|

エンブリヲ「少し・・・昔話をしようか」

アンジュ「その話長くなる?」
エンブリヲ「ある程度は」
アンジュ「退屈そうだから寝てるわ」
エンブリヲ「まぁそう邪険にせず聞いてくれ。これは物事の始まりでもあるんだ」
アンジュ「どーだっていいわよそんな話。聞いたところで面白くもなんともなさそうだし」 エンブリヲ「そこを何とか」
アンジュ「zzz」
エンブリヲ「頼むよアンジュ。私には話相手が必要なんだ。考えても見てくれ、長い間私以外誰もいない場所で孤独に研究に没頭してきたんだ。私がどれだけ寂しかったかわかるだろう?君をここへ招き入れたのは心を許せる相手だと思ったからだ。どうか私が今まで成してきた事を聞いて欲しい」
アンジュ「・・・聞いてもいいけど条件があるわ」
エンブリヲ「何かな?」
アンジュ「私をみんなの元へ帰して」
エンブリヲ「それは出来ない。私の妻となる女性だからね。妻は常に夫の傍にいるものだ」
アンジュ「じゃあ話は聞いてあげない」
エンブリヲ「ぬぅぅ・・・。じゃあこうしよう。私の話を聞いてくれたなら君を皆の元へ送還しよう」
アンジュ「ダメ。そんなのどうせ話し終わったら帰してくれないに決まってるわ。先に私を送ってからならいいわよ」
エンブリヲ「それじゃ私の話を聞いて貰えなくなるじゃないか!」アンジュ「その点は心配いらないわ。アンタなら念波を使って私の頭に直接言葉を送る事が出来るでしょ?」
エンブリヲ「ううむ、直に話を聞いてもらえないのは残念だがそこらが妥協点か。じゃあ今から送るからその後、私の話を頭で聞いてくれよ」
アンジュ「はいはーい」
タスク「アンジュがいなければヴィルキスは起動しないッ!!」
アンジュ「呼んだ?」
タスク「アンジュ!!どうやって帰ってきたんだ!?」 アンジュ「もちろんエンブリヲに帰してもらったのよ。交渉してね」 タスク「凄いじゃないかアンジュ!俺はてっきりエンブリヲに強姦されているんじゃないかと想像して興奮していたところだよ(NTR大好き人間)」アンジュ「私のヴィルキスに邪念を反映させるんじゃねぇ!!」
| HOME |
|
|
|