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アカメ「葬る!」
エスデス「この私を袈裟斬りにするとはな・・・」
エスデス「何故摩訶鉢特摩を破れた・・・?」

アカメ「お前が見たのは殺意の塊の残像。スサノオを倒したお前の時間を止める奥の手は恐らく最強の技。だが慢心していてくれて助かった。じゃなければ負けていた」
エスデス「調子付いてなければ私が勝っていたと?」
アカメ「たぶん時間止めた瞬間、上空にハーゲルシュプルングを出してその場から退くか、自分を取り囲むように氷を突き出していたら余裕で勝ってたと思うんですけど(名推理) 私は近距離攻撃しかしないから今いる場所にデカい攻撃判定技出してたら時間が動き出した瞬間KO確定。これくらい残像だとわかってからでもお前ほどの腕なら造作も無いことだろう?」
エスデス「その案採用したいから今のノーカンにしてもう一回やらない?」
アカメ「いや村雨の効力でお前もう死が確定してるから無理」
エスデス「なんだよなんだよ!大体1回斬っただけで確殺出来るチート武器持ってるのが糞過ぎんだよ!そんなの絶対勝てるに決まってるだろ!」
アカメ「時間止められる技持ってる方がどう考えてもチートだろ!駄々捏ねるのもいい加減にしろ!」
エスデス「いいもんいいもん。最後にメインヒロインからタツミを寝取って恋愛面で勝利したことにしておくもん」
アカメ「あ、私別にそいつと何のフラグも立ってないから好きにしてもらっていっすよ(無関心)」
エスデス「なにかお前をギャフンと言わせるものはないものか・・・」
アカメ「雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ 東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ 南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ 北ニケンクヮヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ ヒデリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ」
エスデス「弱点はなさそうですね(真顔)」

オネスト「これぞ最高、最強の帝具――シコウテイザー!」
ナジェンダ「シコウテイザー?ネーミングはマジンカイザーから取ったのか?」
ピカー
ドーン
オネスト「その威力たるや核兵器にも匹敵する。ナイトレイドを殲滅させるには十分です」 
エスデス「カイザーノヴァかな?」
タツミ「ナイトレイドどころか無辜の民まで殺しまくってるんですがそれは・・・」
皇帝「これは聖戦なんだ。やめられるわけないだろ!」
タツミ「もう何言ってるのかわかんねぇな。自分達の国の民を殺してどうすんだっての」 
皇帝「元はといえば貴様らナイトレイドが帝国に楯突いたのが悪いのだ。そうすれば私の民も死ぬことはなかった!お前達がいなくなれば!」
ウェイブ「タツミあぶねぇ!!」タツミ「ウェイブ!」
オネスト「イェーガーズの一員が何故ナイトレイドに味方するのですか!?これは反逆行為ですぞ!」
ウェイブ「俺は民の味方だ。罪もない民を殺すお前達の所業は許せない。それだけだ」タツミ「ウェイブ助かったぜ。ありがとな!」
ウェイブ「いいってことよ。お前には借りもあったしな。それよりも今はあいつを倒すことを考えようぜ」タツミ「ああ!」

エスデス「ウェイブ――貴様はいつからナイトレイドに与するようになった?」
ウェイブ「・・・・・・」エスデス「イェーガーズの隊長は私でお前は私の部下だ。隊長の意向を理解できない奴の末路は・・・わかっているだろう?」
ウェイブ「さーて無抵抗の民を虐殺してくるか(外道)」
タツミ「結局お前はどっちの味方なんだよ!!」

クロメ「早くお姉ちゃんを殺さなきゃ・・・」

ウェイブ「どうしてそこまでして姉貴を倒したがる?」

クロメ「私にはもう時間が無いんだよ」ウェイブ「時間がない・・・?」

パラリ
ウェイブ「お前――!!ハゲ始めてたのか!?」
クロメ「ハゲて情けない姿を晒す前にフサフサの状態でお姉ちゃんを殺したい」
ウェイブ「クッソしょうもない理由恥ずかしくないの?(嘲笑)」 
アカメ「あれは・・・私宛の果たし状だ。サシでやりたいらしいな」
クロメ「待ってたよお姉ちゃん。やっと会えたね」

アカメ「なんだこのツルッパゲ!?(驚愕)」クロメ「毛根の衰退が予想以上に激しくてね・・・間に合わなかったんだ・・・」
アカメ「カツラ付けてこいよハゲ」

アカメ「マイン」
マイン「どうしたのアカメ?」
アカメ「この物語のメインヒロインは私だからな!」
マイン「そんなに存在感アピールしなくてもわかってるわよ・・・」
アカメ「そうか。ならいい」
タツミ「マイン死ぬな!!お前はもっとビッグになるんだろ!?あのブドーとか言うヤツに死亡フラグ立てられたのか!?」
マイン「(むしろ死亡フラグ立てさせたのはアカメなんだけどね・・・)実のところ外傷はそこまで酷くないし、ぶっちゃけセリューとやり合った時の方がよっぽど危なかったけどアカメに釘を刺されたからな・・・ここで死んでおいてやるよ(予定調和)」
タツミ「ふざけんなよ・・・そんなしょーもねー理由で納得出来るか!生きられるなら生きろ!死ぬなんていつでも出来るだろ!!」
マイン「このアニメのタイトル口に出して」
タツミ「マインが――死ぬ」
マイン「違うでしょ。つか妙に語呂が良くてムカつくな。『アカメが斬る!』ね。最初からヒロインは決まってたんだよ。だから私は退場するわ・・・さよなら」
二人は悲しげなキスをして終了
がばっ ずるっ
アカメ「ようやく真打登場だな、タツミ!私を存分に攻略するといいぞ(肉食系女子)」 タツミ「この積極さには前屈み不可避」
 
エスデス「私の前では全てが凍る――"摩訶鉢特摩(マカハドマ)"!!」
エスデス「うむ。やはり時間を止めて自分一人だけ動けるというのは良い気分だな」
???「一人?二人の間違いでしょ?」
エスデス「なに!?」 灯代「"永遠(クローズドクロック)"使いの神埼灯代と申します。以後お見知り置きを」
寿来「あいつ調子に乗ってしゃしゃり出てるけど時止め以外の力は皆無に等しいから早くこっちの世界に連れ戻して差し上げろ。殺されるぞ」

シュラ「俺の帝具・シャンバラはマーキングしたところに瞬時に転移出来るのさ」

シュラ「こんな風にな」
ラバック「・・・」
シュラ「以前は少ししかマーキング出来なかったが――」 
ラバック「(まともに相手すると厄介そうな帝具だな・・・ご丁寧に解説しているうちに腕切断すとこ)」
ブチッ
シュラ「おい!能力説明している時は攻撃しないのがお約束だろぉ!?」
ラバック「殺し合いなのにそんなこと言ってたら命がいくつあっても足りねーよ。俺は正々堂々戦うつもりはねーぜ」 
シュラ「そうか。お前がその気なら奥の手で始末してやるよ!!」
ラバック「うわああああーーー!!!」
シュラ「俺の奥の手は相手をどこか別の惑星に飛ばす。異界の地で無様に野垂れ死にな!」
ラバック「一緒に行きましょうよ(道連れ)」
シュラ「てめぇ!糸を巻きつけてやがったな!」
ラバック「男と旅行なんて趣味じゃないけどこの際しゃーねーか」
シュラ「ん?どこだここ」
ラバック「シュラの旦那。あれを見てください」
シュラ「はぇーすっごい強そう(恐怖)」ラバック「協力して生き抜きましょうよ」
シュラ「おっそうだな」呆気無く敵対関係から協力関係に 危機が迫った時の人間の団結力は素晴らしい
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