■シナリオ山賊退治から始まり、果ては宇宙にまで飛び出すスケールの広さがスターオーシャンシリーズ持ち味ですが今作はフェイクリード4号星での行動が大半なので星の大海を巡るといった印象は薄く、少し閉塞感を感じた
3みたいに星々を行き来するわけではないのでそこは惜しい
序盤からキーキャラクターとなっているリリアの出生の秘密を探ると同時に惑星間の和解を図るのが最終的な目的
基本的にこの一文でシナリオの大半を語ったことになるので内容としては物足りなかったりする・・・
考察の余地がほぼなく、映像と音声だけで十分語り尽くされているのでシナリオは特に突っ込む部分がない
まぁスターオーシャンシリーズにシナリオは期待してなかったので妥当なところでしょう
■オブジェクト全般今作の最大の瑕疵といえばコレ
ねぇ、RPGにおいてさ、
街がね
『5つ』しかないって致命的だよ思うのよwしかもその1つであるイースト・トレクールは街と呼べるものじゃなく兵站みたいなもの
実質、4つしかない
街は多けりゃ多いほど俺は良いと思っています
少なすぎてがっかりすることはあっても、多すぎて落胆することは絶対にないRPGとして大事な要素が致命的なまでに足りてないんですよね
SO5で非常に残念でならない点です
それに比例するかのようにダンジョンも少ない
よってRPGにおける探索の旨みというやつが消失している
■バトルシステムこのシリーズの核である箇所
由緒正しいシステムを継承し、自由度をさらに高めたバトルに進化していた
バトルシステムに関しては良くなったと感じる部分がいくつかあった
1つ目はスキルキャンセルの自由化
例を挙げると前作までは(4はどうだったか忘れたw)近距離小スキル→近距離大スキル→近距離小スキル・・・みたいな小→大、もしくは大→小の繰り返しが基本だったが今作からは小→小、大→大と繋げられるようになったため、わざわざ交互に出す必要がなくなった
これはSO3の頃から実現しないかと思っていたからかなり嬉しい
その代わり通常攻撃はやはり小→大、大→小の繰り返ししか原則として出来ない
遠距離小→近距離小とかは出来る
□ボタンでガードした時にもう一度□を押すとスキルが出るのも新しい取り組み
欲を言えばここのスキルも好きなのに変えられるようにしてほしかった
もう一つの新要素が7人同時戦闘ですね
従来のRPGの基本的なパーティシステムはスタメンと控えメンバーの2種類があって「このキャラ使いたいけど今のメンバー安定しているしなぁ・・・」と使いたいキャラがベンチにいて考える必要があった
しかし今作は
プレイアブルキャラ7人同時戦闘を実現!(厳密に言うとリリアは操作出来ないので6人)
パーティメンバーを変えるまでもなく最初から全員戦闘に参加しているためいつでも操作可能!
という欲張りなシステムを取っておりますこれはいい、とても良い改良点と言えます
使いたい時に方向キーですぐ変えられるんだぜ、最高だろ
ただ誰をパーティメンバーとして使うか、限定的な状況で悩むのもRPGの楽しさの1つだと思っているのでそれはそれで少し寂しいかもな・・・wそして敵オブジェクトを見つけたら煩わしいエンカウントがなく、出来るだけ自然に、即座に戦闘に移行出来るのもプラス評価
ストレスフリーで連戦したい場合とか本当に助かる
だけども逃走エリアが意外に狭いのでフィデルだけ先に突っ走って戦闘をおっぱじめると後方にいるキャラが最初から逃走エリアに入っている状態になるから、逃走エリアのキャラを操作しようとするとミスって逃走してしまうことがあるw
もっと逃走エリアを広くして欲しいw
まぁ俺はRPGでは基本的に敵からは逃げないので逃走はコマンドでもいいくらいだw
総じてバトル面はシリーズを重ねるごとに良くなっていると思います
■グラフィックSO5で最も褒められるべき点といえばここでしょう
単刀直入に言うと、今までやったJRPGの中ではダントツで綺麗でしたね
PS4という新天地に移動したというのもあるかもしれないけど、それを差し引いてもこのグラフィックは凄い
キャラクターの造形はもちろん、驚嘆したのが街のクオリティ
実のところ俺の予想が当たっているかどうかはわからないが、このグラフィックで街を大量に製作しようと思えば採算が合わないんじゃないかと思う
それくらい街のクオリティは素晴らしいんだよ
中央レスリアの出来は本当に凄いよ
昔のRPGってさ、街に人はいても大体棒立ちの人ばっかりじゃん?今のRPG、大量の人が歩いてるんだぜ?wwwしかもクッソ綺麗なグラフィックでなwwwそれが街に入ってびっくらこいたのと、やっぱりそれなりにスペックを使うのかPS4でもカクついて処理落ちしたりするw
NPCとはいえこれだけ動かしたことには感服します、次世代RPGって感じはする
ぶつかったらすり抜けるだけじゃなくてちゃんとよろめいてくれるしね

戦闘面でのグラ強化で一番目に付くのがエフェクト
最初にイセリアル・ブラスト見た時は画面が眩しくて目がチカチカしたw
SO3でもあったあのイセリアル・ブラストがこんなにも美麗になっているとはね
技cvも保志総一朗から石川界人に受け継がれたんやで(感動)
呪印術の類もだいぶ綺麗になっている
バーストフレイムの火はリアル
ガブリエ・セレスタとイセリア・クイーンがそれぞれ使ってくるブルーティッシュボルトとセレスティアルスターも滅茶苦茶綺麗
出来ればイセリアはファイナルチェリオ使って欲しかったなぁ(VP厨)
■キャラクター言うまでもなくキャラはアンヌ一択ですよ
SO2はセリーヌ、SO3はマリア、SO4はミュリアです!
フィオーレもかなり好きだけどね、声優が遠藤綾だしw
うちのアンヌはフラッシュ・チャリオットとトライデント・アーツをひたすら打ち込み続ける機械となっておりましたwww
アンヌが加入してからはずっと彼女一筋で使ってたな
好きなキャラが使いやすくてSO3のクリフ、ミラージュポジションなら言うことなしw
SO4はひたすら逃げながらミュリアで戦ってた記憶があるけど途中から面倒になってメリクルに変えたwwwwww
どうしても近接職に劣る術職はSO5で少し待遇が良くなった
詠唱短縮ロールを使うと結構連発出来る上にINT挙げると中々のダメージを叩き出す
フィオーレはミキと違って武器でINTも上がりやすいから術メインの戦闘も普通に出来る
INT9999にしたら無双するから強いよw
アンヌは銀河連邦の制服着ている時が素晴らしいんだが戦闘時は変更出来ないのが惜しい
追加あくしろよ
そういや地味に変な拘りというか、とても喜ぶべきアイデアだけど
女性キャラの乳揺れに無駄な情熱を感じるwwwwwwww違和感がない程度に揺れるのでそれがまたもや良い・・・
フィオーレとかどう見ても痴女なので青少年がこのゲームやったらシコネタにしかならんかもな
俺が中学生の時にこのゲームやってたとしたら、抜きまくってたと思うわwww
あとカメラの角度次第はちゃんとパンツが見えるHentai仕様になっているのでご安心を
かくいう私も視姦しまくりました
アンヌのパンツは黒でした!!やったぜ(報告)
現実でやったら捕まるからやめろよみんな!ウェルチはめっちゃ可愛くなってました
口煩いのはお馴染みだがあの可愛さなら許せる
■BGM・曲BGMは戦闘曲ぐらいしか印象に残らなかったけど好み
たぶん延々と戦闘してたから自然と耳に入ってきたのだろう
EDテーマは数回しか聞いてないけどこちらもなかなか良い
■総括SO5を一言で表すのなら
ボリューム不足で片付けられると思う
映像面は飛躍的に向上したがその分、RPGとしての根幹的な部分を犠牲にしなければならなかった
試練の洞窟はそれなりにやりごたえがあったがマップが単調なのと周回プレイが前提なので何だか手抜き感がある
まさか同じところ3回もやらされるとは思わなんだw

初回のイセリア(2枚羽) HP3973万2千
2回目のイセリア(4枚羽) HP8200万8千
3回目のイセリア(6枚羽) HP1億2960万ええかげんにせーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww倒すのに40分くらいかかったわwwwwwwwwwwwwwwwwwww試練の洞窟の熱意を少しでも本編に注いでくれたら良かったのにw
1本道のストーリーに付属しているのはクエストとPAのみで、クエストは何度も同じマップを往復するだけだし、PAは宿屋の出入りを繰り返す作業
個人的には寄り道出来る娯楽施設が欲しかった
闘技場やミニゲーム的な要素ね
これらがあるだけでも随分違ったと思うけどなぁ
周回要素をwikiで見たけど難易度変更が主で、他は図鑑の引き継ぎくらいしかないからやる気起きんw
試練の洞窟は2週目以降に解放でも良かったかもしれんね
長所は長所でちゃんとあったけど、どちらかというと短所の方が目立つ作品だった
次作があるならRPGとしてのやり込み要素を強化してほしい
ラスボスのアルマ将軍は色々と笑わせてくれるキャラだったので憎めないヤツです
合言葉は「ふーくしょちょおおおう!!」