
ソーサリージョーカーズ 感想
■シナリオ個別ENDは無く、グランドENDで締めるため一本道
道中に選択肢は1個も出てこない
そのかわり多視点で展開していくシナリオなので群集劇と捉えるのがわかりやすい
ルートジャンプという機能が実装されていて、いつでも好きな地点から開始出来る
これによりセーブがほとんどいらないのがシステム面で大きく評価出来る
100個用意されているが10個程度しか使わなかった
ゲーム開始時から12・12(メイガステロル)までが一区切りとなっていて、そこから一年後まで時間が飛ぶ
庁舎(シンボルタワー)が消滅するまではフィオナ、センリ、陽斗、あさひ、凛久の5人の立場を移ろいでいくが、物語が進むにつれてセンリ、陽斗の二視点に絞られていく
一本道とは言ったが、タイトル画面にいる6人は全員主人公と言っても差し支えないほど公平に個々の掘り下げが行われているので、シナリオ感想については1人ずつ分割して書くことにする★陽斗陽斗のキャラ自体にはそれほど魅力を感じてはいない
馬鹿正直で何事に関しても額面通りに受け取るのが彼の良さでもあり、人情の機微に疎い理由でもあろう
彼の前向きさが崩壊したのが、自分が勝利者のクローンである真実を朱乃から告げられた時だった
それまで当たり前に存在していた日常が崩壊し、縁となるもの全てを一瞬で失う
茫然自失となる陽斗には多少なりとも感情移入の余地はあった
ラストで判明するが陽斗のオリジナルは天吹千里であり、彼の若かりし姿をベースとしているとなると辻褄が合う
陽斗の生まれた経緯についてはクローンであると確定した時からずっと頭に凝りとなっていたから終わり間際でわかって助かった
魔法省にいた戌亥を始め、魔力素子(エレメント)不足を解消するために勝利者のクローンを創り出す事が狙いだったわけだが、彼は最終局面で勝利者として覚醒してしまいました
だからもし灯夜に敗北していたら千里と同じように利用されたと考えられる
仮初めの環境を用意することで勝利者としての目覚めを促進させる意図があったが結果的には奏功していた
覚醒するまではただの蒼炎使いだが、覚醒してからは相手の異能(デュナミス)を断つという反則じみた力を持つ
聖戦時に紙舘が参加権を剥奪されたのはオリジナルの千里の優しさであり、彼の人柄を陽斗も受け継いでいるのだろう
陽斗のクローンは量産されて至る場面で酷使されているが、自我が明確にあるプレイヤー視点としての陽斗とは強さに差がある
新結晶を用いたクローンの性能はそれなりに高くて面倒そうだった
陽斗サイドではあさひと凛久が行動を共にするが、二人とも彼から薫陶を受けているのがわかる
勿論、陽斗自身も成長しているけれどヒロイン二人に与えた影響は計り知れない
あさひは芯がしっかりしているから個人的にはそれほどではなかったが、凛久に関しては陽斗の性格がプラスとなった部分は多いと感じた
彼女達以外にもサブキャラクターの暁が陽斗とは見事なまでに対照的に描かれているのも注目したい
現実的で夢想はしない為人の暁にとっては陽斗は眩しい存在でもあったのはすぐにわかるであろう
彼らは仲が良かったが喧嘩はしたことがなかった
主義主張が違う相手とはどこかでぶつかる時が来てもおかしくないのに衝突がなかったということは、実のところ本音で語り合ったことが無かったという証明にもなる
満を持して戦いの舞台が用意され、状況が二人を戦わせる事になったのは幸運ととってもいい
言葉で心奥を探る事が出来ないのなら時には物理的な手段で以って語るしかない
物事が行き着く先であり真理とも言える
陽斗に関係した人物の中で最も訓辞を与えたのが悠司でしょう
当作品は年長者の台詞が滅茶苦茶光る作品で、亀の甲より年の功という諺にうんうんと頷きたくなる
陽斗がクローンである以上、実父ではないが時間の経過と共に「父さん」と自然に呼んでいる事から、血の繋がりではなく心の繋がりこそが家族にとって大切な事だと学ばせてくれる
「フェアじゃない」という決まり文句を理不尽な事がある度に言う陽斗だが、この台詞の由来は不正を許さない警察官である悠司の背中を見てきたからだと勝手に想像している
また真の意味で陽斗の助言者となったのは悠司以外にはいないであろう
道に迷った子供を親が導くのは至極当然ではあるが、キャッチボールまでして親身になってくれる非血縁者は中々いない
悠司自らが語ってはいたけど、彼自身政府のクローン生成には快く思っておらず、任務として赤の他人であるのに親と偽って生活をしてきた事による罪滅ぼしも含められている
ただそれだけではなく、純粋に陽斗を本物の息子として扱っている真摯さも見て取れる
『陸壬」という名字は悠司のものだから陽斗に捧げたのはわかるが、果たして『陽斗』と名付けたのは誰なのだろうか……
言及はされていなかったがこれも悠司と考えるのが妥当でしょうね
名前通り陽気な奴だぜ
戦闘スタイルは至ってオーソドックスで蒼炎を操って戦う
12・12後はMAGIの大剣と蒼炎を混合させ、肉薄してぶった斬る手段を多く取っている
異能発動時は斧槍に形態で戦っている
ルゥが呼び出した大陸間弾道ミサイルと真っ向からぶつかり合った時は規格外の出鱈目さに笑うしかなかったw
★凛久"敢えて"6人を個別ルートに分けて考えるのであれば、シナリオ的にはNo.1だった凛久というよりは朱乃のキャラとしての完成度の高さに感極まったと言うべきだがwww彼女の会話は思い返してみてもダントツでしたね
本来、凛久はこの世にいるはずのない人間でいるべきなのは、朱乃の妹である緋奈のはずだった
魔法適正が高いながらも病弱ということで故意に脳死にさせられ、臓器を摘出させられてしまった事を知った朱乃の心中は容易に察する事が出来る
でもそこで首謀者に対して怒り狂い、その場限りで終わるのではなく彼女は社会的抹殺を試みた
実験に関わった人間に報いを味わわせるためにATORIの実権を握るまでになった朱乃
そうまでして叶えたかった悲願が緋奈の人工的復活
不道理で奪われた大切なものをそっくりそのまま蘇らせる事である
陽斗と同じ処遇になるけど、だからこそ実際のクローンである陽斗と朱乃の会話には含蓄があった
一度失われた命は二度と戻らない、これは自然の摂理であり逆らえぬ理法
如何なる方法を駆使しても、元いた人間を蘇生出来るわけがない、覆水盆に返らず
無論彼女もそれは重々承知ではあるけども、そこまでしなければ緋奈が浮かばれないと思ったか、はたまたただの自己満足でしかないか、突き詰めれば「自分がそうしたいからする」信念としか言いようがない
全部わかってやっている朱乃を止めたければ力づくで止めるという結論にしか行き着かない
しかし朱乃の本当の狙いは別のところにあった
皮肉な事に愛する妹から抜き取られた心臓はいけ好かない小娘のパーツとなっていた
その少女こそ凛久である
確かに臓器提供先は残された者からすれば気になってしょうがないよね
だからこそ朱乃は間近で観察するために凛久に近付いたのだろう
でも全てを知った今ならわかる、本心を告げるまで朱乃は心底凛久が嫌いだったはず
自分がどうやって生きているのか知ろうともせず、略奪者(コレクター)として命じられた役割をこなす機械
彼女には圧倒的に足りないものがあった
それが"主体性"である「ああしてみたい、こうしてみたい」という自我が一切感じられないその生き様に反吐が出ただろう
そんな空虚な凛久に対して朱乃がとった一か八かの賭けが最高でしたね
緋奈のクローンを生きていた頃と寸分違わぬ精巧さで作り上げ、心臓さえ手に入れば瓜二つの傑作が出来上がる
その肝心の心臓の返還を凛久に求めたのである
血を循環している機能を司る心臓が無くなれば人が死ぬのは当然
だが事ここに至っても凛久は朱乃の妹に申し訳が立たないから、と言う
ここで陽斗が介入しなかったら凛久は死んでいたんじゃないかとさえ思う
周囲の人間に諭されて漸く能動的な発言をしたシーンは涙ぐみましたねぇ……
ソーサリージョーカーズで一番価値あるところだった
同時に初めて人の輪の中に加わる事が出来た事を、鳥と地上使って詩的な表現していたのが絶妙です
俯瞰的な位置にいて無関心、無関係でいる事に終止符を打った凛久は人間として一歩前進した
朱乃が凛久に是が非でも知って欲しかったのは命の重みと緋奈という人間の御蔭で生きている事実
こんなに世話を焼いてくれたのに呆気なく死んで物語から退場って悲しすぎるよ、朱乃さん……
切に死んで欲しくなかった
殺したのがルゥに操られていたとはいえ、凛久だったのも救いようがねぇ
終盤、全員で集まった時に緋奈は特に原理的な説明もなく生きているがオリジナルではないだろう
詳細は語られていなかったけど朱乃が作ったクローンの可能性が高いか
まぁ陽斗が偽物の生活していた時も騙せるくらいには動いていたわけだし、そのあたりの技術を応用していると考えるべきなのだろうな
凛久はエピローグで医者になりたいと願望を述べる
収まるべきところに収まったというか、彼女にとっては天職になり得るかもしれないね
命を感謝の気持ちとして形に表すのには最適だ
凛久はルゥを倒す事に躍起になってからは満身創痍の状態が続いていたが、灯夜に亡者として蘇生させられた朱乃と戦い、最後に彼女から激励の言葉を貰えたのが良かったな……
★あさひあさひで取り上げべきはやはり日記と異能でしょう
序盤では日記に書かれた事柄は未来予知だとされていたが後半になると一変する
日記には原則として命に関わる危機が迫っていると文字が浮かび上がってくるが、この基準がいまいち判然としなかった
陽斗が危ない状況だとまず間違いなく予知されるのはほぼ確定といってもいい
ただし前半で全く関係のないモブ3人の命を落盤から救ったこと事例もあり、メインキャラクター以外にも発動することが窺える
あくまで推測になってしまうけども、あさひが関与した人物やこれから接する人間に該当するのだと思う
その日記の事をあさひは『試練』と読んでいる
試練を達成すれば夢の国へ行けると言うあさひだが、これは"天国"の比喩だとずっと思っていた
天涯孤独のあさひにとって身寄りは一人もいない
予言されたミッションをクリアしていくことで救われると考えていたようだが、最終的に夢の国とは天国ではなく『理想郷』と定義するのが適当である
天国という死後あるのかないのかわからない概念的なものよりも、理想郷は実現可能だからである
当人がベストと思うことが出来ればそれが理想郷になり得るからだ
あさひにとって今この世界を生きる皆と取り巻く環境こそが最も大切なものであると認識し、夢の国を置換した展開が良かった
彼女の本当の力は予知ではなく"タイムリープ"であることが終盤で明かされましたね
"未来を予知出来るのは未来から現時点まで戻ってきているから"である
これは面白い魅せ方でしたね
どうしても過去に戻らなければにっちもさっちもいかない苦境に立たされ、断腸の思いで決断するパターンは見慣れている
要するに神の視点を持って、キャラクターの時系列を追うことは創作物においてプレイヤーは簡単だ
ただ、その神の視点ですら観測出来ないのが既に未来から戻ってきている事象
起こってない事が実は起こっていて、そこを伏せることで読み手を錯覚させていた
後付とも言えるが、未来の事象を見せずに戻ってきた場面だけを我々は見せられていたことになる
これには新味を感じられました
タイムリープ能力者である事が判明してからは未来の出来事もしっかり描かれるようなるのでちんぷんかんぷんなことにはならない
また陽斗は何度かバッドエンドを経験するが、本来タイムリープ能力者であるあさひ以外は以前の記憶を持たないのが定番であるのに対し、陽斗は記憶を保持することが出来る
まぁ主人公に記憶が蓄積していかないと同じ行動の繰り返しで枝分かれしないしね
改変において必要事項なので仕方ないでしょう
陽斗、あさひ、凛久の3人は黒幕の六道灯夜と戦う事になるが、彼は何だかんだであさひの異能を買っていて最後まで味方に引き入れようとしていた
敵対していても実の妹であることには変わりないわけだし
過去へとタイムリープする際には「さようなら、愛しい私の“試練”」という彼の声が挿入される
灯夜はあさひがやり直す度に満足そうにしていた
世界を率いるトップになろうとしていた灯夜にとってはあさひの能力は自分の可能性を試す良い材料だったんだろうなぁ
それも後々陽斗があさひのデュナミスを破壊したので無意味になるんですがw
陽斗は勝利者のクローンなので他者の異能を打ち消す事が出来る
しかしあさひの能力を無くしてしまう事はやり直しがもう出来ないということでもある
出来るだけ良い道筋が作ってから断ち切るのが理想的だがこれにも勇気がいるよね
因みにこの灯夜君、いの一番で物語に出てきた犯罪者だったというオチw
ミステリーで最初に出てきた人物が黒幕というのは結構あるけど、最近見てなかったから面白かったw
ロン毛野郎の印象しか残ってなく、登場時間も短かったから意表を突かれた
警察庁警備部魔法特化係《バースト》にはわざと拘束された
そうすることで収容所という安全圏から命令を出すことが出来たからである
最終戦ではノアとリンクすることで不死身の如き再生力を手に入れていたが、センリがノアを取り戻してからは供給が切断されてフルボッコに……
最期は恍惚としたルゥと共に旅立ったがこれは精神的に操り人形にされたと考えた方がいいかな
明確な描写は無かったが、ルゥは灯夜を崇拝していたので抱き込んだと考えてよさそうだ
★ノアノアは一番登場が遅いヒロイン
メイガステロル以降になる
真打ちは後から登場するとはよくいったもので、シナリオの中核を担している
ノアの素性を知ることが原点へと至る道になる
教団(ネクスト)の教祖として祭り上げられていたがセンリが保護してからは以後行動を共にする
戌亥から"ロスト"と呼ばれている
元々は魔法省側で王の柱から切り離され誕生した存在
王の柱そのものと言っても問題はないので、生存に魔力素子を必要とする
センリがノアと一緒にいると度々脱力感に苛まれるテキストがあるが、これは魔力素子を吸い上げていた事になる
吸引量を自信の力では制御することが出来ないらしく際限なく貪り続ける
ノアとセンリのやり取りで感銘を受けたのは無知な彼女が自分なりに考えてセンリとの別離を選択した場面でした
ノアの知識は生まれたばかりの赤子並で世情、倫理観など全ての物に対して疎い
それ故に見た物全てを恐るべき早さで習得していくが知恵を得たとしても自ら思考し、正しく行使する術を知らない
特に自警団タケマルのナイフの刺突を受けて天に召された概紋神父の死体から溢れ出す血を両手で掬っては身体に戻そうとしているシーンは本当にやめてくれと言いたくなるほど痛ましかった……
この時、ノアは死ぬという概念そのものについてまだ熟知してはおらず、血を戻せば生き返るとすら思っていた
誰もが絶句するような死者を冒涜する有様だったが命の大切さを勉強させるという意味では必要でもあった
幸いなのはノアに悪意が一片も含まれていなかった事である
前途多難ノアだが同行する時間が多くなるにつれて徐々に人間界のルールに則って善悪を判断出来るようになっていく
その過程はしっかり描けているし、見所と言えましょう
如何にも「これは後々の伏線ですよ」と言いたげに張られていた苺もエピローグで語られていましたね
木の棒に苺の絵を描いて土に差し込み、その下に苺を埋めただけだったけど芽吹いていた
誰かが気付いて手入れをしている形跡があったが、これは誰だったのか想像してみよう
第三者の可能性の方が高いが個人的にはフィオナだと思っている
慈悲深い彼女なら密かに育ててくれているような気がした
灯夜はノアを聖戦の選定者と位置付け、自分を勝利者として選んで貰うつもりだったようだが成就しなかった
ノアに関連する事で"聖戦"という単語はしばしば使われるのだが、本作品でも
某聖○戦争そっくりの戦いが過去にあったんですw
聖戦の勝利者は好きな願いを一つ叶えられる設定になっていてその折に勝利者は魔法素子を世界に浸透させ、今の魔法社会を形成した
正直、ここから聖戦がメインになったらどうしようかと焦ったよ……
だってそうなるとどう足掻いても二番煎じにしかならないからねw
聖戦は一応行われてはいるけど、敵味方の区別はしっかりしていて揺らがなかったから安心した
最も危惧していたのは陽斗サイドとセンリサイドが争う事だったんだw
センリとノアは直接勝利者のところまで赴いて魔法素子を蔓延させている核となる物質を委ねられる
結果的に言うと魔法社会は終焉を迎える
ではノアはどうなるのか?
そもそも彼女の身体の構成物質は王の柱から生み出されたものであるから魔法素子だ
だが魔法素子が世から消滅してもノアは人間と変わらない肉体を得て存命している
ソーサリージョーカーズで特に疑問を覚えたのがここでしたね
別に『辻褄が合ってないから駄目』と言いたいのではない
ノアが生きているのならばそれはそれで良い事だし、これから一人の女性として人間と同じ道を生き、同じように人の世界で一生を終えるのだろう
それはとても喜ばしいことであり、この上ないハッピーエンドである
悲しむ者は誰一人としていない
しかし俺個人としては彼女は魔法素子の消失と共にいなくなった方がより感動出来たと考えている
そうした方がノアというキャラにより箔が付いたと思ってしまうのだ……
この点に関しては好みになりそうですね
コメット・ルシファーみたいなラストが望ましかった
★センリ陽斗と対をなす主人公ですね
センリの描き方で秀逸なのはバトルシーンですね
陽斗の戦い方が直情的なものであるのなら、センリの戦法は『腹の探り合い』
言葉を巧みに使ってハッタリをかましたり出し抜く事を戦闘に取り入れている
これが読んでいて非常に楽しく、駆け引きの素晴らしさ存分に堪能出来たので拍手喝采です
陽斗サイドよりも綿密に計算された戦い方が痺れます
意図的に自分を窮地に追い込み相手に優越感を与えてからの逆転劇に旨味がある
奇襲や騙し討ち等、何でもあり情け無用の戦闘スタイル
それこそが"正々堂々"であると本編で彼は言っているがまさしくそのとおりである
武道や試合をしているわけではないのだから、いつ何時どこから攻撃を仕掛けても問題はないのである
無法こそが彼ら野良魔法使い(アウトキャスト)における暗黙の了解なのだ
センリも陽斗と同じく数少ない異能使いである
その能力は"魔法の再構築"
センリは自分独自の魔法は使えないけれど、他者が使った魔法をそっくりそのまま模倣する事が出来る
戦闘スタイル常に相手の魔法を真似るというものだが、魔力生成の素養が高いため同じ魔法でもセンリが創り出したものの方が威力が高い
相手が魔法使い(キャスター)ならまず力比べでは負けない
彼の能力は物語後半で明かされるがそれまで幾度となく相手と同じ魔法を使っていたから何となく想像は出来た
相手が強力な魔法を使えば使うほどセンリはそれ以上のものを使役出来るので実質最強に近い
最大の弱点は常に後手に回らなければならないことである
相手の魔法を分析してから構築しなければならないため、初手殺しがセンリを倒す上で有効といえるが高速で解析してすぐ同じ魔法を使っているので短所とは言えないかもw
最初にルゥと相対した時はヘリを圧縮して消し去っていた
あの場には魔法使い達が大量に詠唱していたので、それらの中から最適解を選び出した
一対多はセンリの使える魔法も多くなるので彼にとっては有利に働くだろう
戌亥との戦闘でのブラフも最高でしたね
あさひが飛び込んでいった窓を何度も意識させて屋内に走り去ったと思わせつつ、「実は隙を伺っているのではないか?」ということを念頭に置かせたりしていた
「フィオナ!」と何度も彼女の奇襲を警戒させることで自分から注意を逸らせる芸当は見事でしたね
戌亥の視界からはフィオナの両足しか見えてなかったから、遠目に見たくらいじゃ彼女はそこに横たわっているものだと思う
だがしつこいくらいに呼ぶ事で「また嘘っぱちか」と安心させる
そして本命のフィオナの急襲を"有り得ない"と錯覚させていた
戦場における策の作り方は妙技
このあたりの戦闘テキストはどちらのライターが書いたものなんだろう、とにかく圧巻という他なかったです
ルゥとの決着がセンリだったのも嬉しかった
ずっと待ち侘びていた展開だったんだよ!
惜しむらくは彼女と相対した時のセンリはノアと長く居すぎたせいで魔力素子が完全に枯渇してしまっていた事だった……
異能力同士の激しいバトルも見てみたかった
ほとんど一般人と変わらない戦闘力でルゥと戦う
あまりにも手応えが無いので油断させようとしているのだろうと思っていたルゥもセンリの身に起きた事実を知るなり激怒、そして落胆
あれだけ執着していたセンリに対して一気に熱が冷め有象無象の如く殺そうとする
劣勢を強いられていたセンリが取った最後の手段が不確定要素しかない新結晶を使用することだった
まさかそこから異能を再現するまでに至る大逆転があるとはwww
この男……やはり出来るッ!!
他者の思考読み取るルゥの異能を一時的に再現することで次にどんな動きをするか手に取るようにわかる
同時にルゥが愛用している翅のMAGIにも干渉し、自在に操る事が可能となった
形勢逆転して優位に立ったセンリがどのような罰をルゥに与えるか期待していた
単純に殺すだけでは彼女にとっては軽すぎると思ったのか、センリは自分の心をルゥに読ませる
千に渡る処刑方法がセンリの心奥で描かれている事を直視し精神的圧迫に耐えられなくなった彼女は気絶してしまう
次にルゥが目覚めたのは灯夜の前だがやたら表情が蕩けていたので以前とは別人になっていた
精神攻撃は基本
次にセンリがノアに惹かれた理由を考察してみよう
基本的にセンリは使えるものは何でも使う
でも利用価値が無いものは切り捨てる傾向にある
その中で特にこれといった訳がなく引き連れているのがノアだった
彼女はセンリにとって何の利益も齎さない
寧ろ一緒にいることで非常時の足手まといでしかないのだ
そんなノアをどうして匿い続けたのか?
教団から逃れた際には真相に近付く端緒となるかもしれないと思いノアと一緒にいた
だがノア自体が何も知らないので結局のところ進展は望めない
彼女を餌とし、大物が掛かる事を狙ったのは十分考えられる
けれどもセンリの心情を私的に読み取るのであれば、損得は抜きにして単に一緒にいたい人物だったのではないかと思う
センリはノアの無垢なところに魅力を感じていたと予想出来る
彼は元々対テロ組織部隊《CTRP》に所属しており、その時は悠司を隊長と呼ぶくらいに熱意はあった
欲を言えば斜に構える前のセンリを描いて欲しかったのだが、彼の過去に関する描写はゼロと言っていい
妄想にしかならないけれど部隊にいた頃のセンリはまだ純情であると仮定する
蝋の人工翼(イカロス)の末路が仕組まれたものであると知り急遽部隊を離脱、行方をくらませてから今のような捻くれた性格になった
以前の自分とはもう決別していて戻れない道になってしまっている
なればこそ、ノアのような純粋さは海千山千の者と渡り合ってきた彼にとって何よりも尊いものではないだろうか
センリにとってノアは失った輝きそのものであったと個人的には捉えている
無色であったからこそ逆に興味を持った
ノアに対してフィオナと協力関係を結んでいたのは単純に戦力になるからである
腕が立つ者は傍に置いておくと有事の際に役に立つ
フィオナも一癖も二癖もある女なんだがwww
エンディング目前で明言されるが、センリは本名ではなく聖戦の勝利者である父親の名前である
勝利者の名前を利用すれば近寄ってくる人間がいると踏んでいたようだが思ったよりも手掛かりはなかった
偽名を使うところも抜かりがないなw
『天吹紡』、それが本来の彼の名前である
ただセンリを紡と書くとややこしくなりそうなのでこの記事ではセンリで統一させてもらってますw
★フィオナ自分の在り処を探し続ける姿勢が胸を打ちましたね
本当の自分は一体どういった人間なのだろうか?
フィオナは自分自身すら完全に偽る事が可能
実際にプレイしていて素の彼女はどんな振る舞いをするのか本当にわからなかった
作中の人物だけでなく、我々プレイヤーすら見事に欺いていたのは脱帽ものです
本来のフィオナを中々把握出来ないのは時と状況によって態度が変化するからである
任務のために忠実であり、戌亥の犬だった彼女はセンリに諭されてからMAGIを捨て不殺を貫こうとする
しかし戌亥の死を目の当たりにして己がまだ彼の呪縛から解かれてない事を知る
そしてルゥに再びMAGIを手渡され操られるが克己、ここでやっと安定する
原則として極力傷付けないような立ち回りをするが以降フィオナが戦う相手は人外ばかり
無害な人間を傷付けたりはしない
戌亥の部下だった時は邪魔だったら誰彼構わず殺したからな
そうしなくなったのは彼女が自らの頭で考えて論理的な思考が出来るようになったからなんだよね
命令されて生きている時のフィオナは機械みたいな冷血女だった
でもこの頃の彼女もかなり好きだったりするw
フィオナが戌亥の奴隷だった折に彼女を『あんた』と呼び、頑なに名前を呼ばなかったのも大いに感心しました
彼女にとっては大層苛立ちを募らせたがそれもセンリの狙いだったと言える
名前で呼ばないのは"何者でもない"ということなのだ
誰かの言いなりになって自分の意志を放棄しているのであればもうそこに自己は存在しない
「自分を持て」というセンリのメッセージでもあった
概紋神父が刺殺され、ノアが行う有り得ない光景を目にした時に「狂ってる」と言うのですが実はあのシーンで一番影響を受けたのはフィオナだったんですよね
序盤のシスターは演技だったけど、最終的に概紋の意図を汲んでいる
他者を無償で救い、清濁併せ呑む彼を全く理解出来ないと内心では貶していたにも拘らず、シスターへの道を選ぶ
嘘が真になった瞬間でした
暗殺者であった時期も、偽物だったとはいえシスターとして献身を尽くした時も、一切合切を含めてフィオナという人間を構成している
これが彼女の出した結論
所謂、為してきた事全てが真実である
他のヒロインと違ってフィオナは自分を決定付けるまでの戦いが長く、精神面の葛藤を本当に綺麗に描けていた
以上はフィオナの内なる部分について表記したが戦闘面での彼女は当作品で至極の出来だったりする
中でもセンリとの戦いは一際素晴らしかった
戦闘スタイルは真逆といってもいいが、利用出来るものは何でも使うのはお互いの信条なので共通している
センリののらりくらりしつつも緻密に計算された戦法に比べて超効率重視の戦い方をする
目標を最短で仕留めるために頭が回転するのがフィオナの強み
必殺の一撃を避け続けて勝機を見出したセンリの方にも見応えがあり両者の戦いは手に汗握る
また、戌亥の枷がまだ外れていない時のフィオナとセンリの日常会話にも妙味があり、いつ寝首を掻かれてもおかしくない状況にはハラハラさせられたし、一定の緊張感が常に漂っていた
センリはフィオナを核心に近付くために利用し、フィオナはセンリを魔法省に有害であると監視し、気の緩みがあれば殺そう企む
バーリトゥードな関係は本当に見ていて楽しい
フィオナは蝋の人工翼(イカロス)の末路の生存者である
魔法を忌むべきものだと槍玉に挙げられた事件だが、灯夜によって引き起こされた事が確定
するとフィオナが憎むべきは灯夜になるのだが、彼との直接的な会話は無かった
灯夜は陽斗、あさひ、凛久の三人が相手をして倒してしまった
もしもの話ですがフィオナと灯夜の戦いは道理としてありそうだと想像しました
戌亥に憎む対象が魔法に掏り替えられて誤認させられてしまったのが災いしたね
概紋の亡き後、後任として教会の運営をしていく
敬虔な信徒ならばともかく、フィオナやセンリ目当ての信仰とは縁遠い者達の来訪に悩まされていた彼女は規則に因われない新たな方針を打ち出す
救済を求める人を待つのではなく、自分達の方から真に助けを必要としている者達の元へ出向く奉仕スタイル
彼女が考案したこの方法はこれから多くの人々を救い、ゆくゆくは今まで殺めた人達への罪滅ぼしになっていくのであろう
■キャラクター神前・フィオナ・アンナベル>ノア(Non acute)>逢鳥凛久≒ルゥ>御来屋朱乃>六道あさひ>アゲハ>小比類巻結望>紙舘栞子>睦壬(御来屋)緋奈●神前・フィオナ・アンナベル金髪碧眼の女性を好きにならないわけがない!!キャラ単体で見るなら完全に俺好みでした
二面性がある人格、剣使い、おっぱいでかい、好きになる要素しかねぇ!急にスイッチが変わったように喋り方を変化させたりしていた
それで全く別人になったように感じてしまうのだから桃井穂美の演技力に感嘆すべき
必要とあれば女であることを慰安の道具に使う事も厭わない
あらゆる意味で任務に忠実なプロフェッショナル
積み重ねきた確かな実績があるため、自分の事を誇りに思っている
センリが「自信過剰なんだな」と言うも「客観的な評価よ」と返答
「いや自分で客観的な評価って言ったらとどのつまりそれって主観的評価と変わらないんじゃ……」と突っ込みを入れたが、本人がそう言っていたとしてもその通りだと他者が感じたら真実となるな
滞りなく遂行するために筋トレ等の肉体強化は日々行っているので引き締まった体をしている
栄養価も気にするため食物にも拘る
冷静さを欠いた時は常時携帯している棒型の飴を舐める癖がある
鎮静剤のような効果が確認出来ているが材料は正確には分からない
フィオナは味覚を失っており、唯一感じ取れる味が飴の味らしい
ストイックであることはセンリと馬が合うらしく二人で鍛錬している場面があります
魔法を行使する際、川柳を詠むのが中二病っぽくて堪らねぇwwwwwくっそカッコいいと思ってしまうあたり、俺もまだまだガキなんだなぁ
・《恋い焦がれ 叶い平伏 杭の雨》
・《麗しく 刻薄に往ね 氷紋》
・《名前無き 屍の価値 踏みしめる》
・《銀世界 凛と従え 不足なく》
・《峰々に 畏敬を抱く かくれんぼ》見落としがなければ5種類
戦闘ではこれらだけだが、日常的にも詠むので全部合わせると結構な数になる
使用武器は剣と書いたけどどちらかというと刀に近いかもしれない
柄の部分だけがMAGIデバイスで刀身は魔法によって氷の刃を形成する
使う魔法は氷結系で全部氷属性が付与されている
チャームポイントは八重歯
彼女が実際よりも幼く見えるのはこれのせいだろう
ソーサリジョーカーズは年齢が公表されているので分からないけど……
修道服よりも私服の方が好きだったりします
やはりフィオナは畏まった物腰より傲然としている方が好きだ
当時人気投票では1位を獲得したらしいですやっぱ良いキャラしてるよなぁ……
これには納得

シスターをやってる時は温厚で争いを嫌う
ミキヒサが言った「3・7・5・6・4(皆殺し)」を「3・7・5・6・4(さぁ和むよ)」に変換した時は聖人かと思ったw
これでいつでも他者を殺せる準備をしているのだから怖すぎるw

筋肉質なフィオナさんの足を揉みたいです!
女豹のポーズ大好き

息を吐くように殺す殺す言い過ぎwwwwwwwwww
やっぱ折り目正しいシスターよりこっちのほうがええな



センリとフィオナがノアに言い聞かせた努力の積み重ねは裏切らないというのは箴言でしたね
これは大抵の事に当てはまる
継続すれば必ず蓄積されるのだ

正直無茶苦茶にしたい


うっ……耳が痛いでござる……
●ノア(Non acute)教団にいた頃は
Non acute(不要な感覚)という名目で利用されていた
王の柱と同一の存在なので名前は無いに等しいが、センリがノン・アキュートという2つの単語の頭文字を取ってノアと名付けた
センリと一緒に行動するようになってから株が上がった娘です
触れる事で一時的に異能を貸す事が出来るらしく、魔法の資質がないミキヒサが異能を使っているシーンがあった
物事に対するリアクションが新鮮な上に可愛くて笑えるw
伸ばし切った白髮が目を引き、裸に近いような服を着用しているので男性の股間に大変よろしくない
私服は裸セーターと絶対童貞殺すマンを徹底している
強姦されても文句は言えない服装なのでムラムラしてきます
『春』に思い入れが特段強く、何でもかんでも春に結びつけようとする
ノアが春を好きなのは始まりの季節であり、何かしらの変動を感じると思っているからである
応対に「あなかしこ」や「げに」など、古風な言い回しを使う事が多分に見られる
これがノアのキャラとしての立ち位置を勝ち取っており、虜にされたプレイヤーは数知れないだろう
私もその一人ですw
杏花の声は初めて聴いたがノアの声域だけで判断するなら独特の濁りがあって覚えやすいですね
声質的にも好きなのでチェックしておきました
人気投票ではフィオナとワンツーフィニッシュ(2位)
センリ側のヒロインの方がやはり人気あったんですねぇ

出会った時から誤解を与えるような言動を連発するwww

げに顔だぶるぴ~しゅで大草原wwwwwwwwwwwwwwwwwwどんな顔か見てみたかった!
げに顔はアヘ顔って事でいいのだろうか……

煙草は否定派でした

どんだけラブホ好きなんだよwwwwwwwwww

ある意味的を得ているwww

ソシャゲにありそうな排出確率アップを春に例えてきたか……

陽斗の名前を聞いて強く春を意識したらしいwwwwwww
もう『はる』って発音がされた何でも良いんじゃないかと思うwwwwwww

うーん、これはギアスのジェレミアネタでいいのかな?w


ふざけているかと思ったらたまに正論を言うから困るwww

最早意味不明wwwwwwwwwwwwwwwwww
良いムードメーカーだなぁw


初子作りが青姦とかハードルが高すぎるwwwwwwwwwww子を授かる意味をわかってなさそう
言い方が軽すぎる

パイパン派でしたか
好きな台詞の1つですね
トナカイ笑止は何かツボに入りましたwwwwwwww

ノアちゃん可愛すぎるんじゃああああああーーーー!!
Exactly(そのとおりでございます)
ボールを相手のゴールにシュゥゥゥーッ!!
超エキサイティン!!バトルドームネタめっちゃ嬉しいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
世代を感じるぜ

ノアの一人芝居が愛しすぎるwwwww
自己完結型の単独で盛り上がれる娘の需要あるで!


かの有名な広告のネタもありました!w

酷い言い草だwww
●逢鳥凛久美しいポニーテールが印象的
ボケと突っ込みを同時に熟す事が出来る器用さはノアと通じる部分あり
けれどもノアのが天然に近いのに対して凛久のは皮肉が効いている喋り方をする
毒舌が強烈なのも彼女の持ち味であり、陽斗は尻に敷かれそうw
合理主義で大抵の事について穿った見方をし、理性に溢れている
それが彼女を束縛するものであったとも言えるので難しいところ
シナリオの部分でも書いたが基本的には受動的
目標を自分では定められず、またそれ自体が必要ないと思っている
そんな関心を示さない彼女も陽斗達と関わった事で少しは丸くなった
自分がやっていることはどういった影響を与えるのか?
これが大きな一歩でしたね
出会ったばかりの頃はセンリにも劣らないほどの無愛想ぶりだったからなぁw
読書はするが時間を潰すために読んでいるだけだった
略奪者として活動していた時は素顔が露見しないように仮面を装着していたが、格好からして変態仮面みたいになっていたw
無駄に露出が高い服と相俟って痴女だと勘違いしてしまうw
あさひからは"あとりん"と可愛いあだ名で呼ばれている
ルゥによって別人格にされている期間があるが何とも可愛らしい語調で喋るw
国立第一高等魔法専科(アカデミー)の生徒でもあり、MAGIを製造しているATORIの令嬢である
一般普及しているMAGIと違い、その上位版となるハイエンドデバイスの杖を戦闘では使用する
カートリッジを必要とするけど威力はそんじょそこらのMAGIとは比べ物にならないほど破壊力がある
風属性の魔法を得意とし、臨機応変に使い分けていた
これ以外にも凛久はもう1つ雷属性の魔法を使う事が出来る
耳を劈くような轟音で雷撃を落として攻撃
元来、これは緋奈が有するはずの魔法だったが心臓を移植された凛久は使えるようになった
灯夜に放った際は見事にヒットし、左半身が消し飛んでいた
当たれば決定打になり得る事がわかりますね
こちらはMAGIを媒介とせず詠唱のみで使えるけど心臓に負担が掛かるのがネックらしい
声優は我らのエロゲ声優こと青葉りんご様でいらっしゃるぞ! 控えろ!けちの付けようがない演技をしてくれていたし、エロシーンの熱演ぶりは他のどの出演者よりも上手かった
ちゅぱ音に拘りを感じるwww
ねっとりしていてちんぽに纏わり付いてくるような舌使いは極上の一言である

逢鳥と呼ばれるのを嫌うのは会社との関係性がバレてしまうかららしい

クラウド・ストライフかな?




ラーメンについての情熱が凄まじいwww
食べ物の好みがおっさん臭いところも好きなんですよね
俺も豚骨が一番好きやで!あっさりよりこってり派
年食うと辛くなってきそうだがw
朝から食うのは猛者としか言いようがない……


そんな事いった暁にはどんな目に遭うかわかったもんじゃない

妻になったら心強いタイプ

ぼっちである事に共感を抱く凛久wwwww
まぁあさひとはまたぼっちのベクトルが違うんだけどwwwww
凛久のは寄せ付けないようなオーラが漂っているだよね
対してあさひは近寄っては来るけど、本人が電波で会話が通じなくなって孤立してるからなwwwww

最初こそぶっきらぼうで口数も少なかったけど饒舌になってくるのでコミュ障では断じてないと思います!


そうだよ! だからHシーンがあるエロゲっていうのは人の営みとしては至極真っ当な姿なんだ!
好きになったのに性行為がないなんてそれこそ人間とは掛け離れた姿じゃないか!
なお、何らかの事情で交配出来ない人達の都合は省きます


サマポケと繋がったぁ!!!!!!
御覧くださいこれが鳴瀬しろはが生まれた真相です(大嘘)

ほらみろ!! やっぱり3日間チャージは正しかったんじゃないか!!
俺も3日シコらないとムラムラしてちょっとの事でも勃起するようになるからな!!
凛久ちゃんありがとう! 君の御蔭で報われた!

処女を散らした時の股座は大体痛いものだと思っているけど違うのか…?
生まれ変わったら女性になりたいですね
●ルゥ俺達のアイドル桐谷華様であられるゥ!!敵対しているキャラの中では群を抜いて好き
愛らしい容姿からは想像出来ない残虐性を秘めた一面に注目
間延びした口調だが本質を言い表すような発言も多々ある
愛想が良いので正体を知らない人間は親しみやすさを感じてしまう
その時点で彼女の術中に囚われているのだ
センリも全然気付いて無かったからな
全キャラを総合して較べてみても感情の起伏が最も激しい
喜怒哀楽を明確に表現するので高揚感を刺激される
異能は相手の心を読んだり、認識変換や対象を意のままに操ったり情報系を得意とする
発動には条件があり、一度は相手に触れてないと駄目っぽいね
戦闘においてこの手の能力は厄介極まりなく、様々な応用が可能である
それらにだいぶ苦戦させられているように描かれている
後半ではMAGI製のハイエンドデバイスを使いこなしていた
ルゥの意思を受信し、それに応じて作動するタイプ
知っている人なら東方シリーズの十六夜咲夜をまずイメージするだろうwww
短剣が宙に浮き、自在に操って攻撃のパターンは真っ先に咲夜が思い浮かぶw
もっと深く突っ込むならDIOでいいかw

ふむ、覚えておこう



特別な人間である自覚を持ちながらも、陵辱願望などもあったりして言動でも愉快にさせてくれる

陽斗と芝生に倒れ込んだ時はエロシーンあるのかと思ったけど無かった……
ルゥは1つくらいあっても良かったんだけどなぁ~

ルゥが楽しそうだと僕も嬉しい


狂気を孕んだ表情が一番好き

ルゥ様の下僕にさせて頂いても宜しいでしょうか?
どうも最大のブーメランでございますwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww絶対強者のルゥが敗北するシーンは満面の笑みで堪能出来ましたwww
自業自得過ぎて同情は出来ないが焦った彼女が可愛かったw

ルゥのだぞ!!月山さんじゃねーかwwwwwwwwwwwwww●御来屋朱乃本作品において名言を大量に残した人
台詞の価値において朱乃さんの右に出るものはいなかった……それでいてお亡くなりになってしまったため、より人物評価が上がった
是非報われて欲しかったが散々利用された挙げ句ルゥによって葬られる
優しかった姉の姿を捨て修羅となった朱乃は奪われる立場から奪う立場になり、様々な人間を利用してきたから因果応報といえばそれまでなのだが……歯車が狂わなかった未来があれば――と願わずにはいられない
サブキャラクターにしては強く印象に残りすぎる人だったなぁ
センリやフィオナみたいに身体は鍛えてないので戦闘は不向きかと思われたが、足技と重量を変更出来るMAGIを使って陽斗達と戦った
その際に「汗臭い鍛錬なんざ時代錯誤」と言っているあたり戦いも進化している
かわしまりのの一言一句が非常に楽しそうに演技しているように見受けられた
凛久の直属の上司であり、MAGIのプロジェクトリーダーを務めている
二人の会話シーンは風情を感じます

大人の接吻を僕に教えてください!!
●六道あさひ「りくどう」と読む方の六道さんですw
愚直なまでの信念を持っていて意志の強さは作中でも随一である
何者にも脅かされない強固な思考があさひの特権
陽斗とは似通っている部分もあり、意思疎通するが陽斗よりも自分を持っている
陽斗はクローンである事で揺れたがそれ以降はしっかりした思想を持って事実と向き合っている
あさひも兄が黒幕だと知った時、多少は逡巡したが良し悪しはちゃんと天秤に掛けられるので割り切っていた
考えるより身体が動き、貫き通すタイプなので理屈を並べ立てる人間には滅法強いwww
朱乃やセンリもあさひ相手に持て余しているようだったし、口では何を言っても勝てないだろうw
肌身離さず持ち歩いている愛用の日記は急いでいる陽斗に踏まれてボロボロになってしまったが、そこで怒りを堪えたのが可愛らしかった
ギャーギャー喚き立てるタイプかと思ったがそうではなかったのところは好感を持てます
そのかわり世話焼きではあるw
日記の予言通りに行動するため、初対面の相手でも臆することなく注意喚起し未然に防ごうとする
それも夢の国と試練が関係しているからなのだが……w
いきなり言い出した時には
「あかん、頭おかしい系や……」と思ったんですが、試練の事以外は普通の女の子でした
下ネタ耐性が低く、破廉恥なのは苦手としている
でもヒロインだからエロシーンあるよ!!
香山いちごの声は初めて聴いたけど割と覚えやすそうな声をしているので記憶に留めておきます
陽斗によって異能は失われるがそれ以外にも光の弓矢を出現させて放つ魔法が使える
命中すると存在そのものを消滅させる恐ろしい効果付きwww
これだけでも十分強いw
異能のタイムリープは世界干渉だからこっちも反則技です

これを真顔で言えるんだから大物ですわwwwwwwwwww

常人なら忌避したくなる気持ち、わかります

力量の差がある相手にでも全く物怖じしない
センリ相手でもここまで言えるのは凄い
あさひとセンリの会話は一時的なものでかなり短いけど好きです

自分の意見をはっきり伝えるところは素直にかっけぇって思う

この真っ直ぐさに肖りたいものだ

ジト目が可愛い


だからさぁ~、『もしらば』のたまちゃんの時も言っただろ?
これ小ぶりじゃねぇって!! 普通サイズだよ!!
●アゲハ不正な魔法認可証(リング)で資金を稼いでいた仲介者
メインキャラに比べると当然出番は少ない
主にセンリサイドで登場
妖艶な雰囲気を纏わせていて本音をよくはぐらかせる
冗談の度合いが圧倒的に多くてセンリはアゲハとの会話にいつも辟易としていたw
ただしセンリにゾッコンな事は間違いなく、ノアを殺そうとした事で説明が付く
極度の飽き性で趣味が目まぐるしく変わるw
ソシャゲに夢中になっていたかと思うとコーヒー豆を煎る事に熱中、次に会った時は病み系ポエムに変わっていたり……w
本性を現したフィオナに既の所で殺されそうになったが後に和解して以前の関係を取り戻している
センリ、陽斗達が居城としているアパートの一室の大家でもあるので住居提供をしてくれてもいる
口では荒唐無稽な事ばかり言っているが根は優しい
朱乃さんが死んだからアゲハも死ぬんじゃないかと思っていたが生きていてくれて良かった
そういえば『アゲハ』って名前は本名じゃないんだろうけど、正式な名前は明かされなかったので気になっていたりする
使用魔法は水属性
水流を発生させたり、部屋を水浸しにさせたりしていた
揮発させ霧を作って戦う事も出来るようだ




リセマラを無駄な行為と知りつつやっているのは興味深いw
俺はリセマラは否定派でグラブルやる際にも一度もしませんでしたね
何回もやってその時良いヤツを引いてもその後が続くかわからないし、確率は収束するものだと思っているからです
浮き沈みがあるのであれば最初に快適な環境を態々作る必要はないかな、と考えています
現に今のグラブルアカウントは長期的に見れば満足している


自分の台詞でツボに入る人好きよwwwwwwwwww
自社宣伝するのやめろwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

男は腹上死が相応しいと思っているwww
気持ちよくなって死ねるのなら悪くない

人身売買はまずいですよ!!


アゲハで童貞卒業出来るのなら全然悪くないと思う

漫☆画太郎先生のネタがこんなところに!
●小比類巻結望小比類巻っていうとK-1の方の彼しか出てこないw
結構珍しい名字のはず結望はアカデミーの陽斗達の担任だったが仮のもので、陽斗を監視するために仕方なく就いていただけだった
心優しい指導者の鍍金が剥がれると野心に塗れた姿を覗かせる
成り上がる事でより高い地位を目指す事が彼女の目的であり、世間に有能であると認められることである
フィオナと一方的に敵視していて陥れるがセンリと一緒に生還し殺害に失敗
戌亥とルゥには企みがあっけなくバレてしまっていた
考え方は如何にも小物って感じだけど結望にはそうなれるだけの素質があった
エキスパートに分類されるくらいに優秀なのは魔法の属性変化にある
火属性の魔法を放っても途中で水や風属性、その他あらゆるものに変える事が出来る
媒介には銃を使っている
残念なのは驕慢と実戦経験の無さだった
貴重な能力が宝の持ち腐れみたくなって退場していった人だったw
でも欲望に忠実な彼女の方が好きでしたね
倒したのは陽斗だったが多分殺してはないと思われる
御苑生メイの高慢演技が耳に心地よかったですw

国宝級に尊いのに誰かに使われるべきだと思っている所が滑稽だよなwwwww
一人で行動すればいいのにって思うw
名前を売るために魔法省は打って付けなんだろうけど

人間の業を的確に表していますね
自分に正直なのは良い事だ
●紙舘栞子陰謀を暴こうと東奔西走するフリーライター
センリ達が真相に辿り着けたのは彼女の功績が大きい
志半ばでルゥに殺される
しかし彼女は元々死を恐れていないため危険な事にでも平気で足を突っ込んでいく
やり手だと思ったのは自分がもしも殺された場合を想定し、他者にメッセージを届ける手筈を整えていた事だった
栞子の御蔭で実験施設内に隠し通路がある事を知ることが可能となった
センリと同じく情報を生き甲斐とし、役に立ちそうなネタを持っている者なら誰であれ取り引きを持ちかける
四六時中行動しているので寝不足になっている
睡眠が十分に取れてないとスクープ記事の見出しみたいな早口になる
相手の言葉の端々から利益を嗅ぎつける勘の鋭さも侮れない
センリが教団からノアを回収した時、電話で連絡を取り合っただけでその場にいないのに何か大きな収穫があったと見抜いていた
野生の勘というか洞察力に長けている事は記者に必要なスキルでもある
栞子は12年前にあった聖戦の参加者の一人で当時は異能使いだった
聖戦はバトルロイヤル形式で最後に一人になるまで殺し合いが続くが、勝利者の異能によって異能自体を消去されたので参加権を剥奪され生還
人の意識の外を歩く異能を所持していた
その名残かセンリやフィオナみたいに戦闘慣れしている人間にも気取られずに接近することが出来た描写が描かれている
戦闘能力は皆無なので聖戦では逃げ回っているだけだったらしい
離脱出来たのは幸運と言えましたね
魔法の誕生した経緯や灯夜に辿り着くまでの道筋を議論してくれたり、サブキャラクターの中では重要な位置にいる

自分の身体より情報を優先する心持ちに本気さが伺えますね
●睦壬(御来屋)緋奈研究の犠牲となったが最後には報われている
ノアと同じく牽強付会になるけど、心臓はドナー提供かな?
魔法が無くなったのなら他人の心臓でも大丈夫っぽい
人格は以前のまま再現されている
陽斗大好きっ子なのでベッドに二人して入っているところを悠司に見られて近親相姦を疑われていたが、実際血は繋がってないので問題はないw
本当の兄同然の信頼は寄せている

陽斗にとって心的外傷になっている生首w
■名言・印象に残った台詞・「あなたに天罰が下りますように!」/六道あさひ怒る代わりにあさひが言う台詞
「あなたに幸運が訪れますように」という別バージョンもあるが、こちらの方が好き
・「人生ってのは、野球みたいに、ラインでファウルとフェアがきっちり区切られているわけじゃない
何が正しくて何が間違っているかなんて、言ってしまえば誰にもわからない
だから俺たちは自分自身を信じて、走り出すしかないんだ」/睦壬悠司心底納得出来、涙腺が緩む作中でも忘れられない名台詞
野球に例えた表現方法が見事でした
・「医者と政治家の言葉は真っ先に疑えって教わらなかったか?」/御来屋朱乃
有難うございます朱乃さん、覚えておきます
・「全ての事には意味がある。馬鹿な連中はそう思いたがる
そうする事で自分もここに存在していいという担保が欲しいんだよ」/御来屋朱乃
酸いも甘いも噛み分けてきた人間だからこそ言える重みがあります
・「無知である事に甘んじてしまったら、成長はそこで止まってしまいます」/逢鳥凛久無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり
ソクラテスの言った事は真理だと思います
・「不幸は電話一本入れてから尋ねてくるような律儀なヤツじゃないんだよ」/睦壬陽斗陽斗にしては珍しく面白い言い回しをしていたと思うw
前触れなくやってくるのが不幸だからねぇ
・「窮地に陥った時、頼りになるのは血ではなく心の繋がりだ
私はそう思う」/戌亥尚央血は水よりも濃しとは言いますが彼の言い分にも一理あります
他者であれど互いを任せられるまでに高め合っていけばいい
・「何かを変えたいなら、口じゃなくて手を動かすしかない
行動を起こすしかないんです」/ルゥ
当然の事とはわかっても大多数の人間が出来ないのがこれ
ぐうの音も出ない正論です
・「上っ面の礼と趣味の悪いカーテンほど、もらって嬉しくないものはない」/御来屋朱乃全てを見透かされているようで怖いよぅ朱乃さん……w
・「大事なのは何が正しいかじゃない
周りのやつらにこれが正しいと思わせる事の方が重要で、それができる人間が世の中を支配するんだよ
客観的な倫理観には何の意味もねぇって事だ」/御来屋朱乃権力者ならではの発言
上に立つ者ならではの貫禄がありますね
・「降りかかった不幸を他人が引き受けてくれるか?
クソの役にも立たない同情を寄越すくらいしかできないだろ」/御来屋朱乃この正鵠を射すぎている発言は強烈w
突き詰めていけばその通りなんだよなぁ
・「自分にとってのハッピーエンドは、誰かのバッドエンドかもしれませんから」/ルゥ三角関係ではよくある構図
ルゥも意味深長な事言っている時の台詞は味がある
・「この世で二番目に迷惑な人種は、力を持たない思想家だ」/御来屋朱乃実現する能力がなければ徒労に終わるだけだからである
・「人生ってのはマラソンと同じだ。足が止まったやつを助けちゃくれない
立ち止まったやつから脱落していくサバイバルだ」/御来屋朱乃まるで俺のブログ更新頻度の激減ぶりを指摘されているかのようだwwwwwww
人生をブログにすると当てはまるwww
・「同情や哀れみはどこにでも溢れていますけど、本当にその人の痛みを理解するには自分がその立場になってみたいとわからないんですよ」/逢鳥凛久朱乃さんが言った通りクソの役にも立たねぇしな!
・「どん底ってのはさ、辛くてたまらないけど、今以上に落ちる事はないんだから安心していいんだよ」/アゲハ
サクラノ詩と繋がったぁ!!!!
アゲハさん、貴女は草薙直哉だったのか!(錯乱)・「空は青い。海は広い。あさひは裏切らない」/陸壬陽斗あさひは全幅の信頼を寄せられるといっていいほど迷いがないから摂理に加えても違和感がないw
・「お前はこの世界が正義と悪に二分化されてるとでも思ってんのか?」/御来屋朱乃そんな単純じゃないですよね
陽斗の向こう見ずな前進に歯止めを掛けた台詞
・「自分の意思がなけりゃ、者じゃなくて物なんだよ
道具なら人に使われて初めて価値が出る」/御来屋朱乃主張のない凛久にはよく響く言葉でした
言い方は辛辣だけど助言をくれている
・「自分だけが、なんて悲劇の主人公ぶってるヤツに限って、大した悩みですらねぇ」/御来屋朱乃朱乃さんの言動は俺の心にザクザク刺さるぅ……
もうぼろぼろだよ……
大好きです
・「想像力が足りてねぇな。もっと本を読め。馬鹿を治す努力をしろ」/御来屋朱乃もっと本読んで勉強します!!
朱乃さんの台詞の中じゃベスト3に入るかな
・「お前が思っているほど、魔法なんてモンは便利でもないし清廉潔白でもねぇ
それだけは、確かだよ」/御来屋朱乃魔法で可能な事と不可能な事を熟知していて実際に体験しているからこそ言える
・「大事な決断は、できるだけ自分の中で答えを出した方がいいの
他人の意見に流されたら、絶対に後で後悔するから」/六道あさひ全くもって同意
今の世の中流されちゃおしめぇよ
・「自分がどこに向かうべきか。悩んで選んだ道が正解とは限らない
例え間違いだったとしても、自分で出した答えなら自分で責任を持つしかないでしょ
後悔のない決断は、最後まで諦めない強さに変わるの
それで道が開ける時もあるわ」/六道あさひあさひの強さの一端が垣間見えた瞬間でしたね
他人のせいにしないために自分で決断する事は大切
・「自分の命って、思ったよりもぞんざいに扱えるの
死の恐怖、その本質は自らの死ではないから
生きている限り、死を経験する事は誰にもできない
だから他人の死、その恐怖でしか死を推し量れない」/六道あさひ
すばひびと繋がったなぁ!!
ソーサリージョーカーズ、すかぢ作品と共鳴しすぎだろwwwwwwww
・「お前はホームランを打つような人間じゃない。全力で駆け抜けろ」/睦壬悠司悠司さんの台詞最高過ぎる……
陽斗がマジで羨ましいわ
こんな良い父親そうそういねぇぞ
・「正しいとか間違ってるとか、一体何を基準にしているのやら」/御来屋朱乃本質を問う言い回しがたまんねぇなぁおい!
・「大事だぜ? 出来る事をやるってのは
できるのにやらなかったら、後で後悔する羽目になる」/御来屋朱乃自分出来る範囲でいいから行動を起こしてみよう
・「逃げるための理屈こねてんじゃねぇよって言ってんだ、クソガキ」/御来屋朱乃心を射抜かれたような衝撃を受けた名台詞
・「権利! 資格! お前は国家試験でも受けにきたのか?
だったら試験会場はここじゃねぇぞ」/御来屋朱乃愛しています朱乃さん
なんてエスプリを感じる台詞なんだwww
・「……でもよ、惨めなんかじゃねぇよ。
全力で突っ走った人間を、笑う資格なんて誰にもねぇよ」/御来屋朱乃
死ぬ間際の朱乃ラッシュ!
名言が飛び交いまくる!
・「他人の気持ちがわかるなんて言ってる奴は、この世で一番信用ならねぇよ」/御来屋朱乃肝に銘じておきます
・「自分でもわかんねぇモンを、他人に決め付けられるなんてまっぴらだ。
0か1に分けられるほど、人間は便利にできちゃいねぇしな」/御来屋朱乃「人間は自分の事が一番わからないものだから」って紗希さんも言ってたな
・「……ようやく素直になったな、クソガキ」/御来屋朱乃朱乃さんの中でNo.1の台詞
凛久の台詞とシーンにハマり過ぎてて泣きそうになった
・「なかった事にされるのだけは、許せねぇんだ」/御来屋朱乃
岡部倫太郎と共通しますねw
・「神の加護があらん事でも、祈っていろ」/神前・フィオナ・アンナベル
何とも投げやりで人任せだがフィオナを象徴する物言い
信仰心に厚い人間には当てはまらない
下心や邪な考えしか持たない下賤な者に対する諦観の意味合いが強い
・「何が赤で、何が緑で、何が青で、何が右で、何が左で――
――何が上で、何が下で、何で黒で、何で白で、何で黄色かは、誰も教えない、決めない、定めない」/ノア、センリノアと出会った時とラストで二人が言った本作の名台詞
ライターがこのゲーム通じてプレイヤーに伝えたかった事の一つだと思っている
世界が無色であったなら、この言葉にどれほど価値があっただろう
・「透明な自分を好きに着色して、近い色合いの奴とつるんで、反対色とは睨み合えばいい
そうやって個を確立し、全責任を背負えばいい」/センリ上の台詞に掛かってくるんですが、ノアに処世術を説いたシーン
まだ何色にも染まってない彼女にだからこそ意味がある
我々はもう俗世を知ってしまったからな……
透明なのは赤子から少しの間だけさ
・「“始まり”の季節を迎えていいのは――感じていいのは、決着をつけた者だけだ」/センリ
エンディング直前の最後の台詞
始まり=春と解釈しても問題はない
ノアが春を重要視するようにセンリも望んでいはいるが燻ったままでは迎えてはいけない
蟠りを解消しなければ人は前に進めない事を簡明に伝えている
・「完璧と認めたものは、遠くから眺める主義なんだ」/センリ
わかるなぁw
完璧過ぎるとおいそれと手を出しづらいんだよね、物であれ人であれ…
・「私の人生が予定通りに行った事なんて、一度だってなかった
故に想定範囲内」/神前・フィオナ・アンナベルフィオナで一番好きな台詞
作中では何回か使うが言う度に「様になっているなぁ…」と感激したものだw
・「人は――――殺せば、死にます」/神前・フィオナ・アンナベル
当たり前の事だがこれはフィオナの洗脳が完了した証となっている
・「私は何?」/神前・フィオナ・アンナベル
彼女の自我が消失した瞬間でした
けれどもこれが切っ掛けで新しい自分探しを始める
・「危険から逃げ続けるだけじゃ、生きてるとは言わないわ
それは生存しているだけ」/六道あさひメンタルが強すぎるんだよなぁwww
・「命そのものは、さして重くはない
何かを成し遂げる為に酷使して、いずれは活動停止する。誰もが持ってる消耗品だ。
大事にするかどうかは……削れなくなるまですり減ってから、考えてやる」/センリ面白い考え方ですよね
「命を粗末にするな!」と子供の頃から耳にタコが出来るほど聞かされてきたけど、分量として表現したのが興味深い
往々にして死が付き纏うものには相応の値打ちがあるから使うという言い方も間違いではない
・「“実戦(なんでもあり)”なら、負けないぜ」/センリくぅ~! 痺れますね!
センリの中でベスト3には入る台詞
実戦とは何でもありなんですよ
・「自分が見聞きしたものが世界の全てだとでも?
見えない場所にあるものの方が、より真実に即しているんですよ」/ルゥ趣がありますな
だから私達は探求をやめないのでしょう
・「生まれたものはもう仕方がないんだ
だったら少しでも生まれてきてよかったと思うしかない」/睦壬悠司
このポジティブ思考を大切にしたい
良くする方法を考えるのが建設的である
・「困っている人間の助けになるために、正義感や武力は必要なものだ
だが最も不可欠なのは――
想像する力。相手の痛みに近づく想像力こそが、本当に必要な力だと俺は思う」/睦壬悠司2017年の新語は『忖度』だったのを思い出しました
他人の気持ちを推し量る事は全人類に必要だと思う
想像力が大事なのは朱乃さんも言っていましたね
・「フェアかファウル、どっちなのかなんてとりあえず全力で走った後に振り返ればいいんですよ」/睦壬陽斗
悠司の受け売りだけど良い傾向だ
全力を出し切る事が肝要
・「与えられた力を有効活用して何が悪いのかな?
できるのにやらない奴こそ、手を抜いた悪人です」/ルゥ
ノブレス・オブリージュに通ずるものを感じますね
力あるものはそれなりの義務が生ずる
・「金で買えないのは、貧しさだ。
貧しさの中で養われる清貧さ、強靭さ、克己心、これらを買うことはできない」/センリ
金はあればあるほど満たされるもので、あればあるほど心は潤う
反面、無い人間には倹約やら自制心が伴うから精神的に鍛えられる
説得力がありますね
・「不眠不休で走り続けるのも疲れただろ
地獄を取材するのもいいが、天国で長期休暇を取ってからにするんだな」/センリ絶妙な例えですね
この世を地獄、そして死後の世界が天国と置換している
そして栞子は天国に行くことが確定しているように言っているのも彼なりの配慮かとw
・「世界の本質は不平等だ。格差なくして進歩はない。
他者を上回ろうとする欲望、それこそが進化の原動力」/六道灯夜素直に頷けるし、人類の歴史は争いの上に進化してきたのも事実
闘争本能は人に植え付けられた、いわば宿命のようなもの
それ自体は間違っていないが戦わずに進化する道を見出す事も出来るのではないか
現代人は退化の一途を辿っているようにしか見えないがね
便利な世の中になると人間ってどんどん衰えていく
悲しい反比例だね……
・「嘘つかないで下さい。
朱乃さんが天国にいけるなら、地獄が用意されている意味がわからなくなります」/逢鳥凛久
いや朱乃さんは天国にいって欲しいなぁ……(切実)・「これが正真正銘の最後だ。死んでまで面倒かけさせんなよ」/御来屋朱乃
い か な い で(哀願)・「愛、愛? 愛! ああ、いい言葉だね
とりあえず言ってみただけで、人としての価値が上がった錯覚に浸れる」/ルゥ痛烈だな~www
ルゥの根源に言及する台詞は反論出来ねぇw
・「何の興味も無いし、何の感想も抱かない」/センリ決め台詞
彼にとっては自分が興味を持つかどうかに行動原理がある
・「逃げ道は、一つ用意する
退路を断たれた者は、思いがけない力を発揮する時がある」/センリ、陸壬陽斗センリと陽斗を結び付けた言葉でしたね
冒頭でセンリが助言として伝え、終盤で陽斗が復唱した
■楽曲●BGM・予兆
・魔法のある世界
・不可解な出来事
・ひとつの真実
・加速する世界
・真実は何処へ
・Battle theme Ⅰ
・Battle theme Ⅱ
・I can't feel anything
・Counter rockets
・A strong wind
・Fatal battle
・Fight or flight
・解ける想い
・起源バトルBGMはループしていても飽きない
ずっしり来るような重さはなく、どちらかというと優雅さを感じる曲調となっている
『解ける想い』の破壊力には感動詞が口から零れましたね
●OP第2OPの方が好きです
中恵光城の透明感のある歌声が美しい
りんごネキも変わらず歌が上手い
OPは歌ありのは2つしかないけど、BGMと映像が流れるだけのパターンが複数ある
●ED大概のエロゲはEDよりOPの方が好きなんだけど、この作品はED曲のThaw Songが圧倒的に良かった……出会えた事に感謝
主にノアについて触れた歌詞となっている
■総括シナリオライターの四万十川清流、不死鳥の御二方は今作で初めて知りましたが、今後も注目していきたいですね
3rdEye作品を専属のようです
本作で特徴的だったのはキャラ固有の台詞を何回も言わせる書き方
御蔭で印象的な台詞を脳内に残す事が出来ました
本編が終わるまでエロシーンがあまりにも少ないので「これ本当にエロゲかよ?」と猜疑心を抱く事になってしまいましたが杞憂でした
グランドエンディングを見終わるとエピローグにてちゃんと4ヒロイン分追加されています
エピローグまで全部終わらせて完結と言ったところでしょうか
それでも他作品と較べてエロシーンの時間も短いし、少ないと思った
悪い意味では決して無く、無理に本編に挿入しなかったため逆にシナリオに集中出来たので称賛している部分です
そもそも一本道って誰かに傾倒するわけにはいかないから下手に関係を持てないんですよねwww
本番なんてしてしまおうものなら「明らかにこいつに気があるじゃねーか!」となってしまいますしwww
全て解決した後にお楽しみとして置いたのは英断だったと思います
絵に関しても少し述べておきたい
立ち絵からして美麗で絵に関しては100点満点だと思っています
完全に俺の好みなんですが蒔田真記の一枚絵のクオリティの高さが素晴らしい
ちょっと表現し辛いんだけど浮き出ていると言えばいいのか、立体感が醸し出されているような気がするんですよね
画面から飛び出してきそうな塗り方に驚かされました
まさに光彩奪目
序盤は謎が謎を呼ぶミステリーっぽく描いているのも引き込まれましたね
特にフードの正体! これには完全に一本取られました
頭の固い俺はフードを固定化してしまっていたんです、「あいつに違いない!」とね
しかしそうなると明らかに矛盾したケースが出てくるんです
フードの行動そのものに法則性のようなものがなく、現れる度に行動が違うんです
種明かしをすると物事に応じて複数の人物が纏っていた
毎回特定の人間でない事に気付かなかった
フィオナ、ルゥ、アゲハと場に応じて入れ替わっている
序盤はフィオナとルゥの二人がメイン
アゲハは水属性の魔法を使っていたのですぐにわかった
氷の魔法を使って逃亡する場面があったのでフィオナが頭に浮かんだが、フードの正体をルゥと決め付けていたから後一歩及ばなかった……
でも自分から正体を明かした時はルゥだという確信があった
それまでの言動から「行動しなければ何も変わらない」という共通点を見出だせていたからね
センリサイドはフードを追跡し、真相に近付いていくまでの道程の描き方が読んでいて楽しく、陽斗サイドよりも断然面白かった
また政府への疑いが強まっていく中でちらつくようになってくる『Triumph(トライアンフ)』という単語
後々重要な伏線になるのかと思いきやそうではなく、真相に近付きつつある者がどれほどいるかを政府側が知るためのトラップなのも見事だった
様々な専門用語が出てくるがオプション項目のArchivesから用語集に行けるので細かい設定はここで確認するといい
忘れた事柄や疑問に感じた事は大体書いてある
親切設計で助かります
魔法素子(エレメント)は本作においていずれは枯渇するものだと定義されている
だからこそ勝利者のクローンである陽斗を使って永遠に生み出し続けようと高官達は企んだわけだ
それがソーサリージョーズの根本を形成している
この話って私達の住む世界でも聞いたことありませんか?
そうです、石油資源なんです我々の日々お世話になっている自動車のガソリンなどに使われている石油を魔法素子と考えると非常にわかりやすい
今や普及しすぎてなくなっては困るものなんです
それを絶やさないためにはどうすればいいか?
論点はそこになるのです
まぁ、私達の世界ではガソリンと電気の両方を使うハイブリッド車やソーラーカー等、一昔前は見向きもされなかったものが解決策として浸透しつつありますよね
ただソーサリージョーズにおいては魔法自体が社会を形成している要素が大いにあるので、存続させる意味合いは石油より強かったと言える
聖戦の勝利者である天吹千里は魔法が人々を幸福にし、真の平等を与えると信じ、自らを犠牲にして世界に魔法素子を蔓延させた
結果、浮き彫りになったのは格差社会
生活水準は飛躍的に向上し豊かになった、反対に人々の心は貧しくなった
良かれと思ってやった事が必ずしも喜ばれるとは限らない
千里から魔法素子を生み出す核を受け取ったセンリは破壊し、魔法社会は終わりを告げた
結論としては魔法のない我々が住む世界と全く変わらない状態に戻った
魔法社会は続いていくものだと予想していただけにこの締め方はちょっと意外だったな
メインキャラクター6人の精神的成長を如実に感じられる作品である
全員に類似していた点は『選択』でしたね
作中でも語られているが何が正しいのか分からなくなる時がある
例えば殺人等の犯罪、これは人間社会においていけないことだと断定出来る
しかし魔法なんて代物、あった方がいいのか無かった方がいいのかなんて誰にもわからないよね?
非現実的なものに直面した時、善悪の境界線が非常に曖昧になるんです
じゃあそういう時って何を信じればいいの?
自分を信じればいいんです己の正義こそが絶対、それが確かな拠り所となり信念となる
個が集まり多となり、ゆくゆくはそれらが共通認識となっていき法が出来、社会を形成していく
そうなるまでは主張が異なる相手とは敵対し、意見が合う者とは仲間になる
あるいは迎合する場合もあるかもしれない
選び取る事こそが前進の第一歩なのである
魔法が霧散したのも各々の選択の果てにある結末だった
そういう点においては彼らは
『ソーサリージョーカーズ』=魔法の切り札達と言えたのではないだろうか
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