Arpeggio of Blue Steel

蒼き鋼のアルペジオ1~8巻まで読了
原作とアニメを比較しての感想

1クールでオリジナル展開になったとはいえ、原作読んでてもアニメはよくあそこまで綺麗に纏められたと感じる
最小限の設定だけを使い(全部をアニメで描こうとすると中途半端になるため)原作のストーリーとオリジナルを交互に繋いでいた
アニメのラストはコンゴウと手を取り合ってアメリカに振動弾頭を届けるというところで終わっているけど、原作の最新刊8巻ではまだその段階まで進んでなくてこれからという状況
切りどころとしてはすごく良かったし、これは監督の岸誠二の手腕を垣間見たような気がした
原作は8巻では今からコンゴウと戦うところ

登場人物の量が全然違うのが大きな相違点で驚いた
アニメは本当に主要なキャラだけしか登場させてないが、原作はまだ全員のキャラと名前を暗記出来てないくらい多いw
世界観からして既に違うからアニメとはもう別物と言ってもいいかもしれない
原作の方が圧倒的に広くて各勢力にそれぞれ分かれてる感じ
アニメは主に401と霧の艦隊の2サイドしか描かれていなかった
霧の描写が大半だったのに対して、原作は人間サイドのシーンが結構多い

アニメは『イ401VS霧の艦隊』という視点だったのに対して、原作は『人類VS霧』

アニメでも『人類VS霧』とは謳っていたが、人間が401のクルーと一部の官僚だけしか描かれていないのでどうにも人類というには少し大袈裟な印象を受ける

原作は白鯨やメンタルモデルを搭載しないU-2501など401以外の人間サイドも深く描かれている上に、政治的な駆け引きのシーンが多い
相関図などで確認したら設定のスケールはそこそこ大きめだった


最も意外だったのがアドミラリティ・コードの意味合いだったりする
アニメのアドミラリティ・コードは予め霧に組み込まれたもので霧の存在理由であると解説されていた
原作でも霧の行動原理であることは間違いないが、アドミラリティ・コード自体そのものがまだ掴めていない
現状の霧は最低限の起動プロセスで行動しているだけで世界征服などは目論んでいない
最低限の海路を封鎖するだけで侵攻の意志は薄い
アドミラリティ・コードを探索中というのが予想外で興味深い展開になってきた
かつて1度アドミラリティ・コードが起動した時があったがその時は不完全な状態でまだ早期の段階だったので暴走してしまい、内容が失われた
そして年月が経って再びアドミラリティ・コードが満を持して起動段階になってから霧がメンタルモデルを持った
メンタルモデルとなった霧は人間の姿を模し、人間の思考を自らの体に取り入れることで戦略性を得た
同時に人間としての機能も手に入れ会話や食事も行えるようになった
これにて霧と人間はコミュニケーションを取れるようになる
アドミラリティ・コードは全霧が渇望するモノ
というか原作ではアドミラリティ・コードがどういうものであるか漠然としているんだよなw
命令とは違うし、アニメでいう存在理由というものとはまた違う

適切な言葉で表現するなら『ご褒美』だと思ってるw


アドミラリティ・コードはヨーロッパのどこかにあるという
見つけるものである、発掘しているという時点でアニメとは根本的に違うね
具体的な説明は8巻以降で解説されるだろうが重要なキーワードになっているのは原作でも変わらず
アドミラリティ・コードによって霧と人類の命運が変わるといっても過言ではない


アニメでは主人公である千早群像の過去や経歴などは全然語られてなかったけど原作ではちらほら出てきて重要なファクターとなっている
むしろ群像に纏わる話に決着が着いた時がこの物語の終着点なんじゃないかw
主人公だから核心的な部分を担っているのは当然と言えば当然だけど
父親である翔像の存在感がデカい
アニメでは父親の話なんて全然出てこなかったのでびっくりw
まさか父親がここまでシナリオの中核にいる人だったとはw
今のところ翔像とムサシがアドミラリティ・コードを取得に一番近いポジションにいるね
日本政府から離反して霧にいる翔像の企みが早いところ知りたい
世界から目の敵にされてはいるだろうが理由も無しに霧にいるわけでは絶対ないしなぁ
元々は401に乗艦していた翔像がどうして今はムサシにいるのかもまだ語られてない
401でムサシと戦った時、何らかの条件で乗組員と一緒にムサシに乗り換えしたっぽいが憶測の域を出ない
これからも翔像の行動には目が離せない


原作は艦の多さにも驚愕したw
まさかこんなにも大量に登場しているとはねw
戦艦を代表するヤマトがアニメではいなかったので疑問に思ってたら原作にちゃんといるじゃねぇかwww
他にも巻数に比例してどんどん増えてきて覚えきれねぇw
恐らくアニメでヤマトを登場させなかったのは構成上厳しかったからだろう
登場させなくて正解だった、と思ってるがアニメに出てきてない艦艇も魅力なのが一杯いていいね
ヤマト出したら絶対話が拗れるし、こいつも原作では大事なポジションにいるキャラだから絶対尺足りないw

艦が徐々に増えてきているので様々な思惑が交錯してきている
敵対勢力と協力体制の構図も整ってきて戦いはこれから益々激化しそうな予感
段々増えるのは嬉しいことだけど増やしすぎて1艦あたりのシーンが少なくってきたらそれはそれで寂しいものがあるw
ハルナとキリシマが全然違う立ち回りをしているのも面白いね
401と戦って以来、接触していなくて蒔絵と共に行動
またアニメではマヤとコンゴウは二人一組でセットみたいな扱いだったがハルナ、キリシマ、マヤが三人一組になって動いているのも相違点
キャラの立ち位置はアニメとかなり違うね
アニメはアニメで楽しませて貰ったけども、原作は原作でまた違った視点で見られるから新鮮でいい
キャラの性格自体は全く一緒
キリシマ初登場の時は髪型こそ一緒なものの容姿が違いすぎて「なんだこのオバサン!?」と言ってしまうほどだったw
次巻の拍子でアニメバージョンに変更されて若々しくなっていたw
クマは原作でも一緒のなのね
原作でもなかなかクマから元の姿に戻らないあたり、彼女はこれからもクマのままで居続けるのだろうかw
だから早くキリクマさんにナノマテリアルを譲渡してやれって!
俺の好きなタカオさんもアニメと同様ツンデレでいいなw
霧の奴らはもうほとんど人間と一緒といっていいんじゃないか?
8巻のハルナと蒔絵の会話なんてどちらも人間じゃないのに人間的なものにしか見えなかったぞw
限りなく人間に近いけど、人間じゃないっていう設定好きだけどね

この先どういう展開になっていくのか楽しみで仕方ない
やっぱり原作読んで良かった
アニメではずっとシリアス展開だったから原作はどんなものだろうかと思って見てみたけど、こっちもずっとシリアスで安心した
一刻も早く結末が知りたい作品だ
[ 2014/01/09 ]
漫画 | TB(0) | CM(0)

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