NieR:Automata part2

True Endまで見たのでシナリオ総括
勢力情勢の把握は単純明快で、アンドロイド率いるヨルハ部隊と地球に蔓延る人類の敵、機械生命体という存在と長きに渡り戦っていることがわかる
NieR:Automataは相当先の未来の話であり、自立型のアンドロイドが量産されている時代設定
我々が生きる現代よりも彼方ではあるが地球は存在している
だが地球に人類は誰一人としていない
エイリアンが作った機械生命体達に蹂躙されてしまった
残った人類は月に避難し、アンドロイド部隊を編成
地球へ侵攻し奪還を試みる

導入はこんな感じでプレイヤーはその奪還作戦に2Bと9S、A2を操作して物語を進めていく
本編は3部構成で、1周目が2B視点、2周目が9S視点、3周目が1周目と2周目の続きとなっている
1周目と2周目は序の口で3周目からが真の戦いといったところ
ぶっちゃけると、1周目と2周目はプレイヤーキャラが違うだけでストーリーに差がないので2周目は新鮮味がなかった
1週目にはなかった要素がちょっとずつ追加はされているけどね
面白さ的には物語の核心に迫る3周目が群を抜いている

アンドロイド達には"機械生命体は倒すべき仇敵"という半ば洗脳めいた暗示みたいなものが掛けられており、この作品で登場するアンドロイド達の大半は機械生命体を敵視している
対する機械生命体もアンドロイドを見ると攻撃を仕掛けてくるが中には平和敵な機械生命体もいる
代表格がパスカル
パスカルは機械生命体の情報ネットワークから切り離された存在なので、ほぼ自立した思考を持ち平和主義を掲げている
戦闘意思のない機械生命体達を集めた村を形成し、争いは無意味であることを主張するパスカル
そんな彼らに2Bや9S、A2も当惑する

NieR:Automataで大事なキーワードがあるとすればそれは『感情』

アンドロイドも機械生命体も私達人間でいうところの感情は持ち合わせていないはずだった
アンドロイドは人によって製造され、器に命令プログラムを組み込まれただけの存在
同じく、機械生命体もエイリアンによって作られ侵略と略奪だけを植え付けられた存在
その両者に感情が芽生え始めるというのがNieR:Automataのシナリオの根幹を担っている部分となっている
感性の発露までの話運びに特に力を入れていると感じられるし、結果的に双方人類に大して興味を持ち始める
アダムやイヴは機械生命体の中でも特に知性のある部類であり、彼らは人になってみたいと願った
最終的にはアンドロイド達の支援ユニットであるポッド達も情に流されていく

後々明らかになるが月に逃げた人類という設定は破綻する
そもそもNieR:Automataの"世界には人類は一人もいない"
これはアンドロイド達にも伏せられた最高機密事項
結果として存在しない人類をアンドロイドと機械生命体が渇望したという何とも皮肉の効いたシナリオとなっている
面白いのは悪であると感じていた機械生命体達の方が自分達より人間らしいのではないか?という疑問が2Bや9Sに生じるところ
そりゃそうよね、だって人間様に造られたアンドロイド達は人こそ創造神であり、自分達はその威光を受けていると感じているし、機械生命体達なんぞに人間様の高尚な概念を理解出来るものか!と高を括っていたんだからね
しかし子育てや、他者を思いやる気持ち、団結力、それらが機械生命体達にもしっかりとあった
ゲームを通じて機械生命体視点の描写はかなり多く、まるで機械生命体達の方が人間らしいとまで思わせるシーンが多々ある
それらを通じてプレイヤーの心理を揺さぶる仕掛けになっている

ところがNieR:Automataはまだ謎も多い
ヨルハ部隊を地球に降下させ、機械生命体と戦わせることを画策した黒幕は最後まで進めても明かされなかった
通称:ヨルハ計画の立案者はまだ闇の中
シリーズものだから次作品以降で段々真相に近付くのかもしれないが、実はアンドロイド達はこの黒幕の被害者だった
ヨルハ部隊は戦闘データの採取とを目的とされ、高性能な戦闘能力があるにも拘らず、次世代モデルへの布石でしかなかった
さらにアンドロイド達はある程度データの蓄積が行われた後、全員処分される運びとなっていた
ヨルハ計画はアンドロイド達を犠牲にして次のステップに踏み込むためのものであった
これら全容を全て知った9Sは後に精神崩壊を起こしてしまう
自分達が何者かによって利用され、用済みになったらポイだったらそりゃ怒って当然

ノベルゲーではないのでそこまで読み応えのあるものではないが、アクションRPGのおまけなどという簡易なものでは決してなく、シナリオだけを追ってみても楽しめるかと思います
惜しむらくは過去作をやってなかったのでゲシュタルト計画やデボル、ポポルについてあまり触れられなかったことか
アーカイブにいておおよその概要は知ることが出来たのが幸いではある
あとシナリオが面白いと感じられるのは電脳系のネタだったことだな
エロゲのバルドスカイとかもそうだけど、情報ネットワークを元にした作品って完全に俺好みなのよね

ゲーム全体の感想はまた別記事で書きます
ここでは一先ずシナリオだけ
本当はもうちょっと細かく記事を分けて書きたかったんだけどプレイするときはガッツリやってしまうので書くのが疎かになってしまうことを許して欲しいw
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[ 2017/08/31 ]
NieR:Automata | TB(0) | CM(0)

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