「ひっしーさんが好きなのはりこちゃんだな」
これが事の発端だった。
"ラブライブ!サンシャイン!!"に対する知識がほぼ0に等しい僕は密かに楽しみにしていた。とにかく見てみないことには話が始まらないので早速試聴を開始する。
最初に注目を浴び、その存在感をありありと示してくるのが高海千歌。典型的な元気キャラでいかにもムードメーカーといった感じだ。
怖いもの知らずで我が強く自分が決めたことには一直線の強さが感じられる。
そんな彼女が「スクールアイドルをやりたい!」と言い出し、周囲の人達を巻き込んでいく。千歌の言葉には人の意志を変えるだけのパワーがあって感化されたキャラも多い。μ’sで言う所の高坂穂乃果ポジションそっくりである。髪の色も橙色で見た目も似ている。穂乃果より幼さを感じるのは髪の長さが短いからだろうか。
しかしどうも僕はこういうキャラが苦手で好きになれない。女性とは淑やかでなければいけないというのが持論である。
因みにこれはすぐさま翻すことになるので聞き流してもらって構わない。ギャーギャー喚き立てるのは勘弁願いたいという旨を伝えたかった。単純に見た目が好みじゃないというのも勿論あるが。付け加えると多少強引なのが頂けない。僕としてはそれとなくアイドルやりませんか? と問いを仄めかしつつ、相手の意志を尊重した上でやりたいと言ってきた場合、メンバーとして迎えるのが理想的なのだ。
そういった諸々の要素を考慮した上で高海千歌は僕の好みから最遠にいると言えるだろう。
- 関連記事
-