君が望む永遠 名言集

「男に必要な物は、例えば学歴や地位じゃないよ。頑張ろうという向上心と、目標を見定める目だ。全てはその結果に過ぎない」/涼宮宗一郎

こんな事をサラッと言ってのける涼宮パパ格好良すぎる……
何かに夢中になっている男って同性から見てもカッコいいもんな


「友達を大切にできない人は、誰も大切にできないんだって」
「そしてね、友達を大切にされたことを喜べない人は、何も喜べないんだって」/涼宮遙


俺のことやんけええええええええええええーーーーーー!!!
ものすんげぇ納得してます
誰一人大切に出来てない(する気がない)からなw



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「夜空に星が瞬くように とけた心は離れない たとえこの手が離れても ふたりがそれを忘れぬ限り……」/涼宮遙

水月に言わせれば「歯が浮くような台詞」らしいが、これを平然と言える辺りが遙の純情具合を表していますね
気持ちが通い合ったからと言って別れが訪れない保証なんてどこにもないのに信じ切っている
孝之一筋な遙の健気さが目立ちますね


「男と女ってものに、これという正解はないからね」
「付き合ったときの気持ち、付き合い方、そして期間、そんなものは、全くアテにならないから」/香月モトコ


築けるはずだった遙との三年は空白となってしまったが、その長さはどうとでもなると婉曲的に伝えてくれている
しかしこれは遙以外にも言えることなので咀嚼のし甲斐がある文章ですね
非道徳的な愛の形がある君望という作品自体を擁護しているようにも聞こえますねw


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「いいんです。人生に一度くらいは、変態もいいかもしれません……」/崎山健三

実直な健さんからこんな迷台詞が出るとはwwwwwwwwwwwwwwww
直後、素に戻ったのか否定しているあたりも笑えるwww



「大丈夫って信じているものほど……もろいものなんだから」/香月モトコ

様々な人間を見てきたモトコだからこそ含蓄を感じさせる台詞
己の体験談なのかもしれません


「感傷だけでお金をくれる経営者はいませんから」/崎山健三

こういうところが店長としての威厳を象徴していますね


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「遙のために一生懸命本を探すことはできても、私が待ってるからって急いで帰ってきてはくれないのね」/速瀬水月

ピンポイントに女心を言い表している
水月に対して愛おしさを感じるのがこの手の悋気だったりする



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「全部は……持って帰らなくて……いいよね?」/速瀬水月

趣がある台詞
全部というのはイルカのコップ等のモノだけではなく、孝之への気持ちもあるだろう
それらを一纏めに凝縮させ、読者に考えさせるようにしているのが素晴らしい



「自分を強く持って、自分を第一に考えなければ……・ならない」
「それが、遙にとって辛い結果になろうとも……」
「それが、3年という時間を無駄にしないことになります」
「あなたも、遙のいない生活を続けてきて、それなりのものを築いているはずです」
「それは、あなたにとって、どれほど価値のあるものですか?」
「私は、それが一番であって欲しいと思っています」
「遙を大切に思ってくれることは、親として……とてもありがたいことです」
「しかし、それが、あなたのどんな気持ちから出てきた思いなのか、それはきちんと考えなければならない」
「同情がいけないと言っているのではありません。それならそれで、誰かが行き過ぎないように見ていなければ……」
「同情が、君の人生を狂わしてはいけないということです。そして、それは私たちのためでもあります」
「私は妻や茜に、あなたが今抱いているような気持ちを持たせるわけにはいきません」
「その気持がどれだけ辛いかは、一番よくわかっているはずでしょう?」
「君の人生を狂わしたのが、遙や私たちのせいだと……そう思わせたくないのです、家族には」
「誰にも、色々と考えていることがあります。そしてそれは、その人の自由です」
「もちろん、あなたが遙とどのように接してくれても、ありがたいばかりで、口を挟むようなことは一切ありません」
「けれども、とても重要なある結果を導くために、時に尊重しなければならない個人意見は……あるんですよ」
「それを、わかって欲しい。それだけです。それさえあなたが忘れなければ……私は何も言わないでしょう。たとえ遙が傷ついても……・」/涼宮宗一郎


若者の将来を潰すような真似だけはしたくない、という宗一郎の気配りがありありと見て取れる熱いテキストでした
そして家庭を持つ父親として孝之と遙の未来を真剣に考え、とても建設的な意見を述べている
名前は敢えて出さないようにしていたが、今の生活を第一に考えてくれってことは『水月との未来を歩むべき』と仄めかしているのである
ただしそれは間違っても宗一郎が口に出していい言葉ではない
当人同士の問題だし、何より宗一郎は遙の父親であり、孝之を彼氏として高く評価していたからである
本心では「遙の側にいてほしい」と言いたかったに決まっている
でもそれだけは越えてはならない一線だと思っていたに違いない
一章を見るだけでは気の良い父親というだけだが、二章の彼は一人前の大人であることを見事に証明してみせた
本当に良い父親で涙目になった場面でした


「神頼みは医者の仕事じゃないからね……」/香月モトコ

技術を駆使して治療してこその面目躍如ですからね
医者にとって最大の敵とも言えるかもしれません


「……バカ。本当は難しいんだよ、友達やるってのはよ。簡単なのは知り合いだ」/鳴海孝之

強く賛同したいですね
私の周りには知人しかいませんが、その距離感が友達よりも近くなくて安心出来るし楽なんだよな……


「だからね……奇跡だってあってもいいわ」/香月モトコ

手を尽くして挙げ句、事態が改善しないのであればどうしようもありませんからね
降って湧いた幸運は素直に喜べばいい


「……私、孝之の何?」/速瀬水月

水月の不安が形として現れている
この返答に自信を持って応えられなければ危ういと言えるでしょう


人間はこんなにも器用で、高等な生物なのに、掴んでおける大切な物は……たったひとつなんだ/鳴海孝之(独白)

孝之の独白は所々、胸に迫るのが多くてそれが君望の良さだったりするのですよね
痛みを噛み締めていると言ったらいいのかな、孝之が名言を放つ度に成長しているって思います



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「自分で考えられんうちは、単細胞生物からは一生進化できないわよ。そのまま退化して死ね!」
「こちとら生きとんじゃ! どんな理由があったって、進むだけさっ!」
「誰のせいだって、何のせいだって、結局全部、今をやるだけさ」
「運命は自分で切り開くもんだなんて、ナメたことぬかしているバカがいるけどさ……」
「人はひとりで生きてるわけじゃないんだから、絶対にどうにもならんこともあるんじゃ、ぼけっ!」
「自分がどうにかできた代わりに、どうにかできなかった奴がどこかに生まれるんは当たり前じゃないさ」
「その逆もそう。他人がどうにかできた代わりに、自分がどうにかできないことも山のようにあるさ」
「そんな中で、アンタがどうにもできない生き方ばっかりでいいんなら、人に流されて生きていればいいさっっ!」
「あたしは絶対にそんな生き方はしないけどね」
「どっちの女にするか、そんなモンはどっちでもいいんじゃ! 問題はどっちかを選ぶことちゃうん?」
「それは自分が自分をどうにかする代わりに、相手をどうにもできないようにすること」
「自分はどうにかしたい、でも、相手の希望も叶えてやりたいなんて、ちゃんちゃらおかしいわねっ」
「それは運命を切り開くことじゃなくて、妄想してるって言うのさ。てんで現実味のない話」/大空寺あゆ


カッコ良すぎる…… なんて神々しいんだあゆ様!! 俺が惚れてしまうのも無理はない…… あまりにも理路整然とし過ぎている
目が眩むような現実主義者ですね
孝之の多重関係を一刀両断する強烈なまくし立てでした



「3年って、短いんだか長いんだか……わからないね」
「私たちにとって3年は……長いと思うんだ……」/涼宮遙


これはモトコさんの言論には反するかもしれないが、事故が起きるまでに付き合った期間がもう少し長かったら緩和されてかもしれない
孝之と遙は恋愛絶頂期と言えるところで引き裂かれてしまった
それだけにお互い心に凝りが多くなってしまったんだと思う
臭い言い方だけど愛情を形成している時に離れてしまったから辛苦が二倍にも三倍も膨れ上がってしまった
ある程度安定した付き合いになった恋人や倦怠期の夫婦ならば長いとは感じなかったかもしれないな


人が生きているってことは、当たり前のことの組み合わせだ。
でもそれが崩れたとき、初めて人は生きてることの喜びってものを考え始める。
――「ずっと」って言葉は、もう今まで何度も何度も使ってきた。
――でもそれが「永遠」ってことだと感じたのは初めてだ。
――オレたちのずっとは永遠であって欲しいし、そうしたい。そうしていきたい!
……オレは確かにあの時、そう思っていた。
けど、永遠なんていう時間は存在しない。
仮に本当に永遠という時間があったとしても、オレたちには終わりを見ることができない。
終わりを見たその瞬間、それは永遠ではなかったと知るだろう。
終わりがあったら永遠とは言わない。
だから、オレたちにできることは、そんな漠然とした「永遠という時間」を信じ、それだけの時間をかけて何かをやり遂げようとすることじゃない。
自分にとって忘れたくない、忘れてはいけない、後悔したくないことをたくさん積み重ねていくことだ。
小さいかもしれないけどたくさんの幸せ、たくさんの満足、それらをいつまでも持ち続けたいと願うこと……
その願いの中に、永遠が存在する。
いつ、突然の別れが訪れるかわからない。
だから、後悔しないように、今を……生きなきゃいけないんだ。
そこに、自分なりの幸せを見つけなきゃいけないんだ。
次の瞬間にまたひとつ、またひとつ……そうして積み重ねていって、その想いをいつまでも持ち続けたいと願うことが……永遠を作り上げる。
オレは、漠然とした永遠を信じない。
そんなものは幻想でしかない。
言葉として綺麗なだけ。/鳴海孝之(独白)


孝之が見つけた永遠の定義は『想い出の堆積』でしたね
永遠を時間として捉えた場合、私達人間にとっては「只管続く」「終わりがない」等、どうしても抽象的な感じ方しか出来ない
時間という概念自体が不可視であり、人間にはコントロール出来ない絶対的覇者として君臨しているからである
その上位存在とも言える永遠は知覚すら出来ないと言っていいだろう

ではその永遠と向き合うにはどうすればいいか?
独自の理論を持って形成することです
孝之は永遠を可視化するために幸せを積み上げる決意をした、延いてはそれが永遠を具象化したのです
永遠を創生する手順を踏んだテキストは巧みでした
すかぢ氏の幸福論にも通じていますね


「人はね、誰も傷つけずに生きて行くなんて、できないのよ」/香月モトコ

夕呼先生と同じ事言ってる!!
血の繋がりは偉大!!



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「涼宮さんだけを置いて流れていったのも時間。傷ついた人、傷つけた人を癒やしてくれるのも時間」
「時間が一番残酷で……優しい。わかる?」/香月モトコ


君望のシンボルと言っても良い惹句ですね
実は当ブログの2007年11月24日のタイトルにもなっていたりするんですが、当時はこれが君望の台詞なんて思ってもみなくて、適当にネットを歩き回っていたら見つけたフレーズだったので使ってみただけというw
マブラヴで夕呼先生が「時間が一番残酷で優しいと言った人がいるわ……」と言い出した時は「も、もしや……・!」と思ったのですが、モトコ先生の箴言だったとは……
12年の時を経て原作をプレイ出来たことに感動しております



「人ってさぁ……生きてりゃ何でもできるよねぇ……」/星乃文緒

遙の退院祝いに涙ぐみながら言ってくれた
彼女からすれば予断を許さない状態の遙をずっと見守ってきたから、報われたのが自分のことのように嬉しかったのだろう
こういう優しさはちゃんと持ち合わせているのに何でビッチなんだ……www


「自分を責めることで楽になろうとするのは、悪いことではないかもしれません」
「ただそうやって傷付くあなたのために、辛い想いをするひとがいることを忘れてはいけません」/崎山健三

要点は周囲にそれを見せつける及び、悟らせてしまうかそうでないかですね
遙みたいに精神的に強い人間は相手に気付かせないような粉飾が上手いのですが、孝之は簡単に態度に出てしまうのですかいてんぷるの面々も気を使わされているというわけです


「誰かのために何かをするときのほうが、自分のためのときよりも、前向きでいられるのはいいことですね」/崎山健三

腹の中でどう思っているかはともかく、自分より相手のことを大切にしているという意思表示が出来るからであろう
健さんは従業員のことを本当によく観察している



「大概、大切なことに気がつくのは、もう取り返しがつかなくなったころです」
「不便なものですね。年を取ってから、色々なことがわかっていく」
「けれど、それを成すだけの自由は、そのときには失われていたりする」
「ですが、こんなふ風に愚痴ることはできるのですから、案外捨てたものでもないのでしょう」/崎山健三

何歳になろうが知ることは決して悪いことにはならない、が持論です
知らずに終わるよりは知って人生の糧とした方がより良い生き方に繋がると思っています
無論、情報の取捨選択はその都度吟味する必要がありますが……


「また、ひとつだけ強くなれた気がしませんか?」/崎山健三

人間は傷付きながら成長していくと言っていた彼らしい声掛けですね
孝之が一つ試練を乗り越えたと感じたのでしょう


「全部、本当に全部をひとりでやれるやつなんていないんだよ」
「どれもこれもひとりでやらないといけないやつの方が悲しいよ」/鳴海孝之


グサグサグサッッッ!!
孝之さん痛いよ!! 俺にクリーンヒットだよ!!
でも、それも一つの生き方じゃないかってさ、俺は思うんだよね



「頭で考えた行動は、あまり美しくありませんね」
「感情は、自由に飛び回らせるべきだ……と、私は思います」/崎山健三


あれこれ考えた末の行動というのは雑念を含め、種々の理由が綯い交ぜになっているからである
感情だけで突っ走る動作というのはその一点だけに集約され、純粋さが伝播しやすい
面白い表現で感嘆致しました



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「オマエの背中、押してやるひとりに……なりたいんだ」/平慎二

慎二ガチでイケメン過ぎるwwwwwww
こんな小っ恥ずかしい台詞今日日聞くことはないだろうな……w



「私たちはゲームの登場人物じゃない。たった一度の人生しか歩むことを許されない人間だものね」/香月モトコ

メタは好きなんですが、この発言にはゲームの中の登場人物ですらも懸命に生きている意志を感じましたね


片方が良ければ片方は悪いとか、片方にあるならもう片方には無いとか、人間はそんなに単純にできていない。
両方が良いってことも、両方にあるってことも、たくさんある。
だから、片方をどうにかして抑え込むことでもう片方を成立させるんだ。
けど、抑え込まれた片方に気持ちがないわけじゃない。
それは、人知れず自分の心の中で何とか処理するものだろう。/鳴海孝之(独白)


孝之のふらついている心を適切に文章化していますね
どちらかに絞らなければいけないとわかっていても、どちらにも優しくしてあげたい
一般的に考えると駄目なんだが、状況がそういう思考にさせてしまうのが本作なんです


「私は……いつでも待ってるよ。それだけで……・幸せだったんだもの……」/速瀬水月

なんて亭主想いのええ女なんや……・
こんな娘見捨てられんやろ……



「綺麗事だけじゃ生きてけないんだよ。それを実感するってことは……辛いんだよ……」/鳴海孝之

まぁ孝之の場合はどう転んでも修羅場と対面するのは時間の問題でしたからね
そこで何を選び取るかが常に問われていた
その結果苦しみを味わったことを実感していますね


「さよなら……しよう」/涼宮遙

遙から切り出すのは凄く辛かったでしょうね
でも孝之からは言い出せなかったから仕方なかったんだよ……



「やさしさの形はひとつじゃないから…………忘れないで」/香月モトコ

モトコ先生の素晴らしいところは孝之に多数の選択肢を供与している点である
柔軟性を鍛えさせる良い保護者やってるわ


"モトコママ"って呼んでもいいですか?(定番)


「傷のない心になんて、きっと、価値はないんだと思う」
「それは何も知らないってことだから」/鳴海孝之


痛みを知っている人間は強いんだよ、何事に於いてもね……


「答えを急がないで、これは前に言ったわね?」
「だからと言って、選びたくないほうを探すのはやめなさい」
「こっちだけは選びたくないからといって、もう片方が正しいとは限らないわ」
「ひとつを消すのではなくて、ひとつを選びなさい」/香月モトコ

大事なのは全部の道を残しておくことですね
消した選択肢が後になって生きてくるケースもあるからだ
年長者の助言はためになる


「確かに優しい嘘もあるかもしれません。でも、最後までつき通せない嘘はどんなに厳しい現実よりも辛いんです!」/涼宮茜

最悪なのは事態が進行してからバレる嘘ですね
吐いてからの期間が短ければまだ傷は浅くて済みますが逆はそうはいきません
それならば嘘を真にしろというわけですね


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「私は……ね、やっぱり……孝之を支えてあげるための人だったんだよ……」
「孝之が……私を重荷に感じたら……それはむしろ喜ぶことなんだよ……」/速瀬水月


水月……(´;ω;`)ウッ……
なんて、なんて出来た娘ッ!!
献身的過ぎるぜ



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……水月。
やっぱり、オマエは……。
オレには、もったない女だったよ……。/鳴海孝之(独白)


完成された女性を見たと言ったところでしょうか
自分とは釣り合ってないと感じたからこう思えたんだろう
この水月との会話は愛美の純愛ルートじゃないと見れないが良い別れ方だった


「誰かを好きになるのに…………理由なんていらないだろ」/鳴海孝之

そこに理由を差し挟むようなら偽物っぽいですよね


「他人に荷物を背負わせたほうが当然歩きやすいものです」/崎山健三

健さん良い事ばかり言うわ……
サブキャラだとモトコさんとツートップだな!



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「……私はパンを焼いてあげました」
「だから、あなたも私にパンを焼いてください」
「私は誕生日プレゼントをあげました。だから、あなたも私の誕生日にはプレゼントをください」
「……何が言いたいのよ」
「図体デカイわりに頭悪いわねっ!」
「女々しい女を見ていると腹立つのよっ!」
「私はこれだけのことをしてあげました。だから、あなたも私に同じだけのことをしてください。こう言えばわかるかしら?」
「私はあなたを愛しています。だから、あなたも私を愛してください」
「ふざけんじゃないわよっ! 自分がどれだけのことをやってあげたからって、相手にそれを求めるなんてただの我が侭もいいところじゃないっ!」
「好意ってのは誰かのためにしてあげることで、そこに打算とか見返りとか、面倒なものは持ち込むなやっ!」
「そんなんじゃあ、やることなすこと全部に他の目的があるみたいで、この世のすべてが胸糞悪くなるじゃないさっ!」
「好きなら好きでその気持ちを最後まで貫き通せばいいじゃないさ。それが出来ないなら消えなさいよ。見苦しいだけよ」
「私はこんなにがんばりました」
「だから、私を誉めてくださいなんて…………」
「ありもしない保証書握って借金取りみたいな惨めな姿をこれ以上さらすなやっ!!」
「好きって気持ちだけで相手を信じることができないなら、もう終わってるんじゃないの?」
「誰かを好きになるのに、理由なんていらないだろ……」
「誰が言った言葉だと思う?」
「アンタの彼氏が前にあたしに言ったのよ」/大空寺あゆ


はい、皆さん拍手喝采!!!!
あゆ様の有り難いお言葉やぞ!!
私の心に響きすぎて手を叩いてしまいました
彼女がキャラNo.1になった理由は水月とのシーンが出色の完成度だったからです
愛のあるべき姿を的確に纏め上げてくれましたね
水月がここまで言い包められるのは引っ掛かる部分があったからでしょう
のべつ幕無しに畳み掛ける弁論に平伏すがいい
涙腺がやられましたね



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「合鍵も投げてよこすとかっこいいわよ」/大空寺あゆ

締め括りもパーフェクト
惚れ惚れする……
「鳴海孝之はあたしの男だッ!!」って宣言してますよねぇ!



感情だけでひとを好きになって、ただそれだけを信じていられるほど、オレたちは強くないから……。
お互いを好きでいるだけで幸せになるほど、簡単にはできてないんだ。/鳴海孝之(独白)

ヒトならではの心の複雑さを表していますね
動物なんて一度好きになったら交尾まで直結しているのに人間はそうじゃない
好きじゃない人とだってセックスするし、好きだからといって必ず体を重ねるわけでもない
愛の形は多種多様
どうしてこんな煩雑な種が生まれてしまったんだ……


理由とか責任とか…………。
……それが必要な時だってあるのはわかる。
けど、それだけで繋ぎ止められる心は不幸だ。
注がれる気持ちがいずれは溢れて、流れ落ちて行くのを見ていることしかできないんだから。
そこには相手が望んだ幸せもない……。/鳴海孝之(独白)


義務感のみでは恋愛が機能しない
人間の『好き』という感情は本能的であるからだ
理屈のみで拘束されてしまった心だけでは人を愛すことなど出来やしない
少なくとも何割かは欲望が存在していなければならない
感情だけに偏り過ぎてもいけない
そうなれば私達人間は獣と大差なくなってしまうからである
何事もバランスが肝要


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「……あのね、ひとつだけ言わせて貰うけど――」
「――あんたも……被害者なんだよ」/辻村晶代


水月は晶代の言葉に救われたでしょうね
部外者が聞いたら全員が被害者なのは明らかなんですが、第三者の声ほど有り難いものはありません
当事者同士だと「自分が悪かった」と思い込んでしまいますからね


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「自分より不幸な人間の存在って、みみっちいヤツの精神衛生上すごく重要だって、知ってた?」/辻村晶代

自分を矮小だと卑下しておきながら、「私以上の苦しみを味わった人間がいる」と少なからず同情してくれている
捻くれているけどこれが彼女なりの優しさなのです


「精一杯やったなんていうのは、言い訳にしかならないよ」
「負けられない試合で負けて、そんな言葉通用しないだろ?」
「それは、自分を慰めるための、自分の気持ちを何とか納得させるための、悲しい言い訳にすぎないじゃないか」
「自分は認めても……周りには通用しない。結果が出なけれりゃ意味のないことが……あるだろ?」/鳴海孝之

スポーツ界隈では結果が全てですからね
記録が残せずに消えていく選手は山程いるものだ
ただこの場合に限っては茜に言ったのはではなく、自分に言い聞かせて奮起しようと考えていた
うじうじやってていつまでも答えを出せないのが孝之の弱点だからである


「理不尽さの度合いと理由の明確さは比例する……そして理不尽な状況が続く限り、その理由は供給され続けなければならない」/香月モトコ

理不尽だけが降り掛かかり続けたら人間どこかで壊れてしまいます
でも理由があったら理不尽も納得出来る(いつまで我慢出来るかどうかは個人次第)
人間が理性的な生き物である証です


「想いの押しつけ、大いに結構。人を愛するってそういうことでしょう」
「どんなに冷静になっているつもりでも、そんなものはまやかしよ。押しつけて、押しつけて、押しつけて……」
「自分が何してるかなんて、わかっているようでまるでわかってない。恋は盲目とはよく言ったものね、ある意味おかしくなってしまてる」
「でもね、想いを押しつけられることを素直に喜べる人と、そうでない人がいる……」
「それだけのことよ――これが結論」/香月モトコ


重要なのは相手に合わせて押しつけ具合を加減することですね
取り分け遙みたいなタイプは押しつけ過ぎると却って負担に感じてしまう
これは恋愛事に限った話ではなく、厚意にも言えることである
親切の押しつけが相手に不快感を与えるのは現実でもよくある話


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「恋愛って、お互いを理解して、気持ちの安らぐ距離を掴むまでには、苦労するものなのよ?」
「それをね、途中で投げ出さないできちんと向かい合っていけば、解決できないことなんかひとつもないの。全然問題ないの」
「苦労なんて、ふたりが絆を確かめ合うために人生の所々に置かれた、プレゼントみたいなものだと思いなさい」/涼宮薫


薫ママぁ……
なんで薫ママのルートないの? 無性に攻略したいんだが?



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「人間、年を食ったからって、何か凄いことが待ってるわけじゃないんだ。若いうちにそいつの一生がかかった一花を咲かせることもあるんだ」
「はっきり言おう。おまえはそれを枯らした……その気持ちは変わらない」
「けども、その代わりに手に入れたものがあるんなら、それを大事にしろ。それが自分の一生モンだっていう自覚を持て」
「それがこの男だって言うなら、それでいいわ」/速瀬勲


マジでリアルにいそうなお父さんですよね……
涼宮家の両親は理想的な夫婦という感じで空想感から抜け出せないけど、速瀬家の両親は二人共存在してそうで現実に引き戻される

水月が水泳を捨てたのは甚だ遺憾だったが、別の掛け替えのないもの(孝之)を見つけたことを許してくれましたね


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「深いとか、浅いっていうのには…………意味がないね」/涼宮遙

殊更人間の気持ちに関してはそう言えますね
"想いの深さ"について等、私もよく書いたりしますが、想いの物差しってそもそもなんだよ? とこの台詞で考えてしまいました
ちょっとの事で移ろいゆく儚いもの、況してや形を伴ってないものに深浅なんぞあるのだろうか……
必要になったら逐次発生する手前勝手なものに思えてきましたね



「どれだけ理由があったって、やっていいことと悪いことがあるのよ!」
「いい大人があんまりふざけたことしてると、本気でぶっとばすわよッ!」/速瀬水月


ぶっ飛ばした後に言う台詞じゃない!www

男前な水月が見られて感服しております


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「無知なことを自慢したって、全然可愛くなんてないわよ?」
「そこにいい年して何も知らないバカがいるだけだって……そう思われて終わりだよ?」/速瀬水月


あーあー耳が痛いー
日常的に何回も経験していることだから尚更ズキリと来るw


■楽曲

●BGM

・陽射し
・時に忘れられた部屋
・雨雲
・虫の知らせ
・薄笑い
・嗚呼人生に喜劇あり
・願い
・誰にでもある明日
・迷い子
・記憶のざわめき
・六月のメモリーアレンジ
・夜の吐息
・今はただ望むものに
・終りを迎える日まで
・Rumbling Hearts pf
・想い出に変わるまで pf


厳選したつもりだったが随分と増えてしまった……
渡来亜人氏のBGMも名曲揃い
マブラヴに使われているのもありましたね
より好みなのは「虫の知らせ」、「薄笑い」、「迷い子」、「Rumbling Hearts pf」ですね
この四つは完成度が高すぎる……



●OP



マブラヴで純夏が夕呼先生に轢かれた時に流れるメロディはRumbling Heartsだったのか!!!!
「このBGMめっちゃ好きなのにマブラヴのサントラにないやんけ! どうなっとるんや!」と悩んでいたのです
神イントロだわ……w
こちらもマブラヴに負けず劣らずの名曲ですね……


一番は遙の心情を物語通り忠実に反映していますね
二番は水月の隠された恋心を歌っている

Rumbling Heartsは日本語訳にするとちょっと難しいですが、私は『軋む心』と意訳しています




sweet passionの歌詞は遙、水月、茜の三人に共通したものになっているように感じます
三章のシナリオにマッチしているがRumbling Heartsより悲哀が込められたものになってますね
三人とも解決はするんだがそれまでを書き表している


●ED



タイトルと同じく『君が望む永遠』という曲
時間の経過が想いを昇華させることを暗示している




君が望む一章の遙ルートED曲
遙が事故に会うのを阻止した未来なので前途が開けた陽気な曲調ですねw




君が望む一章水月ルートED曲
三人の中じゃ一番好きですね
チアキング歌上手過ぎんよ……





君が望む一章茜ルートED曲
ミズハスも歌うめーwww
全員上手いじゃないか!!(大満足)





三章のED
sweet passionの陰鬱な空気から解放されたかのような明るい歌詞になっている
進むべき道をしっかりと見極めたからこそですね


■総評

最初に語っておきたいのはゲームタイトルですね

『君が望む永遠』

エロゲの中でもトップクラスと言えるくらい美しい題名と言えるでしょう
これと張り合えるエロゲタイトルはそう多くありません

ただこの美麗なタイトルの裏をかくようなシナリオが用意されていることも忘れてはいけませんw
永遠をテーマにした作品であり、遙ルートの孝之の独白が主旨と言っていいのでしょう
でもそれは孝之の視点から考えた永遠である
本作のヒロイン達は孝之が中々はっきりしないために、永遠にゴールが見えないような憂苦を味わった
言葉一つ取っても見方次第で色んな解釈が出来る
一人に決めかねていたのはしがらみに覆われていたからである
鳴海孝之が諸悪の根源で彼の決断がもっと早かったら全員の傷も最小限で済んだ、こう言ってしまうことは簡単でしょう
そういう風にスタートラインとゴールラインを直結して物事を考えてしまう人は本作を楽しむことは出来ないと感じています
多重関係を味わい深いものにする方法は、初めから終わりまでの間にどれだけ想いの交錯があるかを頭の中で妄想してみることだと思っています
彼方を立てれば此方が立たず、という二律背反の中に面白みがある
私はそれらを賞翫することが出来たと自負しております


また、永遠を作り上げるための手段として君望では記録媒体の写真を多く用いている
今の時代だとデータを電子機器に保存すればいつでもどこでも好きに見られる上に持ち運びも楽だが、やはり電子機器を介した情報というのは味気がない
人間に情感を催させるものとしては紙媒体の写真は今もなお現役であると思う
もう一つの長所はデータは常に新鮮な状態でしか保存出来ないが紙は風化する
色褪せて茶色くなった写真などは如何にも月日が経ったと実感出来るため、より価値が高まると言えるだろう


~Latest Edition~はファンディスクや三章など、オジリナルに新要素が加わっているのでボリューム満点になっている
かなり長い間プレイ出来ましたね
ここ数年の中でも読むだけでこれほど長く感じたのは久しい

その訳として考えられるのが選択肢の多さですね
2000年代前半のエロゲは選択肢が膨大で、マブラヴも結構多かったですが君望はそれ以上だったと思います
厄介なのは似たような選択肢や全く同じ選択をしてもルート毎に未読扱いになるという点w
しかもほんの微妙に台詞が変わっていたりしてもスキップ機能が止まるので同じような文章を五回くらい読まされることもあったw
御蔭様で部分的に丸暗記してしまうような事態になってしまいましたが、それも一興だったのではないかと今では感じていますw


当時の時事ネタが大量に盛り込まれているのも良い点でしたね
リアルタイムでプレイしていた人は最近の話題として身近に感じられただろうが、私みたいに18年の歳月を経てプレイした人間にとっては「あ~そんなことあったあった!」と昔に想いを馳せながら遊べました


尽未来際を語り尽くした傑作と言っていいでしょう

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【悲報】孝之さん、オルタの主体世界では既にお亡くなりになっていた


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全24エンディング、コンプリート完了です……(達成感)






君望


シナリオ:★★★★★★★★☆☆

キャラクター:★★★★★★★★☆☆

絵:★★★★★★★★☆☆

音楽:★★★★★★★★★☆

演出:★★★★★★★★☆☆

ユーモア:★★★★★★★★☆☆

エロ:★★★★★☆☆☆☆☆

ゲーム性:★★★★★☆☆☆☆☆

環境:★★★★★☆☆☆☆☆







S(神)

Ever17 -the out of infinity-   Steins;Gate   この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
BALDR SKY Dive2 "RECORDARE"    WHITE ALBUM2 -introductory chapter-
WHITE ALBUM2 -closing chapter-    家族計画 ~絆箱~
EVE burst error    サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-    マブラヴ オルタネイティヴ

A(優良)

車輪の国、向日葵の少女    G戦場の魔王    装甲悪鬼村正
11eyes -罪と罰と贖いの少女-    素晴らしき日々~不連続存在~
グリザイアの果実    キラ☆キラ    euphoria
BALDR SKY Dive1 "LostMemory"    そして明日の世界より――
真剣で私に恋しなさい!    最果てのイマ    英雄*戦姫       
リトルバスターズ!エクスタシー    あやかしびと
-atled- everlasting song    この青空に約束を―    narcisu
narcissu SIDE 2nd    穢翼のユースティア
遊撃警艦パトベセル~こちら首都圏上空青空署~
Trample on “Schatten!!” ~かげふみのうた~    
ChuSingura 46+1 -忠臣蔵46+1-    ルートダブル -Before Crime * After Days-
斬魔大聖デモンベイン    Summer Pockets    ソーサリージョーカーズ
景の海のアペイリア    ISLAND    君が望む永遠 ~Latest Edition~←NEW

B(良)

CROSS†CHANNEL    車輪の国、悠久の少年少女   CHAOS;HEAD
俺たちに翼はない    3days -満ちてゆく刻の彼方で-    Rewrite
BALDR SKY DiveX "DREAM WORLD"    天使のいない12月
WHITE ALBUM    輝光翼戦記 銀の刻のコロナ
Sugar's Delight    もしも明日が晴れならば    沙耶の唄
はつゆきさくら    こなたよりかなたまで    CARNIVAL    機神飛翔デモンベイン
eden* They were only two, on the planet.     さよならを教えて ~comment te dire adieu~
マブラヴ


C(普)

装甲悪鬼村正 邪念編    家族計画 ~そしてまた家族計画を~

D(微)

fortissimo//Akkord:Bsusvier
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